2009年04月30日

今更「パンツァードラグーン オルタ」

パンツァードラグーン オルタ Xbox プラチナコレクション
パンツァードラグーン オルタ

この前東京で買った、パンツァードラグーンの派生作品のAZEL パンツァードラグーンRPGをプレイしようとして、はたと気づきました。私は、パンツァードラグーンは1作目とオルタを、途中までやったことがあっただけだったのです。

と言うわけで、XBOXのソフトを久しぶりに引っ張り出し、オルタを360にセット。難易度がきつくて、ステージ6くらいで放り出していたのですよね。

さて、久しぶりにやってみてわかりましたが、このゲームは三つの形態を使い分けないと、話にならないのですね。
  
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2009年04月29日

若桑みどり「イメージを読む」 著作権の相続は不合理が色々

故・若桑みどり先生の「イメージを読む (ちくま学芸文庫)」を読んでいました。

この本は、「薔薇のイコノロジー」と並んで、著書の中ではとても売れた、と先生が生前言っていたのを思い出します。

確かに、文庫版あとがきにもあるとおり今でも内容は古くなっておらず、非常に楽しく読むことができました。

絵画に描かれるものには、その時代の様々な社会背景を反映するものであって、歴史学の素養なしに「見る」事は出来ないと言うこと。
そして、前近代において美術は、まず圧倒的に思想を表現し広めるためのツールであって、間違っても社会から遊離した「純粋」な芸術などと言う物は存在しないと言う事。
そう言った、「美術史」に関する入門を、有名な数人の画家と絵を題材に講義していく内容です。

一番面白いのは、やはりモナリザに関する色々な「謎」の提示でしょうか。ヨーロッパを理解し、ダ・ヴィンチを理解し、キリスト教を理解してなお、完全にピースは埋まらない。それでも、科学と同じくもっとも有力な仮説を求めて、様々な解釈を同じ土俵の上で戦わせることができる。
これこそ、学問の面白さでしょう。

演習室で、美術やジェンダーと宗教・思想について熱弁をふるっていた先生の声が聞こえてくるようで、懐かしさもひとしおでした。71歳は、余りに早すぎる死と言えます。
キリスト教を理解しないと共産主義の意味と限界は解らない、などと言う話は、結局著書では書かれることが無かったわけで、残念です。

さて、問題は、先生が死んだため、この本の著作権は当然相続に供せられたと言う事です。

恐らく、この死亡記事にあるように、長男(子どもが居たのですね)が相続人になるのでしょう。

そうなると、完全な素人が専門的な著作の著作権を持ち、出版の可否等を決めていくことになります。
そもそも、確信的無神論者だった先生をカトリックの葬式で送っているあたり、かなり首をかしげるのですが。

また、今回は子どもですからまだマシかも知れませんが、子どもが居なければ兄に引き継がれた可能性もあるわけです。事前に予想しての死でなかったことは間違いありませんから。

先生は、美術研究の道に進みたいと言った時に、兄から「女に学問なんかさせて何の得がある」と言われて援助を拒否されたことを、ずっと恨んでいました。(結局先生は、イタリア政府の公費留学生として、ローマ大学で勉強する道を自らつかみ取ります)恐らく、ジェンダー史研究の熱意には、これが影響を与えていたでしょう。

そして、そんな軋轢があった人間でも「相続」という制度を経て、著作権という作品の生殺与奪権を握れてしまうわけですよね。

実は、私の祖父も昔編集に関わった本があるらしく、時たま印税だか著作権料だかが親に送られてきます。ですが、例えば改訂等の許可が欲しいなどと言われても、専門書では判断などできません。結局出版社に一任となり、権利は、有名無実な上に非効率的な事になっています。

こう言うのを見ていると、報酬請求権は財産権なので当然としても、人格権に近い諸々の権利は、相続の対象にしてはマズイと思わざるを得ません。

無関係の多数に好き勝手やられるのと、関係がないわけではない誰かに好き勝手にされる事。比較するならば、情報が後世に残り、様々な「利用」が行われる分、前者が圧倒的にマシでしょう。

著作権関連のエントリーはこちら
  
タグ :著作権

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2009年04月28日

目先優先は危険  「時効殺人」賠償が確定=除斥期間適用せず

「時効殺人」賠償が確定=除斥期間適用せず-26年後自首の加害男に・最高裁

悪いことをしたんだから当然、と思いますか?
時効制度自体がおかしい・不要と言う意見もありますね。

ですが、考えてみて下さい。そもそも、この事件の真相が発覚したのは何故ですか?
時効制度というものが無ければこの事件は、単なる行方不明で終わっていました。

時効制度があったから、真実は明るみに出、遺体も見つかって遺族の元に帰れたのです。

これに除斥期間を適用するのは、事後法で裁くようなものなので、公正の面でも問題があるでしょう。

被害者感情としてこの訴訟が出てくるのは当然なのですが、そこは裁判所が汲んではいけないところだと思います。

  
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タグ :裁判社会

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2009年04月27日

バイオハザード5の不思議な仕様 オフラインの二人プレイ

バイオハザード5を友人とやる機会があったため、気づくことになりました。

いわゆるアクションゲームの2人プレイと言った場合、どう言うのを想像するでしょう?恐らく多くの人は、単純にプレーヤー1とプレーヤー2が共通のセーブデータを使ってプレイする姿を想像すると思います。
特に、バイオ5はもともとNPCのキャラクターが同行しているわけですから、これをコントローラ2から操作できるようにするだけで、事は済むわけです。

ところが、バイオ5はそう言う仕様にはなっていません。

  
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2009年04月26日

ニコニ広告機能 その2 別タグで比較



前の記事で、「もっと評価されるべき」のタグで宣伝してくれた人がいた動画に、自分でも宣伝を入れてみました。
この前無料配布された100ポイント、使ってみるなら今だろう、という感じです。

今回、ネタが宇宙開発と言う点に鑑み、前回と異なる「科学」をチョイス。

ちなみにこの宣伝機能、バグだと思うのですが、ついているタグを宣伝対象リストで選べない場合があります。この動画の場合、「科学」と「宇宙」は選択できませんでした。
この場合、リストの下にある「自分でタグを入力」を選び、打ち込みましょう。

表示率は宣伝選択時には5割だったのですが、以後一気に落ちて2割前後で推移。狭い世界なので、お金を大量投入する人が一人出ると、一気に表示率は変わってしまいます。

さて宣伝効果ですが、一週間で再生数90、コメント・マイリストは1の増加。コメント・マイリストはこの規模では誤差ですから、概ね前回の2倍の効果と言って良いでしょう。

表示数(そのタグで検索された回数)は大体、「もっと評価されるべき」が一日あたり2500~3000、科学は5000程度のようです。
つまり、広告が表示される数としては、前回の方がわずかに多いですが、大差ないことになります。

つまり、ここで解る事は、きちんと動画内容に関連するタグを選ばないと、幾ら表示されても無意味と言うことでしょう。当たり前ですね。

この動画の場合、ネタが宇宙開発というもともとマイナーなものです。
だから、「もっと評価されるべき」という「多くの人がよいと思うはずだけど知られていない」内容を期待されるタグには、適合しなかったわけでしょう。

逆に、適合するタグに出稿していれば、それなりのクリックは見込めると言うのも事実でしょう。
今回宣伝文(前回は宣伝文表示が採用される前)は「フォン・ブラウン V2~アポロ計画」と言う風に入れたのですが、これで90回は再生されたわけです。さらに、私のように自動再生をオフにしている人間も多いはずですから、クリック回数はもっと多くなるでしょう。

単純に表示数から考えると、90/(1000×7)で、1.3%が再生してくれているわけです。

ちなみに、このBLOGに貼り付けてあるアマゾンアフィリエイトのクリック率が同じ程度。
そしてこれは、有益な情報へのリンクと間違って踏まれていることがほとんど(その証拠に、購入0ですし、「アマゾンで買う」の表示が出るタイプだとクリックは0)です。

つまり、単にクリックして見てもらう事を目的とするならば、宣伝エントリーを書いてどこかで宣伝するよりも、よっぽど効果があると言うことではないかと思います。少なくとも、数千ヒットするエントリーを出せる人間は限られているわけですから。

  

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2009年04月25日

安定感と余裕 けいおん!視聴開始

内容は、軽い音楽だから楽だろう、と軽音部に入ったダメ少女とその他三名の弱小部活物。

さすがの京都アニメーションクオリティです。作画も音楽も構成も、隙がありません。
毎回非常に美味しそうに描き込まれているお菓子の描写など、余裕あってこそ。間違っても、キャベツが緑の不思議スフィアになったりはしなそうです。

やはり、リソースに余裕のある製作環境を確保するところは、強いですよね。
かつて"made in Japan"が粗悪品の代名詞からエッジ商品のエンブレムへと脱皮しなくてはならなかったように、廉価粗製濫造路線は、自ずから限界があります。
  
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2009年04月24日

終わりの始まり JAXA、内閣府所管確定

前回の記事の続報です。

「JAXA」内閣府に移管 宇宙開発 商業利用を加速(産経)

ナチュラルに皮肉な話ですが、カテゴリは「政治」。
商業利用を加速、ですか。文科省は意識不足、ですか……
まあ、後者は全くそのとおりだと思うので、何も言うことはないです。

ですが、こうおっしゃる以上、内閣府は、「政治」の皆様は、さぞ高い意識をお持ちなのでしょうね?

と思って(嘘です。そんな事を「思」うには、彼らの前科は多すぎます)記事を見ると……

  
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2009年04月24日

酷い記事 子供ゲーマーのおよそ10人に1人が「ゲーム中毒」

子供ゲーマーのおよそ10人に1人が「ゲーム中毒」 米大学調査(ITmedia)

基となった論文はこちら

まず、これが良くあるゲーム規制派の低レベルなプロパガンダとは違うことに、注意する必要があります。

論文によると、調査は専門機関(Harris Polls)に委託され、ランダムサンプリングを用いて1,178人にインタビューしています。年齢や性別、居住地域による偏りもないようです。

また、third person effect(人間は、マスメディアの報道に沿わない「正しい」「少数」意見を持つ場合、積極的に表明したがる、と言う仮説。沈黙の螺旋という逆方向の仮説もある。ネット・ブログでは前者、リアルの社会では後者が良く見られるのは、誰もが知るところ)を取り除くためにメディアに関する質問項目を入れるなど、きちんとした工夫も見られます。

ちなみに、第三者効果は見られなかったと書かれています。つまり、マスメディアが言うのと違ってゲームで中毒になどならない、と言っているかどうかと、自分が質問項目で中毒的症状に該当する選択肢を選ぶかは、相関しないとのこと。

ですから、この研究自体は、非常に興味深い内容の真っ当なものです。

問題は、何故かITMEDIAが、

>同氏は、多くの子供が病的なゲームプレイのパターンを示したことに驚いたと述べている

と言う、露骨なイメージ誘導で記事を終えていることでしょう。

実際の論文は、以下のような注意書きがされています。

  
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2009年04月23日

補足的エントリー 福祉政策の「不平等」

何度かエントリーで、「金をまくなら低所得層」と言い続けていますが、誤解があるかもしれないので補足。
と言うか、こう言う左よりの(と取られる事の多い)主張は、丁寧に説明しないと、理解してもらえない可能性が高いので。

まず、景気対策・消費刺激としては、同じ金をまくなら金の無い層、と言うのが一つ。
単純に、年収100万の人間に10万渡すのと、年収1000万の人間に10万渡すのを、比較すればいいでしょう。前者は喜んで使う可能性が高いですが、後者にとっては毎年生じる程度の誤差でしかありません。
まあ、ここは経済学の初歩なので、単なる話の枕。

もう一つが、所得移転とからめての話。
皆さんは、こういう風に思ったことはないでしょうか?

「貧乏人に俺たちが働いて稼いだ金を渡すなんて、なめんじゃねえ。もっと俺たちのためになることに使えよ。貧乏人ばっかり優遇してるんじゃねえ」

まあ、2chのまとめサイトでも見れば、よく見かける論調です。
確かに、税支出の中で福祉は非常に目立ち、特にあの辺りに生息する人たちが大嫌いな野党が充実を訴えている事もあって、風当たりが強い政策です。
ですが、これは二つの意味で大間違いです。

  
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タグ :社会

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2009年04月22日

BALDR SKY DIVE1 経過3

BALDRSKY Dive1

関連エントリーはこちら

バルドスカイ DIVE1、最後にあたる三週目は千夏ルート。
今回は、開始直後にいきなり選択肢でシナリオが分岐します。

ところが、序盤の展開はほぼ完全に一緒。しかし、前回書いたとおり、別シナリオ扱いでスキップが通じず実にイライラさせられることに。
何故か過去の回想シーンはスキップが効くのですが、同じ文章なら現在軸でも可能にしてくれよと。

さすがに三週目ともなると、情報の重複が多くて疲れてきますし。
ちなみに、二週終了段階で既にプレイタイムカウンタは30時間。少々辛いです。

そして、またしても実にディストピアなエンディングとなりまして……

さすがに、これはバッドエンドだろうと思いまして、攻略情報を解禁。結果解ったのですが、ラスト近辺の戦闘結果によって、シナリオが分岐するんですね。
選択肢だけじゃないとは、やられました。

どうやら、レイン編と菜の葉編で見たエンディングも、グッドエンドではなかったようで。
ううん、それはそれで、なんというか……

酷い内容でしたが、実にサイバーパンクで面白かっただけに。

また、期待作は情報をシャットの原則で知らなかったのですが、1の攻略可能ヒロインは3人なのですね。見事に鍵を握る人物を外してあって、苦笑。

と言うわけで、DIVE1は終了。


以下、雑感。

  
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2009年04月22日

SFじゃない、は禁止 J.G.バラード氏死去

訃報が続きますね。
サブカルチャーの中で言ってもナンですが、主流・非主流問わず。

「太陽の帝国」「クラッシュ」のJ・G・バラードが死去(ITmedia)

個人的には、面白さがサッパリ解らなかったんですが、それもまた良し。訳の分からない作品が混じっていてこそ、ジャンルは豊穣になると思っているので。

それにしても、78歳ですか。年相応、と言ったらおかしいですが、十分長生きですね。

考えてみれば、日本の捕虜になった時の経験が大きな影響を持った人ですから、むしろ若すぎるくらいです。

ところで、太陽の帝国は自伝小説だったんですね。合わない人だったのでスルーしていましたが、あのぶっ飛んだイメージがどこから来たか、一度読んで見ようかな。


  
タグ :SF

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2009年04月21日

どこまでいっても…… エイベックス取締役の罵詈雑言

先日のアレに続いて、今度はエイベックスの取締役です。

ダウンロード違法化とBD課金の次にすべきこと

とりあえず、竹中と組んで日本を荒らし回ったお前がどの口で制度改革を、と言う正論は置きましょう。

この人に正論が通じないのは、彼が今まで書き飛ばしてきた記事を見れば一目瞭然です。

しかしまあ、また良くもここまでたわごとを並べられる物だ、と言うレベルの言説になっておりまして。

以下、面倒くさいので箇条書き。

>ネット上に違法コンテンツが蔓延し、そのコピー/ダウンロードによりコンテンツ業界が大きな被害を受けてきた

ですから、「違法」コンテンツによる被害について、通説となる研究はまだ無いはずですが?むしろ、提出されている研究では、違法コピーと売り上げに、正の相関が見られちゃったりしてるのですが?

あなた方の売ってるCDが売れないのは、単に買う価値がないからだと思いますが?


ブルーレイ課金に関しても……

>私的録音録画補償金は、オリジナルと同じクオリティーのコピーが無制限に可能というデジタルの特性が、アーティストやコンテンツ制作者の所得機会を減少させることから、逸失所得を補填するために作られた制度である。

そのこと自体が、非難にさらされてるんですよ?
補償金自体、非常に批判の多い制度です。何故なら、当たり前の権利である私的コピー(良く「法で認められた」と言う言い方をされることがありますが、正しくありません。所有権は、近代の法体系を根幹をなす絶対的な権利ですから、著作権という他人の所有物に影響を及ぼせる権利の方が、例外なのです)をするのに、「補償」しなければならない「損害」など、本来存在しないからです。

そして、また例によって……

>iPodなどの携帯音楽プレーヤーやパソコンが中心となっている。にも関わらず、これらの機器は対象に追加されていない。これは明らかに不公平だろう。

パソコンの使途として極めて小さな割合しかない音楽ごときが、記憶領域に対して課金をしようなどと言うのが、「不公平」でなくてなんでしょう?
車にはカーステレオがついているから、車から補償金を取れ、と言うくらい無茶です。


また……

>コストとリスクの応分負担めざせ

これは結論部分ですが、引用しなくていいですよね?
たかが音楽産業の小銭と、ネットワークに対する監視、および捜査機関へのフリーハンドに近い検挙口実を与えるようなリスク・コストは、まるで引き合わない。これがダウンロード違法化問題最大の論点です。
いけしゃあしゃあと、良く言えたもの。
要するに「応分負担」とは、「自分以外の誰かの、金と労力と社会負担」でしかありません。
  
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2009年04月20日

BALDR SKY DIVE1 経過2

BALDRSKY Dive1

関連エントリーはこちら

バルドスカイの二週目は、菜の葉編でした。幼馴染バンザイ!

まずは、ここで判明したシステム面の不備を。
シナリオが違うと同じ文章でも未読扱いされるため、スキップが効きません。他のインターフェイスが非常に良好だけに、この部分はかなり痛いです。


幼い日に主人公が信じていた「正義の味方」と、幼馴染が信じていた「人類の未来」。正直、前者は割と軽い扱いなのですが、後者は上手くシナリオに溶け込んで重い意味を持ちます。基本的にディストピア物であるサイバーパンクで、清浄・正常な世界を象徴する彼女がこれを口にするのですから。

この子だけは、他のキャラクターと違って汚れてないんですよ。スラムには住んでいますが、暗黒面に足を突っ込んでいるわけではありません。
それだけに、余りに無力なのですが、だからこそ主人公の心を救うのは彼女であるべきなのでしょう。

……二週目で攻略という事は、メインヒロインじゃない、と言う事になってしまうわけですが。

ただちょっと、幼馴染への感情が恋愛に転化する過程が、弱いかな。誰より大切なのは前提としても、一段クラスチェンジする説得力を持つイベントが、組まれていません。

とは言え、この感情面での描写を省略した分、後半は素早い展開でラストまで突っ走ることが出来ています。

そして、ラスト。
ええと、これはレイン編と違って、「バッドエンド」と断言してしまって良いんですよね?
確かに、サイバーパンクとしてはお約束でありますし、「空きチャンネルに合わせたテレビの色」の空すら無い世界の末路としては非常に説得力があります。
ですが、恐らく救済のトリガーとなるであろう伏線を次以降のシナリオに預けたまま、どん底に叩き込まれると……

と言うか、幼馴染が余りに救われません。一番気に入ったキャラだったんですが。
大団円ルートで、きちんと救済されることに期待しましょう。それが別ヒロインのエンディングという扱いだったら、本当に救いようがないことになりますが。

なんかこう言う、「シナリオ上幸せにすることが不可能なヒロイン」の存在は、一気に鬱にしてくれますよね。
本田透が同じ事を何度も言って、あげく以下のような小説まで書いているのも、うなずけようという物です。

らぶジェネ! (MF文庫J)

なお、↑の小説は、ヒロインを二人用意したせいで色々破綻してますのでご注意を。
文章については、初期の本田透よりも、遙かに真っ当になっていて驚きましたが。

以下、シナリオ雑感。

  
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2009年04月19日

ガングリフォンとガングリフォンIIの違い

この前買って来たサターンのソフトを、ちょこちょこプレイしています。
そして、メインはこの二作。ガングリフォンとガングリフォン2
10年前に死ぬほどやり込んだのですが、今となってはかなりショボショボ。ノーマルモードのクリアが精一杯となっていました。

緑のパワーメモリーに入っていたリプレイデータを見ても、どうやってあんな正確に動かせていたのか解りません。
戦車でナイトメアモードの黒いチューリップを蹂躙とか、今では無理です。

さて、今回のエントリーは、そんな二作をやって居て気づいた、細かな違いについて。
需要?知りませんよ。自分用のメモ、と言うことにしておきましょう。
十年後に、またほとんど忘れた状態でプレイしたくなるかも知れませんし。

なお、リプレイモードとかダブルシーターとか僚機とか裏技によるNPC機体使用とかの部分は、スルーしています。あくまでもゲームについて。

  
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2009年04月18日

BALDR SKY DIVE1 経過1

BALDRSKY Dive1

バルドスカイ DIVE1、前回の続き。

とりあえず、ノイン編をクリア。
とても幸せで余りに切ない、1週目のエンディングとしては申し分ないです。
少しネタを明かし過ぎな嫌いはありますが、それはきっとこれからどんどんひっくり返っていくのでしょう。やはり、全キャラきちんとクリアしなくては、と言う気持ちが盛り上がってきた時点で、大成功です。

なお、ヒロインの運命は過酷ですが、主人公も彼女もこれが最適だと思っているわけですし、これはこれで一つのハッピーエンドかと。

ちなみに、さすがラスト近辺の戦闘は厳しく、難易度をHARDからNORMALに落とす羽目になりました。
中ボスが漏れなく一体から二体に増えるとか、幾ら何でも無理ですって!

以下、プレイ中の感想など。

  
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2009年04月18日

ヘイトスピーチは、不道徳以前に無知で無恥

【韓国経済】買い物かごの悲鳴「ジャガイモ1つが1000ウォンを超える」にんじん・白菜・さつまいも天井知らず[04/17] (まとめサイト)

なんか、やる夫スレのまとめを見てたら目に飛び込んできたわけですが。

一々突っ込むのも馬鹿馬鹿しいのですが、なんでこうヘイトスピーチという奴は不合理なのでしょうかね。

まず、何故この手の代物は、翻訳サイトに放り込んだ文章をそのまま載せるのでしょうか?
彼らが本当に自分たちが言う程度に「日本・日本文化を愛する」者なら、最低限日本語として文章を整えてから、記事を作ると思うんですが。
いや、真面目な話、気持ち悪くないですか?翻訳エンジンから吐き出された、日本語になってない文章。

まあ、コメントを見る限り、そもそも記事をマトモに読んで書いたとは思えない物ばかりなので、どうでも良いのかも知れませんが。
結局、嫌いな国の名と、何らかのマイナス要因が読み取れればそれで良いのでしょう。

  
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タグ :社会

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2009年04月17日

無茶言うな

大人に見えた?京都の10歳児、顔認証自販機でたばこ購入

リンク先のニュースを要約すると、たばこ自販機についている大人/子ども自動判別機能が、10歳の少年を大人と判定しちゃいましたよ、と言う話。

所詮骨格やしわ等で判別してるんですから、そんなもの誤認証が起きるのは当たり前。
大体、人力で見ていたって、誤認証は幾らでも起きるわけですから。
老け顔の奴がエロ本購入担当、と言う中学生ルールと同じ話です。

逆に、システマティックに弾いたら、成人してから中学生に間違われた私はどうなるのかと。

だから、これは本当に当然の話なのです。
そう言う誤認証をどの程度まで許容して認可を行うのか、と言うのが普通の判断基準です。
別に、こんな物に限らず、飛行機でも薬品でもクレジットカードでも、問題となるのは、事故率・危険率が「許容できる範囲内」かどうかであって、ゼロか否かではありません。

そして当たり前ですが、危険率は絶対にゼロになりません。

  
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2009年04月16日

まあ、そう言う事なんだと思う

蒼色輪廻

カルトなゲームとして名高い↑の作者さんが、面白いことを書いてまして。
このゲーム自体は、一回やって見る価値がありますよ。本当にもの凄いですから。並んでいるリンクの動画を3分も見れば、まあどんな感じか解るかと。

以下、リンクと引用。

前にも同じことを書いたけれども、(人生オワタ劇場 - Hasumog)


>僕は生来、この「有害」という概念をイマイチ理解できずにいるのです。

>それもそのはず、幼き頃より僕は大人から「見てはいけない」以外の説明を受けたことがない(というか、こいつはもはや説明ですらない)。

>「なぜ良くないか」なんてこと、実はどうでも良くってさ。

>「良くないとされているという事実」だけが彼等にとっちゃあ、きっと重大事なんだろうな、と、そのように思ってしまうのよ。


これは、まさしくそう言う事だと思うわけです。

何故、我々の愛するゲームは害悪として喧伝される一方、散々そう言われていたはずの野球や小説は、現在そう言われていないのか?

何故、キリスト教国では、実写のレイプ物AVは流通可能な一方、ただの絵が「児童ポルノ」として取り締まられるのか?

何故、我々の社会を支える技術の基盤を築いた天才は、同性愛者だと言うだけで死なねばならなかったのか?


これらに対する回答で提示される「社会環境」などと言葉は、要するに上記の主張を飾っただけの物でしょう。

以下は、これをだしにして、言いたいことを書いただけの部分。
リンク先と違って経験に根ざした言葉ではないから、どうしても薄くなりますよね。

  
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2009年04月15日

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」 3巻 感想

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 3巻
俺の妹がこんなに可愛いわけがない 3巻

サーチエンジンに引っかかりやすくするには、「書評」って入れた方が良いんでしょうかね?

1巻は、ひどい話なのに起承転結がしっかりしていて物語としての完成度が高くとても面白かったものの、2巻が失速したシリーズの最新刊。

話のパターンが1巻から同じという指摘がされていますが、これは特に欠点とは思えません。妹のピンチを兄が救うというパターンは、妹を中心に組み立てられた作品世界の構造そのものなわけですから。

2巻がアレだったのは、大ネタである「妹の秘密がその友人にバレる」と言う事件の解決で、いきなり硬質な現実そのままのセリフを主人公がしゃべり出してしまったところにありました。

オタク擁護の科学的言説、正確にはオタク批判の無根拠性指摘は、オタクしか読まない本でやっても意味はありません。
オタク以上に、その「正しい」言説の無力さを日々思い知っている人間はいない訳ですから。

そう言った反省を踏まえてか、今回のネタは「携帯小説」です。

最初の方の短編は、基本的には小ネタで、単なるジャブみたいなもの。後半全部を費やしたこの携帯小説がらみの話が、本当に良くできています。

  
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2009年04月14日

BALDR SKY DIVE1 ファーストインプレッション

サイバーパンクって素敵ですよね?

と言うわけで、バルドスカイ Dive1 です。

と言っても、このシリーズはバルドフォースEXEしかやってないのですが。
基本的なシステムや雰囲気は前作と一緒です。荒廃した、余りにサイバーパンクな世界でネットワークのロボット乗りとなるアクション+ノベルゲー。攻性防壁と書いて「ブラック・アイス」、粗雑と書いて「クルード」とルビを振る、SFガジェット溢れる素敵なゲームです。

  
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