2009年06月30日

涼宮ハルヒの憂鬱12話 「エンドレスエイト」 感想

涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)
涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)


この前の委員会の内容に呆然としている内に、すっかり見るのを忘れていました。
今回は、↑の第五巻収録「エンドレスエイト」を原作とする新作回になります。





それにしても、キョンの妹は可愛いなあ!
以前のシリーズよりも、少しだけ大人っぽい感じですよね。
……すいません、ちょっとだけ無邪気にひたすら萌えさせて下さい。この辺で二次元からエナジー的何かを補給しておかないと、そろそろ保たなそうなんです。


さて、「冒険でしょでしょ」が大好きなだけに、始まった瞬間は違和感のあった新オープニングですが、夏の風景から繋げられると、むしろ好印象。並んで走り出したくなる映像の力は、さすがと言うべきでしょう。
キョンのエリを掴んで駆け出すハルヒの姿など、MADで見飽きたカットの筈なのに、それを忘れるほど新鮮さがあります。いや、上手く処理していますよね。

一方、今一華の少ないプールの光景。男2人が話しているカットが多いことに加えて、彼らが全く遊びに参加しない違和感があるせいでしょうか?だって、あの2人結局プールに入ってませんよね?





それと、往年のルリルリがラーメンを食べるシーンを何となく彷彿とさせる長門のこれは良かったのですが、遠景時にメロンソーダがもうちょっと細かく描き込まれていると良かったかも。
勿論、絵は全体としてテレビシリーズとは思えないクオリティなのですが、要求水準が上がってしまっています。↑の映像で、ストローの描写にかなり力が入っていたりするだけに。

同様に、朝比奈さんの浴衣は青系の方が髪の毛の赤に映えたような……
長門は、巾着袋とがま口が最高に決まっていたのでガッツポーズでしたが。





次の花火~虫取りのシーンについては、縁日での消極性にイラッとさせられたキョンもなんだかんだ言いつつ思い切り参加していたので、一番気持ちの良いシーンかも。何故自転車からの多段発射かは謎ですが(笑)




なにげに一番気合を入れているっぽい古泉君。

以後はダイジェスト版のような内容ですが、絵数を減らしたためかクオリティも安定し、楽しげな夏休みが伝わってくる良内容となっています。
ただ、原作では余り感じませんでしたが、画面になるとSOS団だけと言うのは少し寂しいですね。谷口・国木田コンビや鶴屋さんと言った脇役も画面に出てくれれば、一層「ワイワイ楽しむ夏休み」の風情が強くなったでしょう。勿論、メディア特性上仕方のない所なのですが。

そして、何事もないままこの話は終了。あれ?「前編」とも「上」とも付いてませんでしたよね?
13話に続くのかな?


ところで、こういう風に映像になってみてみると、ハルヒがエンドレスエイトを引き起こしたのは、宿題がどうこうではなく、単にキョンが満足していなかったからではないかと思えてきます。
8/30にキョンが笑って「いやあ、本当に楽しかったな」とでも言ってみせれば、それでハルヒは満足して9月に進んだんじゃないかと。

この辺、ハルヒをツンデレとして明確化したアニメ版ならではの解釈映像と言えるかもしれませんね。


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2009年06月30日

児童ポルノ関連雑記

反応なども出そろってきたので、いくつか指摘しておきたいことと、理論武装の参考になりそうな本とか。


1,「党の話に持って行くのはおかしい」論者は死んで良い

「民主党だって所持罪で同じような事をやろうとしてる」とか、「社民や共産はそもそも規制派」とか、挙げ句の果てには「自民の危険な候補だけ落とせば」とか言ってる連中が居るんわけですが。まあ、関係者が素知らぬ顔で書いてるのでなければ、ただの馬鹿でしょう。

まず、○○党だって云々と言う話ですが、理想的な「オタクの考えを完璧に受け止めてくれる党」が存在するとでも?そもそもまず、「オタク」が何を指すか定義する必要がありますが。

現実の政治なんですから、「一番マシ」なところを選ぶのは当たり前です。
先日の中継(ここの左側から、6/26を選び、法務委員会を選択。javascriptのため直リン不能につき)を見て、この問題で自民党の方が民主や社民よりマシだというなら、何も言いませんが。

勿論、自民党内の慎重派である早川議員を応援したり、民主党の悪性腫瘍とでも言うべき小宮山議員を落とすのは、非常に重要でしょう。
しかし、この法案は既に自民党・公明党として推進することが決定している法案です。何とか総選挙まで成立を阻止できたとして、政権交代がなければそのまま通るのは当たり前。旗振り役の一部が居なくなったくらいで、動き出した「組織」が止まる、などと甘いことを考えるのはやめましょう。


2,「どうせ大した事にならないよ」論者は、単に想像力がないだけだから相手するだけ無駄

あのビデオであれだけ滅茶苦茶なことを与党がまくし立てている中、危機感を感じられない人は放っておきましょう。
こう言う人達は、結局自分が逮捕される瞬間まで「大した事」と認識しないのですから。


3,マスコミが総スルーだけど、働きかける価値はある

アグネス撮ったら帰っちゃったという話が出てたりしますが、逆を言うと大手新聞各社はあの電波答弁を見ていないから危機感がない、と解釈することもできるわけです。
例えば東京新聞などは過去に慎重論に立って特集記事を出したりしていますし、購読している新聞に「取り上げないんですか?」と問い合わせてみるのも、決して無駄ではないでしょう。

例えば既にJ-CASTニュースは、↓こんなバナーをトップに用意して、慎重論を提示しています。
宮沢りえのヘアヌード写真集 17歳で撮影なら児童ポルノ?

同記事内で日本雑誌協会は、完全に単純所持禁止反対の立場から意見を出すと言っていたりもします。そもそもサンタフェは朝日出版社から出ていた物ですから、朝日新聞に「あなたのところの芸術写真集がポルノ呼ばわりで焚書しろと言われているんですが」と言うような意見を送る意味も、きっとあるはずです。

結局のところ政治家もマスコミも人気商売です。ある意見が一定の深さ広さで存在する事を見せつけられたら、無視することはそうそうできません。
ですから、間違っても糾弾する口調ではなく、「前の記事の後追いは取り上げてくれないんですか?」「こう言う意見もあると思うんですが」と、購読者の立場で言うことは非常に有効です。この辺、購買者の立場から、販売サイトに抗議を行うのが有効になるのと一緒です。

もっと言えば、ネットで慎重論を掲載した新聞の話が出たら、その号をキオスクで買う位の事は、当然すべきではないかと思います。売り上げ・完売率に現われれば、それこそ無視し得ない事になりますから。


4,「国家を信頼する」などと言ってる人は、北朝鮮か中国へどうぞ

近代国家と言うのは、「国家を信用しない」ところか出発しています。
信頼して任せるだけで良いのなら、王様に全て任せておけばいい。けれど、それでは上手くいかないので、国民の代表が議会を作って政府を監視し、ついでに議会・多数派というのも必ずしも信用できないから、憲法を作って原則だけは変えられなくなる、と言うスタイルです。

まあ、そこまで堅い話をしなくても、下に並べた本でも見れば、「信頼」の一言で済ませることなど不可能だと解るでしょう。


5,以下、色々と参考資料

幼稚園バス運転手は幼女を殺したか
幼稚園バス運転手は幼女を殺したか

足利事件が再審になる前の段階で、冤罪事件だと指摘した本。このような状態が指摘されながら、死刑判決が出てしまったと言うことを噛みしめて下さい。
無実の罪で逮捕された時、司法システムはあなたを助けてくれません。



それでもボクはやってない
それでもボクはやってない

お約束ですが、刑事裁判と言えばこの映画。
痴漢なら電車に乗らないという手もあるかもしれませんが、(都会じゃその対策は不可能ですけどね)「児童ポルノ」を避ける方法はありません。



Santa Fe 宮沢りえ
Santa Fe 宮沢りえ

これはオマケ。宮沢りえは当時17歳と10ヶ月。法案が通ったら、廃棄しないと逮捕されると議員様がはっきり仰ってますので、購入は自己責任で。ちなみに、既に国会図書館では閲覧停止になっており、法案が通った暁には国民が「これを規制するのは適当なのか」を判断する方法はなくなります。



医学者は公害事件で何をしてきたのか
医学者は公害事件で何をしてきたのか

最後に、少し変わった本としてこれ。
葉梨議員の言っている「とりあえず研究してみて」の危うさを理解するために、是非目を通して頂きたいです。
内容は、水俣病に関する「研究」が、如何に恣意的に行われてきたかという事を淡々と記したもの。
科学(疫学)を完全に無視した、国と企業を免罪するためだけの「研究」に携わったのが、専門家でも何でも無い人間であったこと。しかも、その結果できあがった「研究」結果は諸外国の常識をことごとく無視しているにもかかわらず、「水俣病の権威」として国内だけ(!)で通用していると言うこと。(なんと、彼らは海外に論文を一切発表していないのです)
そう言った、政府が結論ありきで始める「研究」が、どのような事態を招くかを知る上で、これ以上に率直な内容のものは無いと思います。




とにかくですね、システムがおおむね正常に運営されることを期待するのは当然ですが、警察には前科が多すぎます。
また、現実正常に運営されていたとしても、それはいつ逸脱するか解らない物であるという認識は、絶対に必要です。

「今正常に動いている」事は、新しい何かを付け加えたあとも正常に動くことを保証しません。
いわんや、既にガタガタになっているものを、さらに暴走させるような部品を加えるなど、問題外です。

そして、繰り返しますが、そのガタガタ状態を修正するための捜査過程可視化法案は、与党の拒否で審議入りできていないのです!

どうか、鬱憤晴らしにネットで書き込みをするだけではなく、簡潔な内容で良いので、自分が関係している所に働きかけを行って下さい。
よろしくお願いします。



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Posted by snow-wind at 20:30Comments(0)TrackBack(0)社会

2009年06月29日

絢爛たる特異点 「アッチェレランド」感想

アッチェレランド
アッチェレランド

ガチンコのサイバーパンクSF、アッチェレランドを読みました。

「アッチェレランド」とは、音楽用語で「段々速く」の意味だそうです。

その表題のとおり、物語は2010年代、ほんのすぐ先の現在とほとんど変わらない世界から始まり、すさまじい勢いで加速していきます。

ただし、主人公の一族(正確には、ほんの三世代)が常に主人公として登場し続ける事で、加速する世界の中には確固たる視座が提供され、スムーズに読み進めることが出来ます。

以下各論。

  
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タグ :SF

Posted by snow-wind at 22:00Comments(0)TrackBack(0)読み物

2009年06月28日

けいおん! 13話 「冬の日!」 感想

さて、今回は番外編。これにて放映終了と言うことになります。
終わってしまうのは名残惜しいですが、この会社/スタッフはこれからも良い物を作り続けてくれるはず。死ぬまで同じシリーズばかり描かされる漫画家や、シリーズを終わらせてもらえない作家の世界よりも、ずっとマトモだろうと言い聞かせながら視聴開始。

冒頭。それぞれ一人きりで過ごす軽音部各メンバーの姿は、冬の寒さを思い出させる映像。決して寂しいわけでも、芯から冷えるわけでもない(梓が猫に威嚇された橋は、陽が当たって暖かそうです)けれど、一人きりだとどこか足りないと言う画面作り。

一方、一人だけ普段と変わらず鼻歌交じりに歩く唯だけは、憂が並んでいることもあって隙がありません。
いや、あそこで一人だけ「普段(部活時)と変わらない」唯を出して主題歌に流れ込むのは、緩急の付け方として正しいんですが、いいのかそれで?(笑)

そして、何故か部室に揃っても相変わらず沈んだ表情のメンバー達。(唯除く)その後の展開と合わせて、結局軽音部において、全員をまとめているのは彼女だというのを、最後の最後に見せるんですね。
最終話のテーマは個人としての唯の成長でしたが、ここで最初から唯が仲間達の環の中で価値を持っていた事が解るわけです。
最後の部室のシーンで、天然同性キラームードメーカーとして各人を自然にフォローしている姿とか、象徴的ですよね。


そして、日常はあくまでも日常として、まだまだ続くことを示唆しながら幕。
あずまんが大王が示したのと同様、彼女たちはきっと、卒業後も集まって同じような関係を続けていくのでしょう。
それは、あらゆる意味で、全くもってリアルではない幻想の風景ですが、それだけに愛おしい。
少なくとも、見終わったあと、そんな「リアル」を忘れて彼女たちのずっと続く関係を夢想できたと言う事は、紛れもなく私にとって大切な作品となったことの証明です。

本当に、良い夢を見させてもらいました。
これだから、作品に触れることはやめられません。



ところで、後番組で大正野球娘。のCMが入っていました。トクマノベルズedgeの折り込み広告で、前から気になってはいたんですよね。この機会に読んでみようかな。
生まれる前の作品ですが、はいからさんが通るとか昔好きでしたし。



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2009年06月27日

無限航路 経過3

無限航路
無限航路


現在、後半第六章が終わろうとしています。
前半のラストから続く異星人との戦争が物語の中心なのですが、どうにも息切れ気味。
艦隊も増えて艦船デザインはさらに面白いし、個々のイベントも悪くありません。ただ、延々と総司令部の使いっ走りを続ける展開と、すぐに何処に行けばいいか解らなくなる甘々のフラグ管理が、モチベーションを削り取ります。

どうも、本筋に関係ないイベントでもこなしていないと進行止まる場合がある模様。また、航行中の通信着信イベントも、乱数なのかフラグ管理の問題なのかいつまで経っても起きない場合があります。

後者など、そもそもプレイヤーの側では何が悪いのか把握できず、その辺の港を総当たりでイベントを探している内に、どんどんやる気が蒸発していきます。
どうも、全般的に作りが甘いのですよね。

また、前にも指摘した主人公の行動についても、段々イライラが募ります。
結局、彼が戦っている理由は幾つかあるのですが、突き詰めると、以下の二つ。

1,敵討ち
2,0Gドッグ(宇宙船乗り)の誇り

それはそれで、フロンティアスピリット溢れていて凄く正しいスペースオペラです。何しろ、スペースオペラの語源は、ソープオペラ=西部劇の舞台を宇宙にしただけの、お手軽娯楽作品のことですから。(この辺、蔑称転じてジャンル名になった「ライトノベル」と同じですね)

ですが、そのために主人公がやっているのは、大マゼランに戦争を起こし、多くの人間を不幸にし、明らかにコミュニケーションの取れる相手をぶちのめしていくバーバリアンな行動なわけです。大マゼラン統一戦争なんて、明らかに千万単位で人が死んでますしね。

絵柄で似ているせいか、私は「伝説巨神イデオン」の場面が、目の前にちらついて仕方がありませんでした。

つまり、主人公に感情移入できないのです。自由に宇宙を飛び回ることへの憧れにしても、異星人の宇宙政策がどうこう言う設定はあるものの、決定的に描き込み不足。NPCの宇宙海賊達の方が、はるかに「宇宙の船乗り」をしています。

主人公は、良く言って戦争狂か軍人至上主義。そのくせ、自分は組織に属さずやりたい放題やって居るわけですから、これほど危険な存在はありません。
宇宙を自由に飛び回ることが云々言いながら、迷わず海賊行為に手を染めてみたりね。

特に、自分がやったことに責任を取る覚悟が見られない辺りが、イライラを募らせてくれます。お前の私怨で戦争起こすな、被占領地域は前より安定してて占領された側も満足してるじゃねえかとか、誰か突っ込んでやれよと思うのですが。

結局、後半初期に出てきた元戦友の行動の方が遙かに合理的で感情移入できる時点で、色々失敗しているわけです。

この辺、スペースオペラならそう割り切るべきではなかったのでしょうか?具体的には、主人公をゲリラ戦が得意な軍人にでもするか、逆にこんな大戦争を絡ませず、軍部の陰謀や宇宙海賊の伝説を軸にすれば良かったのではないかと思います。

本当、ベース・企画部分は決して悪くないし、良くできている点も多々あるんですよ。
だからこそ、なんだかんだ言いながらもう30時間近くプレイしているわけで。ただ、もうちょっと各パーツを整えてから、リリースして欲しかったかなあと。


P.S.
(ネタバレ反転)

不安定空間で因果律が歪んだ結果、妹と血のつながりが無くなりました!

と言うイベントは、酷すぎるけど面白くて、ささくれだった気分を癒してくれました。
これくらい馬鹿なノリをもう少し混ぜてくれれば、緩急が付いたかもしれませんね。


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2009年06月26日

多少良い点も? 「ふたつのスピカ」実写版 第2話 感想

面倒なので悪口から入ります。

佐野先生を除いて、演技が酷すぎて学芸会状態なんですが……
セリフが聞き取れないレベルのシーンは、さすがにNG出しましょうよ。アニメ版と違って、制作期間には余裕があったんでしょう?


着衣泳のシーンとか、あれじゃ溺れますって。フォームも酷いし、明らかに体力と筋力が不足している動き。なんでスタントマンを使わないのやら。
ところで、着衣泳の基本はまず靴を脱ぎ捨てることの筈なんですが、なんで靴を履いたまま泳ぐのでしょう?


また、設定や展開をいじる事自体は良いのですが、必然性がないのは本当にどうしたものか。

シュウが母親の再婚相手と折り合いが悪くて家を出ているなんて、「ハァ!?」としか言えませんよね。

マリカのツンデレ(違)ぶりのアピールにしても、グループワークで協力拒否とか、ただの馬鹿じゃないですか。ああ言う課題は、まずチームとしての成績を出した上で、個々人の貢献度を上乗せするのが常識です。協力拒否して自分の担当分だけは真面目にやりました、なんて、採点シートが真っ赤になりますよ。


それ以外については、やはり「ライオンさんがいない」という事実から派生する諸々が、作品のテーマと長所をローラー作戦で挽きつぶしています。

ライオンさんという師匠がいないので、アスミは水泳ができず、星に関する知識も甘々で、物理の教科書レベルの問題が解けない。獅子号の事故にしても、母親だけでなくもっとも近しい「ライオンさんを殺したのは父ではないのか」と言う圧迫感が出てこない。

やはり、挫折した過去の宇宙開発の象徴であるライオンさんが居ないことが、全ての改悪の起点なのでしょう。
シュウの父が絡む獅子号事故の真相も、これ幸いとパージしてるわけですし。

結局、重層的なドラマを生み出すための設定が端からパージされた結果、恐ろしく薄っぺらい「単なる青春物」しか残らなかったわけです。

ただ、トモロウがまだ宇宙事業団で遺族担当を続けていると言うのは、上手い設定でしょう。ライオンさんがいない穴をカバーする、上手い策です。

特に、桐生との絡みをトモロウが担当する事で、やっと過去の事故が物語の中心に出てくる事になるわけで。

もっともこれは、本来なら桐生のやり場のない怒りを正面から受け止めねばならなかったアスミが、ドラマ版ではとてもそんな役柄をこなせるような深みのあるキャラクターになっていないための、苦肉の策とも取れるわけです。
あの試練で父親の力を借りるようでは、宇宙に行くなどできるものかよ、とも言いたくなってきますが。

それにしても、宇宙学校の目玉はNASAへの留学とシャトルへの搭乗なんですか!?
日本独自の有人宇宙開発を推進する目玉として設立された宇宙学校が、何で?

とか思ってドラマ版の設定を良く読むと、どこにも日本独自の有人宇宙飛行再会の話は出てこないんですね。ナニソレ……

それと、桐生の設定は、原作で出てきたロボット技術者とコンパチになっているんですね。それにしても、親が宇宙飛行士だったなら、トモロウを恨むのは筋違いも良い所でしょう。落下地点で死んだ犠牲者と違って、自ら望んで危険を百も承知で乗り込むわけですから。

ただ、桐生の設定をこう変えたことで、アスミやトモロウとの対立が、宇宙開発を巡る大きなテーマと結びついてきます。

そう言った理論対立が出てくるらしい次回予告で期待を高められたので、とりあえず次回も見てみるつもりです。
この展開が上手くいけば、原作とは別の方向性で、楽しめるものになる可能性が出てきますから。

まあ、その場合でも、「原案:ふたつのスピカ」くらいにして、題名を変えておけば良かったのにという思いは捨てがたいわけですが。


ふたつのスピカ 15 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
ふたつのスピカ 15 (MFコミックス フラッパーシリーズ)


原作最新刊は、まだ通販サイトから届きません。前に書いたとおり、北海道の書籍事情は酷いものです。



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2009年06月26日

法務委員会での児童ポルノ議論 感情論 vs 法律論

審議の録画は、↓にあります。

ニコニコ動画の録画リスト
youtubeには、まだ見あたりません。(6/27 01:00 時点)

時間を見つけて法務委員会の中継を見ました。後半のみの上に作業をしながらだったので、色々抜けていることもありますが、一応内容を。

まず、もっとも理論的に問題点を指摘していたのは、やはり保坂議員。それと、参考人の一場順子弁護士。
前者は言うまでもありませんが、後者は福祉に携わった立場からも現行法の問題点、特に警察の怠慢を淡々と指摘していました。必見です。

一方、自民党の論客として主導権を握ったのは、葉梨議員。

事実の点で曖昧な点のある参考人の意見にはすかさず突っ込むと共に、適宜アグネスに話を振って感情論を混ぜるなど、隙がありません。

とは言え、その内容はほとんどが印象操作。子どもを縛り上げた絵を見せて、「民主党案ではこれは規制できない」と言う言質を取るなど、実に悪質です。当然ですが、そんな映像は作った段階で犯罪を構成します。

大体、それが「児童ポルノ」なら、児童誘拐事件を描いた作品は、全部違法になるんですが。私の愛する「あぶない刑事」も「太陽に吠えろ」も、DVDを持っていたら逮捕ですか?

参考人への質疑でも、(田島泰彦氏が歯切れの悪いのが一番の問題ですが)芸術性で児童ポルノと見なさない国はあるのか、と質問して、田嶋氏がアメリカの最高裁判決を上げたのを「それは意味が違う」「芸術性のある物を児童ポルノから外している国はないと言うことですね」と断言するなど、問題大あり。最高裁判決の内容を読んだなら、判事が思いきり芸術性に言及していることを知らないはずがありません。

さすが、元警察官僚です。マスコミ相手に培った、印象操作・操縦術は完璧ですね。


民主党の小宮山議員は妥協する気満々。いきなり「対立がある事は承知の上で、何とか成案を」などと言っています。この人は、完全にアリの一穴です。単純所持についても、実質的には規制したいとの意見を述べ立てるなど、最悪です。
と言うか、本当に民主党は内部統制ができていない……

「私自身は規制したいが、民主党内で異論もあって……」などと言ってるんですが、議論の場でそれを言うのは、背中から味方を撃つような物です。ああ、本当にもう!
直後に、早速公明党につけ込まれていますし。

アグネスを親しげにファーストネームで呼んでいる所を見ると、まあそう言う事なのでしょう……


それにしても、見ていて思うのは、規制反対派のプロパガンダの下手さ加減。
特に、アグネスが芸人魂全開で「見応えのある」「テレビ映えする」画像を提供する一方で、マイクが外れていることにも気づかない一場順子弁護士やドモリ続ける田島泰彦は、余りに見栄えがしません。
保坂議員は非常に上手い話をするのですが、残念ながら真面目すぎる感じです。
恐らく、コーディネーターを付けているかの違いじゃないかと思うのですが。

ケネディとニクソンのテレビ討論を思い出しましたよ。大事なのは、内容(だけ)じゃないんです、見た目なんです!


それにしても、そこを抜くと、与党の論理の滅茶苦茶さは本当に酷いものがあります。

結局、繰り返された議論をまとめれば、

野党:曖昧な定義でどうするんですか?
与党:でもこんな酷いものは規制しないとダメだよね?


と言う流れにつきます。悪影響のエビデンスには一切触れず、結局は「おぞましいから処罰」に押し込むために、与党は相手の話を聞きません。「議論」になったら負けるのは明確ですから。だからこそ、アグネスのような「泣き役」を呼ぶのでしょう。湾岸戦争の時に、偽・クゥエート人少女に議会証言させたのと一緒です。

そして、具体的な被害者の保護の話については、野党の指摘に与党は一つも答えず。「被害者が苦しんでいる」が単純所持の規制につながる論理は、「虐待の結果物が残っていると苦しむ」と言う曖昧な話しか出てきません。


特に公明党は、「濫用の恐れなど推測に過ぎない」「捜査権限の拡大にはならない」と、噴飯物の事を言っています。
しかも、参考資料作成者は米国大使館!!

曰く、「麻薬も単純所持は禁止なのだから、権限拡大にはない」
曰く、「捜査権は令状審査などで、十分抑制できるシステムがある」

本当にそう思っているのなら、在日米兵犯罪者の引き渡し義務を、今すぐ認めてもらいましょうか?
日本の司法制度が被疑者の人権を守っていないことが、地位協定の改正を拒否している論拠でしたよね?

ついでに、それだけしっかりした司法システム持ってるアメリカでさえ、ガンガン冤罪が出てるんですが?しかも、相変わらずアメリカが最大の児童ポルノ発信国ですよね?


タイで児童が虐待されているから、日本は単純所持を規制すべき!と、訳のわからない絶叫をしていたアグネスと言い、滅茶苦茶です。


それにしても、自称「法律の専門家」葉梨議員をはじめ、推進派の濫用に対する危惧の無さ、あるいは最初から濫用する気満々の態度は、ちょっと背筋が寒くなるものがあります。
国民の権利、国民に対する危険性というのは、自分やその支持者にも直結する問題の筈なのですが、なんでこんなに無感覚なんでしょうか?
今回見ていた中で、アグネスの非論理性より、公明党の汚い議論の展開のさせ方より、その点が一番恐ろしいと感じました。


追記
保坂議員も、与党案の滅茶苦茶な内容に頭を抱えています。

『Santa Fe』を1年間で処分すべしとする与党案に驚く

議員が指摘されているとおり、あの法案の理念に従えば、宮沢りえは被害者で、購入した150万人は加害者と言う事になってしまいます。

サンタフェの何がいけないのか、水着でもNGになるのはおかしいだろう、と言う議員の指摘に、「18歳まで待てばいい」などと、理屈にならないことを言っていたアグネスの酷さは、きちんと晒しておくべきでしょうね。

あの答弁を聞いていると、アグネスは18歳未満の人間を性的云々以前に「美しい」と思う事自体を、嫌悪しているように思えます。
別にご本人がそう思うのは勝手ですが、グラビア撮影でお金を稼ぎたい少女や、単に美しいもの(水着グラビアでも児童ポルノだ、と彼女はのたまっています)を見たいと思う一般市民を犯罪者にしてまで防ごうとするのは、ファシストのやることでしょう。

水着姿を合意の上で見せることが「性的虐待」に当たるなら、海水浴場で泳いでいる18歳未満は、全員被害者ですね。私の部屋にある卒業アルバムも、燃やされるべき異端の書ですね。


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2009年06月25日

早狩武志の新作発表

僕と、僕らの夏や、グリペンもとい群青の空を越えて、最近だと小説ですがハーフボイルド・ワンダーガールで有名な、早狩武志氏の新作が発表されました。(リンク先は全てAMAZON)

しゃんぐりらすまーと OFFICIAL Web Site

「恋ではなく」と言う題名どおり、かなりシックな雰囲気の作品ですね。
公開されているフラッシュでは、幼馴染の関係がクローズアップされていることからも、「僕と、僕らの夏」の路線だと思います。

正直、グリペンは好きですが「群青の空を越えて」は色々キツかったので、この流れの作品は大歓迎。「僕と、僕らの夏」は、ドリカスワゴン漁りツアーで引き当てた時の感動が忘れられません。これがワゴンに入ってるのは間違ってる!と叫んだものです。

過去に過ごした時間、取り返せない幸福とボタンの掛け違いは氏の作品で繰り返し語られるテーマですから、期待して待ちたいと思います。


「僕と、僕らの夏」が見事だったのは、取り戻せない過去の幸せを丹念に描写した上で、きちんとそこからの再出発を描ききった事にあります。幼馴染の多人数関係(要するに仲良しグループ)を描く作品は多くありますが、解消と再出発という描き方で一番納得のいく描写でした。

ちなみに、これとは真逆のアプローチを行い、結果としてアンチ・ギャルゲーを描ききったのがKeyのリトルバスターズですが、これについてはコンシューマ版が発売された時に、感想と一緒に書こうと思います。


……ところで、これも当然例の規制に引っかかってくるわけですよね?
写真部とか映研って、大学生の活動になると就職が視野に入ってきたりで嫌な生臭さがつきまといます。だから、青春劇としては高校を舞台にするのが王道なわけですが、変な表現制限が来るときついはず。

何というか、馬鹿馬鹿しくて溜息が出てきますよね。
好きな会社/クリエイターの新作には期待と不安がつきまとうものですが、不安の内容がいつもとは異質。
会社の都合でもライターの体調でもなく、訳のわからない「自主規制」で内容が歪むんじゃないかと不安に思わなくちゃならないなんて。


P.S.
ファン面してますが、ナルキスのEP3は未プレイです。EP2までで、おなかいっぱいだったので……
人を殺して感動させるのは普通の手法で、それ自体は否定されるべきじゃないと思いますが、ちょっとあざとすぎてギブアップでした。


僕と、僕らの夏 完全版
僕と、僕らの夏 完全版

これは、本当に良いゲームなのです。地味で、華がなくて、淡々とした描写しかないのに、とても素晴らしい物語なのです。後、古くささと懐かしさと切なさに溢れた音楽は出色。
こんなクソ高いもの買えるかというなら、DREAMCAST版であれば、千円切るのです。あるいは、完全版でなければ二千円程度。内容はほとんど変わりません。

ちなみに、もっと詳しい感想はこちらのサイトさんに色々書いてあります。興味が出たら参考にどうぞ。


  

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2009年06月25日

ボーダーブレイクが「全国一斉ロケテスト」なんですが

昨日から、前に書いた多人数対戦ロボットアクションゲーム、BORDER BREAKのロケテストが実施されています。

今回は買ったカードは本格稼働後も利用可能。実質的には先行配備です。

で、その実施店舗一覧表が↓

http://borderbreak.com/loca/index.html

この島は、「全国」の内に入れてもらえないようです……

こう言うゲームは、ロケテスト時からやり込んでおかないと、本格稼働時には狩られるだけの学徒兵と化すので、これは致命的。

キッツいなあ。

  

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2009年06月25日

「反日」がNGワードになる理由 児童ポルノ問題

審議入りは明日になり、各所でメール・手紙による関連議員へのアプローチが呼びかけられています。
特に、鳥山仁さん、カマヤンさんは、具体的な書き方を提示してくれているので、書く前に一読することを勧めます。

ただ、ちょっとこれは危険だと感じた内容がありましたので、そこだけ注意させて頂きたいと思います。

それは、鳥山仁さんが書いている「反日」と言うキーワードです。
リンク先エントリーで彼はこれを「事実は事実なんで変えるつもりは全然ナッシング」と言っています。ですので、あれを読んで手紙を書く人は、この言葉を使ってしまう可能性が高いでしょう。

しかし、「反日」と言うキーワードは、手紙・働きかけの場で用いないほうが良いです。

何故か?

・「反日」はネットスラングに近い、印象の悪い言葉であること
・スタンスを誤解され、事実がぼやけてしまうこと

の二点が理由です。

まず一点目。反日という言葉は、ネットの外においては、街宣右翼か歴史の教科書でしか見ません。前にも書きましたが、「ネットの連中がまた騒いでいる」と言う風に見られれば、働きかけの影響力は大幅に落ちてしまいます。

また、鳥山仁さんの指摘する個々の事実は事実として、その事実に「反日」と言う言葉を当てはめる事は、一般人はまず行いません。

一般市民(つまり、多数派)から危惧や反対意見が寄せられてはじめて、議員として、党としての対応が出てきます。
多くの市民団体は、何も言葉の趣味で「市民」を入れているわけではありません。「自分たちこそ一般市民の意見を代表している」「間違っても、少数派・特殊な価値観の団体ではありません」と、そう名前で主張しているわけです。
同様に我々も、間違っても「ネットで騒いでいる人間」などと言う特殊カテゴリでくくられないよう、注意しなくてはなりません。
そして、「一般市民」として意見を書く時に、「反日」と言うキーワードは素性をばらすNGワードとなります。

また、野党各党は、過去何度も「反日」と言うキーワードで罵倒されてきています。その言葉自体に悪印象があります。(そう言うキーワードを添えてメールや電話をした方の記録は、ネット上にいくらでも転がっています)
そのように「本来自分たちに敵対的な人間」からの訴えは、無視されます。この問題について言うことを聞いたとしても、他の問題で罵倒してくる相手なら、どうせ票にはならない。それが、普通の判断でしょう。
お願いのメールとはつまり、「この立場を取ってくれたら、投票します」と言う取引依頼に他なりません。「最初からうちに投票する気のない人間」と見られれば、効果はたちどころに消え失せます。

逆を言うと、自民党の議員に訴えかける場合であれば、この言葉を使うリスクは低くなるかもしれません。


そしてもう一点が、スタンスが誤解されること。
「反日」と言う言葉を相手に投げかける場合、投げかける人間は自分をどう定義するでしょう?「右翼」や「左翼」を使う場合は「中道」だと思っているでしょうが、大体において文脈上「反日」はストレートな蔑称です。
となると、自分を「愛国(日)」と定義した上で使っている、と思われるのは当然でしょう。実際の使用例も左翼(あるいは、蔑称としての「サヨク」)を批判する時が多いです。

ですが、「愛国心は悪党の最後の隠れ蓑」と言うような話は置くにしても、この言葉はとても的外れな言葉です。APP研も自民党も、少なくとも彼らなりに「日本を良くする」ために動いています。「良い」に含まれる価値観や前提とする事実の解釈が、我々と決定的に異なっているだけで。

今回の問題は、最初から価値観が前面に押し出された宗教戦争に近いわけですが、そこに的外れな愛国/反日、もっとストレートに右翼/左翼と言う軸を持ち込んでも、認識がおかしくなるだけです。

特に、今回反対の先頭に立っているのが社民と共産であることを忘れてはなりません。彼らに、愛国者/反左翼として法案に反対してくれている、などと言ったら憤激するでしょう。今回の論争は、右翼と左翼の戦いでもないし、愛国者とそうでない者の戦いでもありません。と言うか、そんな1ビットの識別子で割り切れるような対立など、普通ありません。

極右と言われるNRAとリベラルの代表格である全米図書館協会やACLUが、政府の規制に対して並んでデモ行進を行う。「自由」(表現の自由は代表格)を巡る論争というのは、そう言う事が普通に起きる場です。


ですから、敵にも味方にも右から左各種取りそろえた状況に、ふさわしくない言葉の使用は慎むべきです。我々の味方が右から左まで揃っていると言う事実は、大きな強みなのですから。


とにかく、言葉に付いてしまっているイメージというのは、軽視すべきではありません。
例えば、「粉砕!」と言う言葉を見た瞬間に、「ああ、左翼のアジビラね」と判断して読むのをやめたという経験はありませんか?
あるいは、「WEB2.0」と聞いた瞬間に、「ハイハイ、中身のないWEBサービスの宣伝ですね」と話半分の聴取態度に切り替えるとか。

以上まとめれば、要するにこれだけの事です。

「平易な言葉で、普通の話し方で、丁寧に手紙を書きましょう。仲間内・一部にしか通じないジャーゴンやスラングは、フォーマルな場で使うべきではありません。特に、過激な文脈で使われるものは」



  

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2009年06月24日

エロゲー鎮魂歌 規制対象と規制領域の無原則な拡大

(この「同人サイトにおける」自主規制基準は、撤廃されました。ただし、ソフ倫の自主規制基準は変わりません。詳しくは記事末尾を参照して下さい 6/26)

大手同人物ダウンロード販売サイト「デジぱれ」が、自主規制基準を公開しました。

https://www3.llpalace.co.jp/dp/circleinfo.htm

一言で言うと、「新しいソフ倫基準に従います」ですが、勿論問題はその内容。
ここで、公表されていないソフ倫の新基準が解るという効用がでてくるわけですが……


規制対象ジャンル および キーワード (倫理機構より指示された対象から抜粋)
レイプ ロリ 輪姦 陵辱 鬼畜
逆レイプ 少女 相姦 逆陵辱 強要
複数プレイ 生徒会 獣姦 拘束 脅迫
車内わいせつ 援助交際 近親相姦 拷問 緊縛
  妊娠 強姦   奴隷
  妊婦     監禁
  孕ませ



ハイ、見事なまでに、売れ線が全滅です。
これがどれほどもの凄いことかは、お近くのレンタルビデオ屋にでも出向き、アダルトビデオコーナーでも眺めてみると良いかと思います。棚が、いくつ消えますか?
あるいは、人生オワタ劇場さんが言っているとおり、有名文学の内容でも余裕でNGになる規制内容です。

何度も、ソフ倫の降伏をベルリン会議とチェコスロヴァキア解体になぞらえてきましたが、とんでもないですね。裏切ったイギリスがドイツによる大陸支配を容認、位の状況です。
ガングリフォンを思い出しましたが、全く笑えません。

重要なポイントは、最後まで抵抗拠点となるはずの同人作品が、「表」の、つまり大規模販売ルートを断たれる方向へ動き始めたこと。(他の販売サイトが追従しないことを期待するのは、かなり厳しいでしょう。包囲網をしかれているわけですから)そして、規制対象がもはや性暴力云々を飛び越えて、ロリや近親、痴漢と言った「反社会的表現全般」へ拡大しつつあるということです。

まさか皆さん、この期に及んで「○○は入ってないから自分には無関係」などと言いませんよね?

ここまで来れば、もはや児童ポルノ法改正問題ですら、「最終防衛ラインの保持」または「国体が護持できるかどうかの条件闘争」と言うレベルです。
法律に先行する「自主規制」によって、既に「禁止するまでもなく死亡済」だからです。

実はこれは、珍しいことではありません。例えば、治安維持法が施行された時、本来対象であったはずの共産党は、既に絶滅寸前でした。カリフォルニアで有名な排日移民法が施行された時、既に毎年の日本人移民許可人数はギリギリ二桁という状況でした。

ここにおいて、最後に出てくる法律は、死体が埋められた後の墓標程度の意味しか持たなくなります。

だから、「違法はいやだから自主規制」などと言う事は、やってはいけない。やってはいけなかった。権利を主張しない者に、権利が与えられることはありません。「声なき声」は、声ではないのです。



パソコンゲームは、その登場初期からオタクをターゲットとした非常なニッチ市場でした。
キーボードで文字を打ち込んでキーワードを探し、下手をすれば表示に分単位かかるガタガタの映像十数枚に一万近い金を払う、そんな世界です。以後も結局は、マイノリティの性的ファンタジーを投影する形で発展して来ました。

ですから、その絵はオタク文化の代表であるアニメ絵の流行を敏感になぞりました。
その技術的発展は、オタク文化の代表となっていったコンピュータの発展そのものでした。
そこに描かれる物語は、オタクの持つコンプレックスや願望やルサンチマンや絶望を投影した物でした。

つまり、パソコンアダルトゲームの歴史とは、そのままオタクの歴史でもあったわけです。少なくとも、その重要な一側面を担ってきたものです。
映画で言えば日活ロマンポルノ、と言う評価は、あながち間違いではありません。
エロを抜いて他メディアへ移植、と言う事が頻繁に行われたのも、つまりはそのテーマがオタクにとって普遍性を有していたからです。

また、アダルトゲームは表現としても内容としてもエッジであったため、一定年齢以上のオタクにとって、大きな地位を占めてきました。
「エロゲオタ」以外のオタクでも、作品名やキャラ・物語の類型など、「教養」として、一定の知識を要求されるものでした。

つまり、アダルトゲームはオタク文化の代表選手の一人だったわけです。

私は、さっきからアダルトゲーム、いやもっとストレートに言いましょう。エロゲーの墓碑銘、鎮魂歌を書いています。
事態がここまで進んでしまったら、もはやできることは、他への波及防止とダメージコントロールしかありません。例えそれが、「せめて港の近くまで運んで沈没させよう。将来の引き上げ作業が少しは楽になるから」と言うレベルであったとしても。

いずれこの自主規制がなし崩しになるとしても、そうなるまでの間、適応進化するための時間と労力を取られ、人材の流出や資金繰りの悪化に苦しめられ、「失われた十年」を費やすことになるのは間違いないでしょう。
ただでさえ縮小傾向にあった業界が耐えられるとは、とても思えません。


何だか、凄く既視感のあるパターンだなと思ったら、医療「改革」ですね。
厚労省の「医療制度さえ守れれば医療は崩壊しても構わない」と言う見事な倒錯政策で、保険あって利用なく、設置基準あって病院なく、診療基準あって医師はない、素敵な事になったアレです。先進国最低の費用で最高水準の国民健康を達成していたシステムが、ほんの十数年ぺんぺん草も生えない荒野に。

あれも、(人口に膾炙するイメージとは違って)医師会がまるで「抵抗勢力」として機能せず、反発を恐れて「改革」案を丸呑みしていったあげくの惨状です。
あちらも、崩壊したシステムを立て直すのは向こう二十年は無理だろうとか言われていますが、さて……

それにしても、さすがにこれには開いた口がふさがらないのですけどね。加盟各社は、こんな基準を「仕方ない」と言うんですか?そうまでして守らねばならない「業界」って、何でしょう?
それこそ、「食っていく」事が目的なら、ブラックも良い所のあんな業界に居る理由はないと思うのですが。

とにかく、民主党についてはまだ「妥協というわけではない」と言う可能性もあるようなので(リンク先は二次元至上主義さん)、手紙等のロビィングは、できる範囲で続けて下さい。
まだ陥落していない販売サイトに、今までどおり売り続けて下さいとお願いするのも、死活問題として重要になってくるでしょう。

オタク個々人まで諦めてしまったら本当に試合終了なので、まだできる事があることを喜んでおくといいと思います。完全無欠の自己欺瞞ですけどね!


6/26追記
何と、ユーザーの声に応える形で、デジぱれはこの新基準を撤回し、同人作品については従来どおりの形を続けることを発表しました。

デジぱれ★さーくるいんふぉめーしょん

ちなみに、文中にある今までどおりの利用規約は、何故かリンクになっていないのですが、↓です。

http://www3.llpalace.co.jp/dp/kiyaku.htm

元々自主規制をしていた、
> 作品内に登場するキャラクターの年齢が「18歳未満」であることを特定する表現は行わないで下さい。 直接的な年齢描写の他、学年や所属集団の表現もこれに含みます。
> 「猟奇」「切断」「近親相姦」「獣姦」「死姦」「出産」はみだりにこれらの描写を行わないで下さい。


と言う内容のみですね。確かにこれなら、関連団体へは「きちんと自主規制しています」と言える上に、実質的には骨抜きに出来そうです。「みだりに」なんて言葉がポイントですね。

これは、一連の流れの中で、はじめて出てきたユーザー主導の目に見える成果です。
小売は商売でやって居るわけで、その中でユーザーの声がはたす役割は小さくありません。
働きかければ動いてくれることもあるという事の証明が出てきたわけで、張り切って要望を伝えていきましょう。



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Posted by snow-wind at 22:00Comments(3)TrackBack(0)社会

2009年06月23日

無限航路 経過2

無限航路
無限航路

この流れだと、ヒロインは選べるのかな?

いわゆる侵略者で銀河帝国な異星種族「ヤッハバッハ」の侵攻という大イベントによって、前半戦は終了しました。
この大イベントにおける、「歴史が動く巨大な戦争の中で、遊撃部隊としてそれなりに重要な役割をはたすが、大局は動かせない」と言うシナリオが、正にスペースオペラ折り返し地点と言った風情。銀英伝とかスターウォーズとか、ああ言うノリです。

ただ、その重要な戦闘で、NPCが乗る艦が自分の艦隊で主力になるのは不満だったり。何ですか、そのダメなゲームマスターによるTRPGのシナリオみたいなのは?

さて、その後ドラクエ5を彷彿とさせる時間経過イベントを経て、物語は後半に入りました。

ところが、ここで大変なバグがあります!
いや、主人公の変化のことではありません。多分。「蒼き流星SPTレイズナー」を一瞬思い出しましたが、これはゲームだから打ち切りの心配は少なくとも無いはずです…… 名前入力が可能な主人公だったら、DSを叩き付けていた所ですが。私、ゲームは基本的に本名プレイですから。

ええと、何の話でしたっけ?
とにかく、後半開始ご最初の港に入ったら、その場で必ずセーブしておきましょう

なぜかここの港にある改装工廠から「戻る」でメニューに戻ろうとすると、どうやってもフリーズします。私のソフトだけかもしれませんが、避けるのが無難でしょう。ここまで30分弱の時間がかかるので、本当に酷い目に遭います。

そして、後半に入った瞬間に、難易度もまた高騰します。
何しろ、前半の舞台・小マゼランは、あくまでも宇宙の後進地域。そこで最新鋭の艦隊も、後半の舞台・大マゼランでは単なる武装商船レベルでしかありません。

なんだか、アフリカで名をなした傭兵部隊が、先進国の戦争に放り込まれたような感覚。テクニカルでメルカパと殴り合えと言われたような、絶望感溢れる場面が続出します。
戦艦の主砲が直撃して、ダメージが一桁とかザラですから。

結局、艦隊4隻中、最低2隻を刷新するまでは、イベント戦闘にはまず勝てません。頑張ってお金を貯めましょう。私も、3万の貯金と売らずにとっておいた駆逐艦2隻、巡洋艦1隻を売り払って新型艦を2隻導入して、やっとイベントをクリアしました。

それにしても、最新鋭戦闘機60機をそろえるのにかかった経費だけで3万です。空母の運用コストの大きさは、もはや笑うしかないレベル。でも、艦載機群が無いと、話になりませんしね。

さてシナリオの方はというと、またもってまるでまとまらない大マゼランの諸国家を行脚して、しばらくはお使いのようです。ガジェットは相変わらずスペースオペラしていて楽しいのですが、戦闘のきつさで段々と息切れが。
新型艦を3隻導入した所で一気に楽になりましたが、ここに来るまで資金を貯めるための雑魚狩りで、2時間ほど使っています。

ただし、艦船に設置できるモジュール(船内の施設)はどんどん増えており、デザインの楽しみはうなぎ登りで良い感じです。あちらが立てばこちらが立たずのバランスが、きつめの戦闘と相まって頭を使わせてくれます。

私の場合、機動性を重視した代わりにコマンドタイムが足りず、攻撃の手数が少ないのを艦載機のエアカバーで補うようなデザイン。こうなると、空母はもう一隻欲しいですが、空母自体が金満装備なのでまだ許せず。

少しずつ装備が揃っていくので、お金稼ぎもまだ苦痛だけではありません。

と言うわけで、後半に入ってからのシナリオはまだ大きくは動かず。
恐らく、反宇宙航行主義の宗教国家の存在が、これから大きくなってくるのでしょう。また、一旦後継に退いたエピタフの謎も、銀河に残る遺跡群と合わせて伏線として残されていますし。

まだまだ、もっと面白くなってきそうな雰囲気は濃厚なので、早く続きをやりたい所です。



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Posted by snow-wind at 22:00Comments(0)TrackBack(0)ゲーム

2009年06月22日

解ったぞ、奴らは阿呆だ 「ふたつのスピカ」 実写版

スタッフBLOGが更新されていました。

そこに、とんでもない事が書かれています。


>『努力すればいつか夢は叶う』と信じるアスミに『報われない努力もある』先生の一言が重く感じました。
>
>という一文を書き込んでくださった方がいらっしゃったのですが、これはドラマ版「ふたつのスピカ」の重要なテーマの一つです。
>
> 小さい頃から宇宙飛行士になりたい、いつかなる!とピュアに願うアスミが、誰もが宇宙飛行士になれるわけではない、誰もが夢をかなえられるわけではないという現実に、どう向き合い成長していくのかが、物語の軸となっていきます。



……ハァ?
原作を見た方なら一目瞭然だと思うのですが、間違ってもあの物語は「誰もが夢を叶えられるわけではないと言う現実と向き合う」などと言う、生温い内容ではありません。
ライオンさんも父トモロウも宇宙学校の先生達も、そしてアスミと仲間達ですら、みな報われない努力に涙を流します。

努力が必ずしも報われない?そんな事は、あの作品の前提です。絶対条件です。
だからこそ、多くが無駄になると解っていても努力し、前を見つめて走り続ける主人公達は眩しいのです。そんな事を、わざわざ「知」らなければならないほど甘い人間は、どこにもいません。

別に、原作を別物に変えてしまうのは、メディアの違いでやむを得ない面があると思います。
しかし、原作が持つテーマを欠片も理解していないとなると、これは名前を使う事自体が失礼なレベルです。

と言うか、本当に理解できなかったのでしょうか?幾ら何でも、信じがたい所です。あれほど露骨に、汗と挫折と死と破れた夢が織りなす物語を読んで、そんな微温的なテーマしか読み取れなかったのでしょうか?

読み取れなかったのだとしたら読解力に相当問題があるでしょうし、解った上でそんな下らない物を堂々とテーマに据えられるなら無恥でしょう。

原作者に幾ばくかのお金が入ること以外、全く歓迎できない他メディア展開は悲しいですよね。

これだけ、あらゆる意味で跡形もなく改変されてしまっていては、ドラマで興味を持って原作を読んだ人間には、逆に原作が受けいれがたい別物と認識されてしまうでしょうし。

こう言うやり口は、何よりもまず作品に対する侮辱です。いつも思うのですが、こう言う真似をする制作者は、同じ作品を生み出している人間として恥ずかしくないのでしょうか?


ちなみに、さすが天下のNHK. 前回の記事から送ったトラックバックは不採用です。それで、「意見に耳を傾けました」などと言っても、ああ、心地よい意見しか聞かないのね、としか思えません。大体、スタッフ・キャストに友人知人って、それ全部身内じゃないですか……
書き込みなんて言ったって、公式サイトに書き込まれる内容はベタ誉めにしかなりませんしね。


ふたつのスピカ 15 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
ふたつのスピカ 15 (MFコミックス フラッパーシリーズ)


ドラマ化のせいで、タイミングを合わせるためにこの15巻の発売が遅れたかと思うと、はらわたが煮えくりかえります。


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Posted by snow-wind at 22:00Comments(0)TrackBack(0)アニメ・映像系

2009年06月21日

けいおん! 最終話 「けいおん!」 感想

気づけば「けいおん!」も最終回。密度の濃さは見事でしたが、いくらでもダラダラ続けられる素材だけに、もっと話数を費やして欲しかったという無い、ものねだりもしたくなります。
まあ、番外編はあるようですが。

ところで、最終話になって、舞台の学校が女子校だと気づいた私は、やっぱりダメですか?あずまんが辺りから、舞台が共学でも画面上では女子しかいない、と言うパターンが多かったので、すっかりだまされました。
だって、沢ちゃん先生の想い人とか、出てきてたじゃないですか…… 確かに、同じ学校だとは一言も言ってませんでしたけど。

冒頭。あちこちで沢庵沢庵言われていたのは、こう言うことですか。まさか、割とシリアスなはずの最終話でこう来るとは思わず。つかみはバッチリですね。

そして、唯を看病する憂。抜き出した後勝手に生えてくるボックスティッシュにも気を取られないほど、ニヤニヤさせてもらいました。

さて、最後のオープニングですが、今頃になってはじめて各キャラの紹介画面の飾り枠に、ひらがなでキャラ名が書かれていることに気づきました。てっきり、グラフィックアートみたいなもんだとばかり……
一回そういう風に見てしまうともう気づかないわけで、全く困ったもんですね。最終回で気づけたのは僥倖ですが、最初から気づいていれば序盤から名前をすぐ憶えられたのに。

なお、9話の感想でした期待は残念ながら裏切られ、梓は最後までオープニングでは演奏シーンのみの登場。日常風景にも出て欲しかった。

憂の「口移し」発言を、さらりと流せる自分が嫌です。と言うか、憂ならそれくらい普通に思うよね、みたいな。

澪が衣装を選んでいておかしくなるシーン、モデルが全部ムギというのは、澪の妄想なのかと思ってたら、本当に着てるというオチ。最後まで、ムギは良い汚れ役(違)です。
まあ、次のシーンの空気読まないさわ子先生も、相変わらずでしたが。

そして、まさかと思ったらやっぱり入れ替わってる憂。一瞬そうかなと思ったんですが、リボンの色も違うし、熱に浮かされておかしくなったのとどっちか悩みました。それにしても、明らかに唯より才能ありますよねえ……

さて、涙ぐんで赤らむ梓が見れて眼福だった所でライブへ突入。
ステージ衣装?……なんて言うか、バスローブと言うかアメリカ映画に出てくるコールガールと言うか。こちらは、目の毒じゃなく気の毒な感じだったので、スルーで。
ナチュラルにスキンシップに持ち込む唯の同性キラーっぷりは、存分に見せつけて頂きましたが。

で、ここでも憂が出てくるわけですが、お姉ちゃん以外と仲良くするなって言ってるだろ!!

失礼。
まあ、最後にはお姉ちゃんが中心だったので良いですけどね。

それにしても、まさかクライマックスで、ああいう場面作りをすると思わなかったので、本当に意外でした。
ただ、一話と同じ構図で、一話と同じ道を、しかし一話よりも遙かに格好悪く遮二無二走る唯。その姿は、最後の最後で、見事に一年間の成長を感じさせてくれます。

そう。「格好悪い」事が、本当に格好良いんです。
どうでも良いことに夢中になって、下らない活動なんかに必死になって、そしてそれを大切に思う気持ちを共有できる仲間がいる。結局、「けいおん!」が描いてきたのは、そう言う当たり前の姿なわけですから。

最初から何度も指摘してきた、彼女たちのダサさ、格好悪さ、普通さは、ここで完全に昇華されて、かけがえのない価値を画面上で表現してみせるわけです。

だから、最後に唯は、一人だけステージ衣装を着ず、歯をむき出し、汗を飛ばし、顔を歪めて、馬鹿みたいに恥ずかしい歌詞を熱唱しなくてはならないのです。だって、それが最高に格好良いのですから。

格好良いと思わなかった人は、要するに作品がその魅力に捕まえ損ねた人と言う事。その多寡が、つまりこの作品の評価と言う事になるでしょう。

少なくとも私は、ニヤニヤではない晴れやかな笑顔で、この作品の終わりを見る事が出来たと思います。

後は、幕が下りる所の演出ですが、「おしまい」の所は要らなかったかなあ、と言うのが正直な感想。夕日の差し込む無人の部室に音楽を重ねて終わった方が、いずれ終わる・もう戻ってこない学生達の日常物語として、綺麗な幕になったのではないかと。

ただ、番外編がこの後にある、と言う事を前提にするならば、あの「締まらない」締め方もありな気がしてきます。この辺は、DVDなりになった時、どう整理されるかで決まるかな?


けいおん! 7 (初回限定生産) [Blu-ray]
けいおん! 7 (初回限定生産) [Blu-ray]

結局13話だとすると、7巻には一話しか入らないんでしょうかね?




けいおん!関連エントリーはこちら



  

Posted by snow-wind at 22:00Comments(2)TrackBack(0)アニメ・映像系

2009年06月20日

民主党は何を考えているのか? 児童ポルノ法改正案審議入りへ

児童ポルノ禁止法:改正案審議入りへ--26日衆院で

要するに、審議入りを拒否していた児ポ法改正案を審議することにしたわけです。
一昨日の段階では、保坂議員の日記(最下部)で、民主党は捜査可視化法案が先だと突っぱねているという報告が出ていたので、喝采を送っていたのですが。結局、重要法案である可視化法が無視されたまま審議入りって、まさか与党の要求を丸呑みしたんでしょうか?


前にビスコンシティと言う概念について書いたことがありますが、このタイミングで民主党が審議に応じると言うことは、これを大きく傷つけます。

本当にあの改正案を重大な問題と思っているのなら、審議に応じる理由はありません。
自民党は最近のゴタゴタで支持率は酷いことになっており、無意味に延長された会期さえ終われば、政権交代は指呼の距離まで迫っています。

つまり、本当に与党案を葬る気があるのなら、解散まで審議に応じず委員会で止めてしまえばいいのです。少し籠城すれば援軍が来て戦況が変わると解っているのに、城門を開いて出撃する馬鹿はいません。要するに、民主党は優先順位か党内政治の結果かはともかく、児童ポルノ法改選案阻止という論点を、捨てることにした可能性が高いと言う事です。

しかも、既にダウンロード違法化が決まっていると言うことを忘れないで下さい。誰でも捜査の対象にできる法案と、誰でも有罪にできる法案がセットになれば、何が起きるかは言うまでもないでしょう。

オウム信者を端から軽犯罪法違反と銃刀法違反で引っ張った警察のやり口を、私はリアルタイムで見て良く憶えています。「相手がオウム信者だから」などと言ってこれを危険視する人間を嘲笑っていた連中は、同じパターンの職質・点数稼ぎが横行する現状をどう思うのでしょう?

現在、オタク、ロリコン、ダウン厨、などと言って上記法案への懸念を嘲笑っている人間は、その辺を良く肝に銘じて頂きたいです。

ニーメラーの言葉を一々引用するのも飽きましたが、有名な治安維持法は、共産主義者以外に適用されるなど、当初誰も想像していなかったのですよ。
(笑えることに、治安警察法制定に反対し、以後同法に痛めつけられて来た各政党も実質的な反対はしなかった)

そして、民主党は正に、我々マイノリティを見捨てつつあるわけです。大多数の人間は「ユダヤ人」でないという理由で……

徒労感が絶望へと転化しそうになっていますが、まだ可決されたわけではありません。民主党・民主党議員への働きかけは、正念場と言えるかもしれません。
是非、最後まで諦めないでできる事をして頂きたいです。

なお、以前手紙を送った民主党議員からは、結局返事がありませんでした。
当時の党の見解をコピペすれば良いだけの筈なのに返事がもらえなかったと言うことは、当該議員が方針に反対だったか、民主党自体が妥協することを決めていたかのどちらかでしょう。

どちらにせよ、北海道二区選出の衆院議員「三井辨雄」には、絶対に投票しないことをお勧めします。


別方向から見れば、今回の民主党の妥協はまだマシと言えるかもしれません。
政権交代してから手の平を返されるよりは、今の内であればしっぺ返し戦略をとることができるのですから。

それにしても、二大政党制を指して「ラベルの違う二本の瓶」とは、良く言ったものです。(ロバと象しか選べない、でも可)両方がどうしようもないとするならば、結局共産か社民か国民新党かという弱小三択になってしまうわけで。泣きたくなってきますね。
右から左まで取りそろえているので、ある意味選り取り見取りですが。

それにしても、現在の民主党の主流派は旧社会党系のはずなのですが、一体何をやってるんでしょうか?社民党がここでは正論を吐いて本当に良い働きをしているのに、恥ずかしくないんでしょうか?

あなた達は、表現の自由が認められない時代に、どれだけ酷い目に遭ってきたか忘れたのですか?
警察の捜査権が無限拡大する国で、どれだけやりたい放題が為されるか、教訓を学んだのではなかったのですか?
お願いですから、普段言っている「過ちは繰り返」さないとの言葉が本心ならば、きちんと行動で示して下さい。

治安維持法小史 (岩波現代文庫)
治安維持法小史 (岩波現代文庫)

無駄に大きな力を持った法律は、恣意的な運用によってあっさり凶器に変わるのです。


児童ポルノ規制関連の記事はこちら




  

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2009年06月19日

引き続きライトSF 『タイムスコップ』

タイム・スコップ! (一迅社文庫 す 2-1)
タイム・スコップ! (一迅社文庫 す 2-1)

前回に引き続き一迅社文庫。菅沼誠也の「タイム・スコップ!」です。

理由は解らないが時間移動能力を身につけてしまったラノベ的お気楽女子高生と、特異点として唯一その影響を受けない幼馴染の、歴史改変SFです。

題名は、スコップで土木工事をするノリでタイムトンネルを掘り、歴史を変えてしまうと言う設定から来ています。ただ、リンク先のAMAZONの評価にあるように、「スコップ」を設定として使い切れていません。実は、別にスコップがなくても移動能力は使えるので。

ただし、同じレビュー内にある文章については、特に気にはなりませんでした。余り自己主張している物でもないですし、良くも悪くも印象に残らない感じかと。ライトノベルとしては、ある意味理想ではないでしょうか。

内容は、表紙からもわかるとおり割とお気楽なノリで時間を飛び、歴史が書き換わってしまって頭を抱える、と言うラノベらしい物。ですが、いきなり第二話で史実ではあり得ない世界に飛ぶ辺り、単なる時間移動ではないことを臭わせます。

また、時間改変物の宿命である「発生したオルタナティブヒストリーを元に戻すことは、発生した時空のジェノサイドに他ならない」と言う部分に、きちんと向き合っているのは重要なポイント。SFとしてきちんと筋を通していて、思わず頷いてしまいました。

涼宮ハルヒの消失で、この点について完全に無自覚なキョンに突っ込みたくなった人間には、こちらの方が納得して楽しめます。(勿論、「涼宮ハルヒの消失」は、そう言った欠点を越えて十分に面白い作品なのですが)

そして、最終話の非常に重要な場面で、幼馴染が特異点としての決意表明を行う辺りは、割と痛いのですが、上手くオチを付けて軟着陸させた所が好感度大。あのまま、彼の自己陶酔を主軸にシナリオを進められたらどうしようかと思いました。


それにしても、「歴史改変の結果、全体主義化した日本ではエロゲーが全面禁止されており、エロ本も空前の灯火。それは許せないのでオタクの幼馴染が奮起して再改変を目指す」と言うネタが、冗談に見えない状況って、本当に笑えませんね。
勿論、このネタは有名なブラッドベリの「雷のような音」(「太陽の黄金の林檎」収録)の、パロディなわけですが。


とりあえず、前回も書いたとおり、一迅社はSFで結構良い作品を出してくれてて嬉しいですね。

  

Posted by snow-wind at 22:00Comments(0)TrackBack(0)読み物

2009年06月18日

big brother is watching you!

チラシの裏(3周目)さん経由。

ドサクサに紛れて、また警察が事業拡大を目指しているようです。

性犯罪抑止へ 情報収集を指示(NHKニュース)


既に、治安悪化詐欺によるやりたい放題がありますから、はいはい、パーキンソンパーキンソン、などと笑っている訳にもいきません。(リンクは、前者がAMAZON、後者がWIKIPEDIA)


>性犯罪は被害者の心身に深い傷を残す犯罪で、先制・予防的な活動が求められている

警察の仕事は事後処理であって、予防はあくまでもオマケです。「まだ犯罪を犯していない人間」に手を出すようになったら、それは既に警察ではありません。
「まだ裁判にかけられたわけでもない人間」を勾留し放題な野蛮国の組織は、理解していないかもしれませんが。

それにしても、先制的って……
七都市物語やブッシュ・ザ・クルセイダーじゃないんですから。
あと、その活動を「求め」ているのは、仕事と権限と予算を三位一体で増やしたい、あなた方ですよね?


>対策チームの設置から2か月間でわいせつな言動が確認された不審な人物を監視するなどして203人を検挙

ほうほう、一般市民をストーキングですか。
こう言うのは、「何人を監視した結果か」「罪名は何か」が重要だと思うのですが。前者はともかく、後者はまさか、「公務執行妨害」とか「迷惑防止条例違反」とか「軽犯罪法違反」じゃないですよね?


  
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タグ :社会警察

Posted by snow-wind at 22:30Comments(0)TrackBack(0)社会

2009年06月18日

原作とは別物として 「ふたつのスピカ」 実写版 第1話 感想

ふたつのスピカ 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
ふたつのスピカ 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)


私が、現在進行中の作品でもっとも愛してやまない作品が、「ふたつのスピカ」です。

内容は、ほんの少しだけ未来、純国産有人ロケットの墜落事故で母を失った少女が、新設された宇宙学校で飛行士を目指すと言う、気恥ずかしくなるほどまっすぐな青春宇宙漫画。

宇宙を目指す主人公の成長を縦糸に、墜落事故に関わってその後様々な人生を歩んだ親世代の話を横糸にした、とても素晴らしい作品です。ブラッドベリかフィニィかと言った、あの手の優しい宇宙物。


ですが、これは実写です。ドラマです。NHKです。
予算的にはNHKである事は強みですが、かつて黒歴史と化したアニメ版を制作したのもここ。不安はぬぐえないわけです。

って言うか~、JAXA全面協力とか、露骨すぎて笑えますよね?
要するに、前に紹介したJAXAの有人宇宙技術開発計画の宣伝用ですもんね。
でも、良いんですか?これって、国産有人宇宙計画は、政治家の横やりで外国技術の導入を余儀なくされ、死亡事故起こして頓挫する、って言うストーリーなんですが……


とは言え、やっぱり期待している自分もいるわけで、久しぶりにテレビをリアルタイムにつけてみました。

以下詳細。
  
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Posted by snow-wind at 22:00Comments(0)TrackBack(0)アニメ・映像系

2009年06月17日

無限航路 経過1

無限航路
無限航路

なんだかんだで、気づけばプレイ時間が15時間に迫ろうとしています。現在第6章。

艦隊も三隻まで増え、艦載機の利用も可能になって、結構面白くなっています。特に、空母や戦艦は艦内スペースが豊富で、色々積めるのが面白い所。

もっとも、増えれば増えるほど、私の母艦は戦闘力が落ちていくような気がするのですが……
だって、どう考えても、火器管制室やレーダー室より先に、食堂や艦長室や自然ドームを置きたいじゃないですか!?艦内スペースが増えるペースより、置きたいボンクラ装備増えるペースが遙かに上です。

※艦内装備は疲労蓄積を押さえる「居住性」や成長率を補ったりするので、決して無駄ではありません。純粋な戦闘は、勿論辛くなりますが。

シナリオも、結構ダークな面も多いスペースオペラで飽きさせません。いくつかのイベントが同時に進行しているのですが、どれも宇宙の謎や銀河情勢に絡むもので、しかもきちんと連動して展開していきます。

例えば、現在進行中のイベントは以下。

1,植民可能星系群を巡る、二つの国の歴史的争い
2,辺境領域から接近中の、異星種族大艦隊への対応
3,銀河に名をとどろかせる大海賊が集める「エピタフ」の謎
4,小マゼラン銀河最大の大国における、軍内部の派閥争い
5,主人公の出生の秘密

基本的に、3が作品全体を貫く謎で、2と5はこれに関連。そこに、1と3が現在目の前に迫る問題として対処を要求されている、と言う状況です。実に、スペオペらしくて良いですよね。

なお、前回書いたシステム面の問題についてですが、数値補強系能力は、寄港時に見れるヘルプメニューから、参照できることがわかりました。まあ、wiki見た方が早いでしょうが、あそこはメニュー見ただけでネタバレをかましてくれたりするので、クリアするまで見ない方が良いでしょう。
って言うか、さっき覗いて激しく後悔。嫌がらせですか?


ただし、インターフェイスについては、進めれば進めるほどストレスがたまってきます。

まず、タッチペンを使う理由が全くありません。
航路の選択にしても戦闘中の行動にしても、素直にボタン操作にした方が遙かに楽です。戦闘ムービーのカットにしても、セリフ送りにしてもそう。唯一艦船設計画面はタッチペンの意味がありそうですが、目当て以外のパーツを掴んでしまって酷いことになること多数。鋼鉄の咆哮を思い出せば解るとおり、あの手の操作に、ドラッグツールは必須ではありません。

ちなみに、ゲーム中一番使うボタンはL/R(セリフやムービーの早送り)です。

そして何より、資料の参照性が最悪です。
一応、スタート画面に「データベース」というのがあるのですが、固有名詞が乱れ飛ぶゲームだけに、すぐに目的地やミッション内容がわからなくなります。
それどころか、「現在受けているミッション」「現在指定されている目的地」を確認する方法がありません!一応、ミッションは受けた酒場に行けば確認できますが、そもそもどこの酒場で受けたかすぐに解らなくなります。何しろこのゲーム、宇宙は広大なのです。

例えば、「○○と言う星系の××と言う星で△▽が待っている」などと言う情報をもらっても、その星系がどのワープゲートを経由していけばいいのか、その星系のどの辺にあるのか、そして△▽って誰だったか、などと言う情報は参照できません。
ゼノサーガの大辞典みたいな物を付けろ、とは言いませんが(あれは、あんな物作ってる以前にゲームをきちんと練れと言いたくなりましたし)それこそ固有名詞はタッチペンで触れるとTIPSが開く、位の事はするべきだったかと思います。

正直、この仕様では、数十分ずつ細切れでプレイすることはできません。
再起動して、「さて、どこに向かっているんだっけ?」となる事多数。ミッションを受けようとして「もう受けているようだね」などと言われると、冷や汗ものです。何しろ、何処に行って何をすれば良いのか解らないのですから。

どうもこの辺、悪い意味でSEGAとでも言いますか、不親切極まる仕様で大損しているように思えます。

ちなみに、もう一つの欠点として、主人公の行動が、きれい事と感情優先の暴走をシームレスに揺れ、悪い意味でラノベ的な事があります。ただまあ、これは「少年」だから仕方ないか、で見なかったことにもできるでしょう。この程度でムカついていては、和製RPGはできません。要するに、アレとかソレとかに比べれば、まだマシです。

ですが、ゲーム部分は見ないふりは無理。
折角題材がよいのですから、こんなところで下手を打たないで欲しかった所です。

せめて、宇宙の全域マップが、適宜参照できていればなあ……
(○○と××が□□を巡って対立、とか言われても、どこか解らないのですよ)


無限航路関連エントリーはこちら




  

Posted by snow-wind at 22:00Comments(2)TrackBack(0)ゲーム

2009年06月16日

これはこれで良いのかもしれない『ペンギン・サマー』

ペンギン・サマー (一迅社文庫)
ペンギン・サマー (一迅社文庫)

ジュブナイルです。SFです。タイムファンタジーです!

と、私の好きな要素が端からぶち込まれている作品で、確かに面白いのですが、妙に引っかかる部分もある微妙な作品。作者は六塚光。

幼馴染(?)に不思議な裏山探検に誘われた男子高校生は、山の中で不思議な経験をする。しかし、彼にはその内容に心当たりがあって……
と言う、結構変則的な始まり方をするライトノベル。

その後、舞台となる町に残る伝承や、どこか間抜けな怪事件、日記やボイスレコーダーに残された記録などが散りばめられ、一つの大きな事件が浮かび上がってきます。

題名は、最近再刊されたエンジン・サマーへのオマージュでしょう。淡々とした情景描写や時を越えてつながる物語は、確かに一部通じるものがあります。

とにかく、全体の構成が非常に良く練られており、情報の提示の仕方や伏線の回収も手堅く行われて、とてもできの良い一冊です。

ところが、妙な所で「ライトノベル」らしさを出そうとしたのか、悪役に当たるキャラクターの描き方や、各シナリオパートの交錯に今一乗り切れない「引っかかり」が生じます。
主人公やヒロインの造型で、ライトノベル的なお約束を外そうとしているのに(特に、ヒロインがラノベとしては異例の行為をしていますが、伏線になっているのは上手いです)そこで落とすのか?と言いたくなります。

ペンギンの設定や口調は、良い意味でライトノベル的な軽妙さが活きているのですが、物語の根幹を担う悪役達がアレでは、やや肩すかしかと。

他にも、空間に関するテクノロジーと時間に関するテクノロジーの設定など、上手くリンクさせる事ができたはず。また、大きな物語に回収し切れていない埋蔵金探索者のパートも、悪役達とリンクさせることで整理できたはずです。

後は、文章が重要な情報をすっ飛ばしている場合が多く、(冒頭の会話が行われている場所や、ヒロインとの関係など)妙に引っかかったのも確か。ただし、この辺は淡々とした描写を前面に出している副作用とも言えるので、欠点とまでは言えないかもしれませんが……


ただ、色々不満が出るのも基本的な作りがしっかりしていればこそです。最初に挙げた三つのフレーズにロマンを感じる人は、読んで見て損はないと思います。

一迅社文庫は、最近異業種から人を取り込んで、結構面白い作品を多く出していますよね。
ラノベに徹して落ち穂拾いを続けるMF文庫辺りとの対照性が、実に面白いです。できれば、生き残って行って欲しいレーベルですね。



ハーフボイルド・ワンダーガール (一迅社文庫)
ハーフボイルド・ワンダーガール (一迅社文庫)

↑私のお薦めはこれ。僕と、僕らの夏のシナリオライターが書いた、幼馴染物の変化球。幼馴染に怒りを覚えるか、それでも悲しく微笑む主人公に感情移入してしまうか…… 私は、涙が止まりませんでした。



  

Posted by snow-wind at 22:00Comments(0)TrackBack(0)読み物