2009年07月31日
またぞろおかしな議論が… DL違法化をめぐって
「違法ダウンロードは社会正義に反さないが、権利者に悪影響」--文化庁
DL違法化はもともと無理のある論理だったため、施行後に矛盾が表面化してきます。
まずは、理念部分での混乱と、後付の説明による論理破綻。
なお、この問題については、津田大介氏が発言をほとんどしなくなってしまっています。(そりゃまあ、あれだけコケにされればもう関わりたくない、音楽産業が自殺したいなら勝手にしろ、と言う気分になるでしょう)
その一方、こちらの方などが良くフォローされてますので、参考にどうぞ。(最近のエントリーでも言及有り)
上記の記事は、文化庁長官 官房著作権課 著作物流通室長、要するに担当の官僚の談話なのですが……
まずはこれ。
>個人のダウンロード行為が社会正義に反しているということではなく、それらが積もることで権利者などに悪影響を与えているということ。
社会正義に反するものではないという認識なら、「違法」にするのは無茶でしょう。
誰かに迷惑をかける=違法、などと言う粗雑な論理で、法律を作られてはたまりません。そして、繰り返し研究結果が示すように、ダウンロード・P2Pサービスの普及と売り上げの減少に因果関係は認められないのです。(逆に、+の効果があるのではないかとの分析も多かったり)
と言うか、文章を素直に読むと、「別に悪い事じゃないけど、権利者様が困るというので違法にしました」としか読めないのですが……
そこまで露骨に利権団体のスポークスマンをやられると、困ってしまいます。
ちなみに、ダウンロードが社会正義に反しない、と言う論理に首をかしげる方も多いと思いますが、あくまでも主たる違法行為者はコピーしてアップロードする人間、と言う認識なのだと思います。
後はまあ、コピーによって「経済」的にはプラスになると言う、困った事実が念頭にあるのでしょう。
一応解説すると、コピーによって、コストほぼゼロで財が増殖する事になるので、全体(国でも世界でもいいですが)として豊かさが増し、つまり経済的にはプラスになってしまうのです。これが、やれば「被害者」が何かを失う「窃盗」との大きな違いです。
この前提が、ネットワーク内限定で考えれば共産主義最終段階が成立してしまう、と言う面白い議論に繋がるわけです。
ただまあ、あれだけの反対を押し切って違法化しておいて、「何を今更言ってやがる」と言うのが正直な所。反対派も推進派もまとめて敵に回しそうな発言は、官僚としてどうなんでしょう?
なお、記事中にあるように、これによってレコ協はじめとする音楽産業が潰したいのは、着メロ・着うたの違法サイトです。
要するに、あのガラパゴス携帯にくっついた、独占ぼったくり商売の防衛ですね。
そもそもああ言うサイトが蔓延したのは、携帯というキャリアを押さえる独占によって、ユーザーに無茶な金額・条件で劣悪な商品を売りつけていた事が根底にあるわけです。そこの反省なしに権力を導入して叩き潰しても、結局音楽そのものを聞く人間が減るだけだと思うのですが。
この辺は、アップルがiTunesで証明しちゃいましたから、いくら建前を並べられても冷ややかな視線しか送れません。適正価格でユーザーを大事にする姿勢を見せれば、金を払う方が多数派なわけで。
次。
>掲示板サイトの場合、個々のユーザーに営利目的はないものの、サイト運営者を含む中心部分には(広告収入など)営利目的が含まれている
と言う部分は、やや疑問ながら、まあいいでしょう。
ですが、だからこそ、DL違法化ではなくアップロード者を取り締まり強化を、と津田大介氏などは言い続けてきたんですよね?今更そんな話を持ち出すのは、どうかと思いますよ。って言うか、今回の話はDL違法化で、サイト運営は何の関係も無いはずです。
それより最悪なのが、以下の部分。
>また、広告の中には詐欺まがいのものやアダルトサイトなども含まれており、青少年ユーザーが2次的な被害を受ける可能性もある」(畑氏)
まず、この部分は、レコ協法務担当が話しています。ですから、これだけは言うべきでしょう。
利権団体の幹部が、青少年の二次被害とか言うな!
児童ポルノ法についても層でしたが、「子ども」とか「青少年」とかを錦の御旗にして、自分の利益拡張を試みるのはやめませんか?そう言うのは、最悪のプロパガンダです。
って言うか、言ってて恥ずかしくありませんか?あなた方のビジネスモデルは、無知で情報の窓口を携帯に依存せざるを得ない中高生に、馬鹿高い低音質ファイルを売りつけるという物です。そして、その体制を維持するために、大量の犯罪者を生み出す今時改正をゴリ押ししたわけです。
青少年の敵は、他ならぬあなた達です。
そして何より危ないのは、その理屈が「サイトに載っている広告」に向けられている点です。
別に自分でそう言うアフィリエイト等を登録しなくても、掲示板サイトには勝手に広告が載ります。そして、ネットとの親和性と利益率の高いアダルト系や詐欺まがいは、必ず入ってきます。
つまり、掲示板やサイトを運営する上で、それは必要悪なのです。(このBLOGにしても、勝手に入る広告があるからこそ、私は無料で使えるわけです。2chだろうがgoogleだろうが構造は同じ)
よりにもよってこの部分を問題視すると言うことは、以下のような本音が透けて見えてきます。
「自前のサーバーで運営するか、有料広告を集められない奴は、ネットを使うな」
もっと言えば、
「我々の提供する優良コンテンツ・健全なページ以外は、存在するべきではない」
と言う事です。
まあ、彼らが文科省や警察庁辺りと仲良しこよしになるわけです。
勿論こう言う時、自分たちの業界がヤクザにけつ持ちしてもらってる、などと言う話は出てこないわけです。クリックしないどころか、馴れた人間なら視野に入っても認識を外して全く印象にも残らない広告などより、よっぽど問題だと思いますがね。
この辺の政策についても、政権交代によって色々流れが変わる可能性があるので、楽しみに見守りたいと思います。
まあ、一番の目玉は、法務省・警察庁を叩き潰す勢いの可視化法案でしょうけど。

著作権法
この問題については第一人者である、中山信弘教授の基本書。マルチメディアと著作権 (岩波新書)
はずっと版元品切ですし、何よりもう古いので、勉強するならこちらがお勧め。
追記:
一方、何度も取り上げている表現規制については、そのままヌルっと通ってしまいかねない危険な分野。こちらやこの辺を投票行動の参考にして頂ければ幸いです。
当BLOG内のダウンロード違法化関連エントリーはこちら
DL違法化はもともと無理のある論理だったため、施行後に矛盾が表面化してきます。
まずは、理念部分での混乱と、後付の説明による論理破綻。
なお、この問題については、津田大介氏が発言をほとんどしなくなってしまっています。(そりゃまあ、あれだけコケにされればもう関わりたくない、音楽産業が自殺したいなら勝手にしろ、と言う気分になるでしょう)
その一方、こちらの方などが良くフォローされてますので、参考にどうぞ。(最近のエントリーでも言及有り)
上記の記事は、文化庁長官 官房著作権課 著作物流通室長、要するに担当の官僚の談話なのですが……
まずはこれ。
>個人のダウンロード行為が社会正義に反しているということではなく、それらが積もることで権利者などに悪影響を与えているということ。
社会正義に反するものではないという認識なら、「違法」にするのは無茶でしょう。
誰かに迷惑をかける=違法、などと言う粗雑な論理で、法律を作られてはたまりません。そして、繰り返し研究結果が示すように、ダウンロード・P2Pサービスの普及と売り上げの減少に因果関係は認められないのです。(逆に、+の効果があるのではないかとの分析も多かったり)
と言うか、文章を素直に読むと、「別に悪い事じゃないけど、権利者様が困るというので違法にしました」としか読めないのですが……
そこまで露骨に利権団体のスポークスマンをやられると、困ってしまいます。
ちなみに、ダウンロードが社会正義に反しない、と言う論理に首をかしげる方も多いと思いますが、あくまでも主たる違法行為者はコピーしてアップロードする人間、と言う認識なのだと思います。
後はまあ、コピーによって「経済」的にはプラスになると言う、困った事実が念頭にあるのでしょう。
一応解説すると、コピーによって、コストほぼゼロで財が増殖する事になるので、全体(国でも世界でもいいですが)として豊かさが増し、つまり経済的にはプラスになってしまうのです。これが、やれば「被害者」が何かを失う「窃盗」との大きな違いです。
この前提が、ネットワーク内限定で考えれば共産主義最終段階が成立してしまう、と言う面白い議論に繋がるわけです。
ただまあ、あれだけの反対を押し切って違法化しておいて、「何を今更言ってやがる」と言うのが正直な所。反対派も推進派もまとめて敵に回しそうな発言は、官僚としてどうなんでしょう?
なお、記事中にあるように、これによってレコ協はじめとする音楽産業が潰したいのは、着メロ・着うたの違法サイトです。
要するに、あのガラパゴス携帯にくっついた、独占ぼったくり商売の防衛ですね。
そもそもああ言うサイトが蔓延したのは、携帯というキャリアを押さえる独占によって、ユーザーに無茶な金額・条件で劣悪な商品を売りつけていた事が根底にあるわけです。そこの反省なしに権力を導入して叩き潰しても、結局音楽そのものを聞く人間が減るだけだと思うのですが。
この辺は、アップルがiTunesで証明しちゃいましたから、いくら建前を並べられても冷ややかな視線しか送れません。適正価格でユーザーを大事にする姿勢を見せれば、金を払う方が多数派なわけで。
次。
>掲示板サイトの場合、個々のユーザーに営利目的はないものの、サイト運営者を含む中心部分には(広告収入など)営利目的が含まれている
と言う部分は、やや疑問ながら、まあいいでしょう。
ですが、だからこそ、DL違法化ではなくアップロード者を取り締まり強化を、と津田大介氏などは言い続けてきたんですよね?今更そんな話を持ち出すのは、どうかと思いますよ。って言うか、今回の話はDL違法化で、サイト運営は何の関係も無いはずです。
それより最悪なのが、以下の部分。
>また、広告の中には詐欺まがいのものやアダルトサイトなども含まれており、青少年ユーザーが2次的な被害を受ける可能性もある」(畑氏)
まず、この部分は、レコ協法務担当が話しています。ですから、これだけは言うべきでしょう。
利権団体の幹部が、青少年の二次被害とか言うな!
児童ポルノ法についても層でしたが、「子ども」とか「青少年」とかを錦の御旗にして、自分の利益拡張を試みるのはやめませんか?そう言うのは、最悪のプロパガンダです。
って言うか、言ってて恥ずかしくありませんか?あなた方のビジネスモデルは、無知で情報の窓口を携帯に依存せざるを得ない中高生に、馬鹿高い低音質ファイルを売りつけるという物です。そして、その体制を維持するために、大量の犯罪者を生み出す今時改正をゴリ押ししたわけです。
青少年の敵は、他ならぬあなた達です。
そして何より危ないのは、その理屈が「サイトに載っている広告」に向けられている点です。
別に自分でそう言うアフィリエイト等を登録しなくても、掲示板サイトには勝手に広告が載ります。そして、ネットとの親和性と利益率の高いアダルト系や詐欺まがいは、必ず入ってきます。
つまり、掲示板やサイトを運営する上で、それは必要悪なのです。(このBLOGにしても、勝手に入る広告があるからこそ、私は無料で使えるわけです。2chだろうがgoogleだろうが構造は同じ)
よりにもよってこの部分を問題視すると言うことは、以下のような本音が透けて見えてきます。
「自前のサーバーで運営するか、有料広告を集められない奴は、ネットを使うな」
もっと言えば、
「我々の提供する優良コンテンツ・健全なページ以外は、存在するべきではない」
と言う事です。
まあ、彼らが文科省や警察庁辺りと仲良しこよしになるわけです。
勿論こう言う時、自分たちの業界がヤクザにけつ持ちしてもらってる、などと言う話は出てこないわけです。クリックしないどころか、馴れた人間なら視野に入っても認識を外して全く印象にも残らない広告などより、よっぽど問題だと思いますがね。
この辺の政策についても、政権交代によって色々流れが変わる可能性があるので、楽しみに見守りたいと思います。
まあ、一番の目玉は、法務省・警察庁を叩き潰す勢いの可視化法案でしょうけど。

著作権法
この問題については第一人者である、中山信弘教授の基本書。マルチメディアと著作権 (岩波新書)
追記:
一方、何度も取り上げている表現規制については、そのままヌルっと通ってしまいかねない危険な分野。こちらやこの辺を投票行動の参考にして頂ければ幸いです。
当BLOG内のダウンロード違法化関連エントリーはこちら
2009年07月30日
ドラゴンクエストIX 経過4

ドラゴンクエストIX 星空の守り人
前回書いた時から結構時間があいてまして、そろそろラストかという雰囲気になっています。
結局、後半のイベントの黒さは今一でした。メインは確かに良いのですが、帝国がらみの設定は、もう少し丁寧に描写できたんじゃないかと。
そして、後半になればなるほど面倒さを増す錬金の材料集め……
さすがに、世界中かけずり回って材料を集める手間を、何回繰り返させるのかと突っ込みたくなってきます。
錬金のレシピ表で「?」マークのものを残したくないと考えると、時間は幾らあっても足りません。
せめて、店で買えるようになる素材の種類が多ければ何とかなると思うのですが。特に、大魔神がごく希に落とす「リサイクルストーン」は、何故アレが店で買えないのか疑問だったりします。むしろ、錬金の仕様として、いつでも材料にばらせるようにしておくべきだったんじゃないのかと。
やる事は、対象モンスターを取り囲んで四人がかりで「ぬすむ」連発という、不毛な作業でしかないわけで……
ボタン連打で何とかならない分、レベル上げより面倒です。
どうも、エンカウントの仕様や死にデータとなっている仕草関連と同じく、元々オンラインゲームのつもりで作ってた感じです。
結果、オフラインのゲームとしては、オンラインゲームの悪い所を混ぜてしまったような出来損ないに。
前に何度も書いたとおり、シナリオはよいしインターフェイスも良好だし、ゲームとして本当に良くできているんですよ。世界も、見た目以上に広いですしね。行動範囲が広がっていく感覚とか、さすが老舗シリーズと唸らされます。
携帯ゲームという部分を考慮してか、一つのダンジョンがおおむね30分程度で終わるというのも、結構画期的。実に丁寧に作られています。
それだけに、変な所で引っかかる「面倒くさい作業」の連発に引っかかるのです。
いやならやらなければいい、と言うのはゲームデザインとしては失敗宣言なわけで。
ここをもう少し練り込んでから投入していたら、最後まで本当に気持ちよくプレイできたかと思うと、残念でなりません。
いや本当、何度も言いますが、本当に面白いんですよ。
ただ、変に妥協してしまったというか、練り込み不足・仕様カットの跡が痛々しいんです。
さて、この感じだと、あと10時間もプレイすれば、イベントを八割方こなしつつクリア出来るかな?
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2009年07月29日
素敵な大人達 「こどものじかん」 7巻 感想

こどものじかん 7巻
このシリーズ、最初は要するに「小学生+昼ドラ」というフォーマットの話でした。
当然こう言う刺激で売っていく路線は早晩飽きが来るので、4巻辺りで買うのをやめるつもりでした。ところが、それまで完全なモブキャラだった白井先生が、黒との絡みで大化け。ほとんど白井先生のエピソードを読むために買ってるような感じになってます。
さて、と言うわけで最新刊です。
この巻で、ついに3人組も五年生。開始から一年半経過しているわけですね。
まあ、エロコメの面目躍如というようなリンの行動(ギャグ部分が一番光っているというのが面白い所ですが)がウリに見えますが、その辺はむしろどうでも良し。重要なのは、白井先生と黒のエピソードが、一つの山を越えるという所です。
「大人」であることを課され、また当然の価値観として自分に課し、結果「子ども」をやれなかったために「大人」として不完全なままの白井先生。「子ども」をどうやっていいか解らないまま、演じるような行動しか取れない黒。
実は、鬱屈したオタクが共感しやすいのは、熱血主人公よりも彼らだと思います。
って言うか、白井先生へのシンクロ率が凄いですよ。理詰めで考えて自分も突き放して、結局大事な所で踏み込めない不器用さとか、愛おしくて仕方ないです。先生、結婚してくれ!!
低学年の担当に回されたせいで、方法論が通じず右往左往している様子とか、憐憫と共感が良い感じ。そうなりますよねえ!(笑)
ここに限らず、エロの入らないギャグが割と高水準で、作者がやりたいのはこっちなのかなと言う雰囲気。特に今回、小矢島先生をBLネタに絡めて使ってみたり、思いっきり楽しんでいる印象があります。カバーを取った表紙も、今回彼が主役ですし。
ちなみに、現在給食については、意識の高い市町村以外端から外部委託されています。なので、実はあのギャグは成り立たない場合が多かったりします。
これは関係ない話ですけど、文科省も、安上がりだからと外部委託をしている状況で、良く「食育」とか言えますよね…… 大事だと思うなら、それに携わる人間には金を出せと。
閑話休題、メインシナリオの方は、どうにも迷走気味。レイジを悪役または異常者にしてしまうと、話は割り切れますが途端に安っぽくなってきます。
落としどころは大体見えるのですが、彼の存在はこの話に必要だったんでしょうか?どうも、作者自身が主人公の二人を、扱いかねているように見えます。
ともあれ、白井先生と黒についてはまだ最終的な話のオチがあるはず。単純に母親が改心するみたいな安っぽい話(あの母親は母親で、できる限りの精一杯をやってるわけですし)になったら興ざめですが、それを確認する意味でも続きが楽しみです。
とにかく白井先生が素敵すぎるので、ロリ漫画だと思っている人は、是非一度四巻以降まで目を通してもらいたいです。
五巻で自分をだましながら黒を抱きしめる所とか、六巻で小矢島先生の手を取るシーンとか、泣けますから。六巻最後の、「教育」についての決意とかも。本当に、幸せになって欲しいと思います。俺が幸せにしますから!とか、叫んでも届かないのが哀しい所。
これがアガペって奴ですよね?
とまあ、そんな
2009年07月28日
ドラゴンクエストIX 経過3

ドラゴンクエストIX 星空の守り人
実は今回、細かなインターフェイスや映像が随分と改良されていたりします。
攻撃する敵を指定する際にグループ内の任意の対象を選択できたり、戦闘時に敵も味方も横一列、と言う「伝統」が捨てられていたり。後者については、戦闘時間の増加にも一役買ってしまっていますが。
とは言え、ターゲット選択時には横一列で表示されるなど、良く工夫されています。
欲を言えば、リプレイオートに当たるものがあれば、完璧だったでしょう。
また、二分割画面を活かしたマップ表示は非常に快適で、迷うことはまずありません。
船の接岸可能ポイントがわかりにくいのは問題ですが、そもそもそんなに世界が広いわけでもないので、許容範囲内。
さて、シナリオは船を手に入れてしばらくと言った所。願いを叶える女神の果実は、世界中でしょぼいくせに一々痛い事件を引き起こしています。
これが、本当に胸の痛くなるような物ばかりで、先を見るのが辛くなってきます。勿論、先を見たいという気持ちの方が遙かに強いので、ゲームは粛々と進むのですが。
以下反転で、これまで出てきた果実のイベント。
1,ダーマ神殿の大神官
チュートリアル的な内容で、特に印象にも残らないイベント。
2,漁村の主様
死に行く父親が、残される娘を思った結果、怪物に変化。飴を赤ん坊に与える幽霊の類型。
主人公達は、現世にとどまるべきではない父(が変化した怪物)を倒す。
3,石の町
数十年前に果たせなかった約束の代わりに、思い出の町を彫刻で再現した石工。最期にこの町が永遠に残って欲しいと願ったために、ガーゴイルが命を吹き込まれ近づく者を襲うように。
ガーゴイルは倒されるが、彼が過去に犯した過ちはどうにもならない。元恋人も、彼の思いを知ることなく、家族と幸せな老後を過ごしている。
4,世間知らずのお嬢様
家族を失い、人形だけを友としていた令嬢。最期の願いで、人形に自分の代わりに幸せになって欲しいと願う。だが、命を吹き込まれた人形は、友だちの作り方が解らない。
結局、令嬢の幽霊は人形を縛る願いを解き、天へと還る。人形は元の人形のまま。令嬢は旅に出たと信じる使用人達は、今日も屋敷を磨き上げ、主の帰りを楽しみに待っている。
反転ここまで。
いやあ、本当に救いのない話ばっかりですよね。
恐らく、このイベントは後3つか4つあるはずなのですが、どう落とし前を付けるんでしょうか?
どれも死の影が色濃いものばかりなので、姿を見せない神の設定で、納得に繋げる流れだと思うのですが……
これで、天を司る神自体がろくでもない物という設定だと、救いの欠片も無くなりますから。
ただ、今回はここまで魂だの天使だのと言うのを前面に出しているので、今までのシリーズで曖昧にしていた死後の設定を明確化せざるを得ないはず。
恐らく輪廻転生を基盤とするのでしょうが、天使でさえも死ぬ世界なのでどう言うオチが待っているか、今から楽しみでなりません。
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2009年07月27日
涼宮ハルヒの憂鬱17話 「エンドレスエイト」(その6) 感想

涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)
何だか、毎週「ハルヒ」ではなく「エンドレスエイト」を見るのが、習慣になってきた感があります。
今週も当然エンドレス。
キョン家の居間のテレビは、また少し形が変わりましたね。
長門の鬱描写だけは、順調に増加中。
キョンが自転車で長門を追いかけたのは、進んだのか後退したのか微妙です。
自転車まで使ってと見るか、すぐに呼び止めることに失敗したと見るか。
今回のハルヒの蝉取りルックは、野球帽をかぶった小学生男子スタイル。一方みくるはオーバーオールのお姉さんで、ギャップがなかなか。
長門は、ついに天体観測中に椅子を持ち出し、本を読むまでに。
それにしても、600年もあると、近隣図書館の本も読み尽くしてしまっていそうです。
回ったイベントの回想に、×印を付けるシーンを重ねる演出は、今までで一番テンポが良かったですね。
それにしても、今回全体的に作画が微妙な印象です。新人訓練にしたのなら良いですが、スタッフの側のモチベーションも落ちているとしたら、誰も幸せにならない事になり、残念ですね。
でまあ、予想の通り今回もエンドレス。こうなると、むしろループが続くことに喜びが。予想どおりというか予定調和というか、そう言う不思議な気分になってきます。
まあ、最低あと2回はこれが続くのでしょうし、また来週を静かに待ちたいと思います。
なお、最近一番面白かったエンドレスエイトは、これとその続き(別冊兄弟拳)でした。
世代的にも親しみが持てすぎます。って言うか、これはこれで凄く見たい!
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2009年07月26日
大した事じゃない 国連での委員発言について
女性差別解消で国内法不備=慰安婦問題でも日本批判-国連委
この記事の
>委員からは「条約が単なる宣言とみなされ、国内法に十分組み込まれていない」と批判的意見が相次ぎ、従軍慰安婦問題での謝罪や性暴力を描写したゲーム対策を求める声も上がった。
と言う部分が話題になっています。
が、実はこれ、大した事ではありません。
また、色々ごっちゃになっているようですが、問題を分けて考える必要があります。
まず、「条約が単なる宣言とみなされ、国内法に十分組み込まれていない」と言う部分については、日本がいつもやっていることですから、言われて当然の部分です。特に、民法の差別条項については、言い訳のしようのない部分でしょう。
婚姻可能年齢の問題とか再婚禁止期間とか、いつまで放置しておくんだという感じです。
ちなみに、放置されている法律上の差別については、女性に限らず男性にとっても酷いものが多いんです。
父子家庭と母子家庭で年金の受け取りをはじめとする保護策で差別があるのなんか、典型ですね。(なお、こう言うことを言うと、母子家庭が優遇されて……という人がいますが、事実は全くの逆です。母子家庭でさえ酷いのに、父子家庭はもっと酷い目に遭わされている、そんな状況です。詳しくは「子どもの最貧国・日本」
でもどうぞ)
ですから、差別解消に積極的でないという非難はその通りで、政府代表が問い詰められるのは当然でしょう。そもそもこの会合は、そう言う突っ込みを受けるための場です。
一方、後段の二つについては、
>求める声も上がった
であって、扱いとしては傍流。だいぶ話が変わってきます。
また、各委員が興味分野やロビイングで取り上げてくれと言われた問題を指摘するのは、当然の事でもあります。
これは、ロビイングを受けて我々よりの活動してくれる国会議員さんが居る事からも、非難されるべき事ではありません。
どちらかというと、これに対して政府委員がどう解答したかがポイントでしょうが、それは載っていません。
では、それぞれについて見てみましょう。
まず、従軍慰安婦の問題について。
韓国の影響、と勘ぐる人も居ますが、それよりも米国下院の決議が効いていると見るべきでしょう。ああいう風に国際的に蒸し返された以上、こう言う場にも出てくるのは、また当然のことです。
殊更に騒ぎ立てる事では無い、ごく自然な流れです。イクオリティ・ナウともまあ無関係でしょう。彼らが提出した意見書の中に、この問題は出てきません。
あと、「性奴隷ではなく公娼」と言うアレについては、当時の「国内の」管理売春制度自体が性奴隷(債務奴隷)制度って事を把握する必要が……
それがそのまま「国際的」な視線に晒された段階で、問題にならないわけがないわけで。
一方この問題については、公式声明出してる(外務省WEBページ)んですから、こう言う場で突っ込まれても「もう謝罪はしてます」と応えれば済むわけです。それが十分かどうかについては議論がありますが、とりあえず国際的な場で「誠意は見せています」と言えるだけの材料はあるわけで。
「おまえんとこの議員達が出した例の広告、どうすんねん?」と言われたら、「すんません、政府見解じゃないです。彼らの言論の自由なんで」で逃げればOKでしょう。少なくとも、単に一部の国会議員が持ち出したに過ぎない見解(これとかね!)については、そのように応じるのが国際社会の王道です。
7/28 追記
そもそも慰安婦問題については、前回の審査段階で解決を促す勧告が出てたようです。
そりゃ、取り上げられないわけがないですわ。
そして、最後の一つ。
ゲームについてですが、これは不思議なことに毎日新聞、読売新聞、しんぶん赤旗、朝日新聞、news47と、いずれにも出てきません。
ちなみに、全部読んで見ることをお勧めしますよ。各社、力点の置き方や報道内容が違っていて面白いですよ。
ググってみた所、赤旗の記事がやたらとヒットします。他と違って共同・時事からの提供ではなく、直接記者を送っての署名記事。上記の中でも一番詳細です。
なおnews47には、慰安婦問題に関する政府回答が載っていますね。謝罪済である点と、アジア平和基金の活動を根拠に防戦しています。
少し話がそれましたが、とにかくゲームの話を報道しているのは時事通信だけなのです。
特に、最も詳細に報道している赤旗でも一切触れていませんし、規制派の各社も報道無し。発言があったとしても、非常に小さい扱いだったことが解ります。
さらに、赤旗のこの記事(赤旗ばかりですが、ググって出てくる=この件を継続取材してるのはあそこだけみたいです)を見ると解りますが、そもそも日本の民間代表は、税法や年金と言った非常に現実的な問題を訴えに行っています。ゲームなんて言うどうでもいい表現問題なんか、まるで相手にしていないんですよ。
7/28 追記
民間代表は慰安婦問題も取り上げてるみたいなんですが、これは民法問題とセットにした「前回勧告に対する不誠実さ」を訴える一環と言う意味合いが強そうです。少なくとも、その他問題のone of them ですし。
当たり前ですが、実際に彼女たちが苦しんでいる・優先して解決しなければならないと思っているのは、とても「リアル」なお金や生活のことです。手慰みのように、架空の表現などと言う地に足の付かないお遊びに関わる暇などありません。
この点から見ても、イクオリティ・ナウが如何に的外れな活動をしているか、わかると思います。
飢え死にしそうな人間を前に、「人はパンのみにて生くるに非ず」とか言う者は、最悪の偽善者です。
以上のように、「慰安婦」と「ゲーム」については、傍論として、それぞれ個別に取り上げられたと言う点に注目し、華麗にスルーすべきです。
もし、またぞろ規制派がこれを持ち出してきたら、上記の記事でも示して、「あの委員会は、そんな下らない事を話し合う場じゃないんだよ」と言ってやるべきでしょう。
いたずらに無関係な機関を罵倒したりせず、冷静に対処しましょう。
特に、現実的な問題に取り組んでいる(=イクオリティ・ナウのような宗教家は邪魔)な女性団体や、あまつさえ女性そのものへの攻撃だけは、本当に勘弁して下さい。
本当、今回の件は、大した内容じゃないんですから。
表現規制関連エントリーはこちら
この記事の
>委員からは「条約が単なる宣言とみなされ、国内法に十分組み込まれていない」と批判的意見が相次ぎ、従軍慰安婦問題での謝罪や性暴力を描写したゲーム対策を求める声も上がった。
と言う部分が話題になっています。
が、実はこれ、大した事ではありません。
また、色々ごっちゃになっているようですが、問題を分けて考える必要があります。
まず、「条約が単なる宣言とみなされ、国内法に十分組み込まれていない」と言う部分については、日本がいつもやっていることですから、言われて当然の部分です。特に、民法の差別条項については、言い訳のしようのない部分でしょう。
婚姻可能年齢の問題とか再婚禁止期間とか、いつまで放置しておくんだという感じです。
ちなみに、放置されている法律上の差別については、女性に限らず男性にとっても酷いものが多いんです。
父子家庭と母子家庭で年金の受け取りをはじめとする保護策で差別があるのなんか、典型ですね。(なお、こう言うことを言うと、母子家庭が優遇されて……という人がいますが、事実は全くの逆です。母子家庭でさえ酷いのに、父子家庭はもっと酷い目に遭わされている、そんな状況です。詳しくは「子どもの最貧国・日本」
ですから、差別解消に積極的でないという非難はその通りで、政府代表が問い詰められるのは当然でしょう。そもそもこの会合は、そう言う突っ込みを受けるための場です。
一方、後段の二つについては、
>求める声も上がった
であって、扱いとしては傍流。だいぶ話が変わってきます。
また、各委員が興味分野やロビイングで取り上げてくれと言われた問題を指摘するのは、当然の事でもあります。
これは、ロビイングを受けて我々よりの活動してくれる国会議員さんが居る事からも、非難されるべき事ではありません。
どちらかというと、これに対して政府委員がどう解答したかがポイントでしょうが、それは載っていません。
では、それぞれについて見てみましょう。
まず、従軍慰安婦の問題について。
韓国の影響、と勘ぐる人も居ますが、それよりも米国下院の決議が効いていると見るべきでしょう。ああいう風に国際的に蒸し返された以上、こう言う場にも出てくるのは、また当然のことです。
殊更に騒ぎ立てる事では無い、ごく自然な流れです。イクオリティ・ナウともまあ無関係でしょう。彼らが提出した意見書の中に、この問題は出てきません。
あと、「性奴隷ではなく公娼」と言うアレについては、当時の「国内の」管理売春制度自体が性奴隷(債務奴隷)制度って事を把握する必要が……
それがそのまま「国際的」な視線に晒された段階で、問題にならないわけがないわけで。
一方この問題については、公式声明出してる(外務省WEBページ)んですから、こう言う場で突っ込まれても「もう謝罪はしてます」と応えれば済むわけです。それが十分かどうかについては議論がありますが、とりあえず国際的な場で「誠意は見せています」と言えるだけの材料はあるわけで。
「おまえんとこの議員達が出した例の広告、どうすんねん?」と言われたら、「すんません、政府見解じゃないです。彼らの言論の自由なんで」で逃げればOKでしょう。少なくとも、単に一部の国会議員が持ち出したに過ぎない見解(これとかね!)については、そのように応じるのが国際社会の王道です。
7/28 追記
そもそも慰安婦問題については、前回の審査段階で解決を促す勧告が出てたようです。
そりゃ、取り上げられないわけがないですわ。
そして、最後の一つ。
ゲームについてですが、これは不思議なことに毎日新聞、読売新聞、しんぶん赤旗、朝日新聞、news47と、いずれにも出てきません。
ちなみに、全部読んで見ることをお勧めしますよ。各社、力点の置き方や報道内容が違っていて面白いですよ。
ググってみた所、赤旗の記事がやたらとヒットします。他と違って共同・時事からの提供ではなく、直接記者を送っての署名記事。上記の中でも一番詳細です。
なおnews47には、慰安婦問題に関する政府回答が載っていますね。謝罪済である点と、アジア平和基金の活動を根拠に防戦しています。
少し話がそれましたが、とにかくゲームの話を報道しているのは時事通信だけなのです。
特に、最も詳細に報道している赤旗でも一切触れていませんし、規制派の各社も報道無し。発言があったとしても、非常に小さい扱いだったことが解ります。
さらに、赤旗のこの記事(赤旗ばかりですが、ググって出てくる=この件を継続取材してるのはあそこだけみたいです)を見ると解りますが、そもそも日本の民間代表は、税法や年金と言った非常に現実的な問題を訴えに行っています。ゲームなんて言うどうでもいい表現問題なんか、まるで相手にしていないんですよ。
7/28 追記
民間代表は慰安婦問題も取り上げてるみたいなんですが、これは民法問題とセットにした「前回勧告に対する不誠実さ」を訴える一環と言う意味合いが強そうです。少なくとも、その他問題のone of them ですし。
当たり前ですが、実際に彼女たちが苦しんでいる・優先して解決しなければならないと思っているのは、とても「リアル」なお金や生活のことです。手慰みのように、架空の表現などと言う地に足の付かないお遊びに関わる暇などありません。
この点から見ても、イクオリティ・ナウが如何に的外れな活動をしているか、わかると思います。
飢え死にしそうな人間を前に、「人はパンのみにて生くるに非ず」とか言う者は、最悪の偽善者です。
以上のように、「慰安婦」と「ゲーム」については、傍論として、それぞれ個別に取り上げられたと言う点に注目し、華麗にスルーすべきです。
もし、またぞろ規制派がこれを持ち出してきたら、上記の記事でも示して、「あの委員会は、そんな下らない事を話し合う場じゃないんだよ」と言ってやるべきでしょう。
いたずらに無関係な機関を罵倒したりせず、冷静に対処しましょう。
特に、現実的な問題に取り組んでいる(=イクオリティ・ナウのような宗教家は邪魔)な女性団体や、あまつさえ女性そのものへの攻撃だけは、本当に勘弁して下さい。
本当、今回の件は、大した内容じゃないんですから。
表現規制関連エントリーはこちら
2009年07月25日
単純所持規制の危険性 ダガーナイフ猶予期間終了
改正銃刀法:ダガーナイフ、1万1744本回収 なお国内に数万本
知ってのとおり、銃刀法は麻薬取締法と並び、「単純所持」を禁止している珍しい法律です。
そして、例の秋葉原通り魔事件によって、ダガーナイフが追加されたのが去年。その猶予期間が先日7/4に終了し、今後所持していればそれだけで犯罪者となりました。
しかし、上記記事にあるとおり、数万本が未回収になっています。
まあ、考えてみれば当たり前でしょう。全戸配布のチラシが来ているわけでは無し、多くの人は自分が「違法なものを所持している」とは、夢にも思っていないはずです。
実際、こんな記事も先日出ています。
改正銃刀法 カキ殻むきナイフで処分も 回収猶予期限切れ前に注意呼び掛け
牡蠣の殻剥き用のナイフが、これに当てはまってしまったという話です。
ちなみに、要件は
(1)左右の均整が取れた両刃
(2)刃渡り5・5センチ以上
(3)先端部が著しく鋭い
と言うもの。「左右の均整が取れた」という条件があるので、サバイバルナイフなどはほとんど当てはまらないことになります。
さて、問題は残っている数万本+αです。
+αは、牡蠣殻剥きナイフのように、知らずに当てはまってしまうもの。
実家には、アウトドア好きの父が使っていた鉈だのナイフだのが結構あったはずですが、一々警察に持ち込んで確認を取ったとは思えません。まあ、これは多分当てはまらないでしょう。諸刃は無かったはずですし。
ただ、押し入れや物置にしまい込まれたままの物については、何があったか解りません。祖父母が残した妙な刃物(多分、戦前の特殊な調理器具)もあったと思うのですが、そもそもどこにしまっやら。捨てた可能性もありますしね。
と言う事は、何かの間違いで家宅捜索でも入った日には、別件逮捕一直線です。
普通に、規制内容を販売・提供・携帯辺りに絞っておけば、こんな事は無かったはずなのに……
東京に戻った時に、あちこちひっくり返す手間をかけることになりそうです。とりあえず、任意提出すれば大丈夫なはずですので。
(なお、持って行く途中に職務質問など受けると酷いことになります。なので、何かの拍子で出てきた場合、事前に警察に連絡し、提出したい旨宣言し、できれば取りに来てもらいましょう)
ただ、逮捕理由が銃刀法であれば、まだ何とかなります。ものが「ダガーナイフ」であれば、社会的地位は担保される可能性があります。ちょっと想像してみましょう。あなたの上司/同僚/会社/友人/恋人に、逮捕された事を説明する所を。
理解してもらえる可能性は、それなりにあるのではないかと思います。
ところが、これが「児童ポルノ」だったら?
人生終了のお知らせが、高らかに鳴り響くことになるわけです。
要件が明白な「ダガーナイフ」ですら、回収できたのは数割です。ましてや、葉梨議員が恐ろしいことを言っていた「児童ポルノ」では、一体何億件の「所持したら犯罪になる危険物」が残るのでしょうか?
「億」と言う数字は誇張ではありません。書籍、雑誌、写真集、アルバム…… 架空作品の規制が加われば、漫画やDVDや画集も加わる事になります。
「所持」を禁じると言うことが、いかに危険で副作用の大きいものか、強調してもしすぎることはありません。
再び法案が出てきた時に、我々はこう言って推進者に迫るべきでしょう。
「あのダガーナイフですら、一年で数割しか回収できませんでした。多くの人は、規制されているなど夢にも思わず、合法に買った物を所持しているはずです。あいまいな『児童ポルノ』を全て破棄しろなどと、無茶を言わないで頂きたい」
「ダガーナイフ所持規制によって、数万人の全く悪意のない犯罪者が生み出されてしまいました。『児童ポルノ』では、一体何人がそうなるんですか?単純に倍率で考えたら、国民の大部分が入ってしまいますよ」
と。
あと、葉梨議員が恣意的運用などあり得ない、と言っている単純所持の海外における規制事例です。
米国】我が子への授乳写真は児童ポルノ? その1(「Suzacu Late Show」さん)
↑この事件で注目すべきは、明らかに勘違いから突っ走った警察と児童保護部局が過ちを認めず、「容疑者」の社会生活を破壊している所です。
誤認逮捕しておいて、「お前が犯罪者でない証拠を見せろ」と言う流れは、日本でいくらでも見る事例です。
そして、「証拠を見せ」ると言う1%の針の穴を通したとしても、失われた社会的信用は取り戻せないのです。
表現規制関連エントリーはこちら
知ってのとおり、銃刀法は麻薬取締法と並び、「単純所持」を禁止している珍しい法律です。
そして、例の秋葉原通り魔事件によって、ダガーナイフが追加されたのが去年。その猶予期間が先日7/4に終了し、今後所持していればそれだけで犯罪者となりました。
しかし、上記記事にあるとおり、数万本が未回収になっています。
まあ、考えてみれば当たり前でしょう。全戸配布のチラシが来ているわけでは無し、多くの人は自分が「違法なものを所持している」とは、夢にも思っていないはずです。
実際、こんな記事も先日出ています。
改正銃刀法 カキ殻むきナイフで処分も 回収猶予期限切れ前に注意呼び掛け
牡蠣の殻剥き用のナイフが、これに当てはまってしまったという話です。
ちなみに、要件は
(1)左右の均整が取れた両刃
(2)刃渡り5・5センチ以上
(3)先端部が著しく鋭い
と言うもの。「左右の均整が取れた」という条件があるので、サバイバルナイフなどはほとんど当てはまらないことになります。
さて、問題は残っている数万本+αです。
+αは、牡蠣殻剥きナイフのように、知らずに当てはまってしまうもの。
実家には、アウトドア好きの父が使っていた鉈だのナイフだのが結構あったはずですが、一々警察に持ち込んで確認を取ったとは思えません。まあ、これは多分当てはまらないでしょう。諸刃は無かったはずですし。
ただ、押し入れや物置にしまい込まれたままの物については、何があったか解りません。祖父母が残した妙な刃物(多分、戦前の特殊な調理器具)もあったと思うのですが、そもそもどこにしまっやら。捨てた可能性もありますしね。
と言う事は、何かの間違いで家宅捜索でも入った日には、別件逮捕一直線です。
普通に、規制内容を販売・提供・携帯辺りに絞っておけば、こんな事は無かったはずなのに……
東京に戻った時に、あちこちひっくり返す手間をかけることになりそうです。とりあえず、任意提出すれば大丈夫なはずですので。
(なお、持って行く途中に職務質問など受けると酷いことになります。なので、何かの拍子で出てきた場合、事前に警察に連絡し、提出したい旨宣言し、できれば取りに来てもらいましょう)
ただ、逮捕理由が銃刀法であれば、まだ何とかなります。ものが「ダガーナイフ」であれば、社会的地位は担保される可能性があります。ちょっと想像してみましょう。あなたの上司/同僚/会社/友人/恋人に、逮捕された事を説明する所を。
理解してもらえる可能性は、それなりにあるのではないかと思います。
ところが、これが「児童ポルノ」だったら?
人生終了のお知らせが、高らかに鳴り響くことになるわけです。
要件が明白な「ダガーナイフ」ですら、回収できたのは数割です。ましてや、葉梨議員が恐ろしいことを言っていた「児童ポルノ」では、一体何億件の「所持したら犯罪になる危険物」が残るのでしょうか?
「億」と言う数字は誇張ではありません。書籍、雑誌、写真集、アルバム…… 架空作品の規制が加われば、漫画やDVDや画集も加わる事になります。
「所持」を禁じると言うことが、いかに危険で副作用の大きいものか、強調してもしすぎることはありません。
再び法案が出てきた時に、我々はこう言って推進者に迫るべきでしょう。
「あのダガーナイフですら、一年で数割しか回収できませんでした。多くの人は、規制されているなど夢にも思わず、合法に買った物を所持しているはずです。あいまいな『児童ポルノ』を全て破棄しろなどと、無茶を言わないで頂きたい」
「ダガーナイフ所持規制によって、数万人の全く悪意のない犯罪者が生み出されてしまいました。『児童ポルノ』では、一体何人がそうなるんですか?単純に倍率で考えたら、国民の大部分が入ってしまいますよ」
と。
あと、葉梨議員が恣意的運用などあり得ない、と言っている単純所持の海外における規制事例です。
米国】我が子への授乳写真は児童ポルノ? その1(「Suzacu Late Show」さん)
↑この事件で注目すべきは、明らかに勘違いから突っ走った警察と児童保護部局が過ちを認めず、「容疑者」の社会生活を破壊している所です。
誤認逮捕しておいて、「お前が犯罪者でない証拠を見せろ」と言う流れは、日本でいくらでも見る事例です。
そして、「証拠を見せ」ると言う1%の針の穴を通したとしても、失われた社会的信用は取り戻せないのです。
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2009年07月24日
こんな大人になってはいけません 葉梨議員のコラム
コラム : 児童ポルノ禁止法改正・ここまで合意していた~自公民実務者協議の内幕
前の記事で突っ込んだコラムに続き、自民党の葉梨議員がまた自分のコラムで好き勝手なことを言っています。
まず、これを読む前の前提として、
衆議院の審議録画ページから、6/26の法務委員会を選択し、彼の言動を見てみましょう。
なお、ニコニコ動画にも上がっています。
また、毎日が飛ばし記事を書いた「修正合意」については、当の枝野議員がオープンミーティングで否定していると言う点に注意して下さい。
では、内容を見ていきましょう。
でもまあ、記事最上段に、いきなり
>与党児ポ法改正PT・右はアグネスさん
などと言うキャプションの付いた写真が載っている段階で、お里は知れます。アグネスさんは、修正協議と何の関係もないんですが?そもそも、改正プロジェクトチームは、今回の修正協議より遙か前ですよね?
これが誰に向けて書かれ、どこにアピールしたいか、良く解ると思います。
と言うわけで、文章部分へ。
> 私と民主党の枝野氏は、この数年にわたり、憲法問題で相当突っ込んだ議論・講演を重ね、また、海外視察を共にしたりしている仲。
> 6月26日の法務委員会で、私が枝野氏と多少激しく渡り合ったのは、徹底的な議論をした上でないと妥協しないという、彼の性格を知っていたからでもある。
初っ端からこれです。要するに、「私と枝野議員は同じ」だと言っているわけです。ボコボコに論破されてやばい発言を多数引き出されてしまったわけですが、「負けた訳じゃないよ。だって、あの議論はポーズだけだもん」と言って逃げているわけですね。
反吐が出るほどふざけた物言いです。当たり前ですが、論敵・ライバルであることと妥協可能性は一致しません。批判の大きさに驚いて、支持の集まった相手の同志面をするような人間を、通常「卑怯者」と言います。
> また逆に、民主党案では、性欲を興奮させ、又は刺激すると認められないような男子児童の上半身裸の姿態(ジャニーズ等)が、児童ポルノとして規制対象となってしまう可能性もあった。
で、またこれです。前の記事でも言いましたが、それは与党案の問題点です。上半身裸で踊る男子児童の映像が当てはまると言うのは、あなたが言ったんです!
従って、この「問題」が、ここで言われたような文脈で話し合われることはあり得ません。民主党が審議で指摘したのは「与党案」の内容です。「民主党案でも当てはまる可能性があるよね」と言う事なら修正の可能性もあるでしょうが、「民主党案から与党案に近づけましょう。ジャニーズが入ってしまうから」などと言ったら、席を蹴られますよ。
結局、与野党の協議というのは密室ですから、バッチリ可視化されている法務委員会の審議と違い、こう言う人間が後から平気で内容を捏造できるのです。
彼が警察の人間だったと言う事を思い出しましょう。
要するに、冤罪裁判でいつも見るあの光景です。「私は取調室で被告人が自白するのを聞きました。今になって何故自白していないなどと言うのか不思議です」……
ああ、なんて素晴らしい国!
>罰則をかけるかけない以前の話として、「児童ポルノ」を持つことが良いことか、悪いことか、民主党としてもハッキリさせて欲しいという問いかけであった。
> この問いかけには、さすがの民主党も、「良いことである」とは答えられなかった。
ですから、その「児童ポルノ」の定義がおかしい・曖昧・恣意的だと、散々野党から突っ込まれたわけですが?
そして、上段後半から下段。「良いこと」でなければ「悪いこと」らしいです。素晴らしい論理のアクロバットです。
「良いこと」でないことをすると、警察がやってきてあなたを逮捕します。
ええと、どこの全体主義国家ですか?
こう言う二元論・極論も、警察関係で良く見ます。「反対するのは見られて困ることがあるからだ」と言って監視カメラを不安がる相手を黙らせ、「警察がなかったらどうなる」と綱紀粛正を迫る相手に逆ギレする。ちなみに、前者のように言っておいて取り調べ・調査の可視化に反対するのは、彼ら一流のギャグではないらしいです。
それと、またもの凄いセリフがありまして……
> 委員会などでハッキリ物を言うものだから、「自白は証拠の王者」という刑法学の格言を国会で述べただけで、刑法学には無縁のネット諸氏からは、相当叩かれているらしい(この格言は、だからこそ、自白の任意性・信用性を重視しなければならないという金言でもあるのだが。)。
叩かれたのは、そのセリフが「金言」などではなく、単なる警察の暴走を正当化する言葉だと、あなたが理解できなかったからでしょう。足利事件の直後に国民の前でこんな言葉を吐いて、相手が「刑法学に無縁」な輩だと逆ギレする時点で、全くもって「なってない」んです。
大体、自白の任意性・信用性を重視するなら、何故「捜査可視化法案」を押しやってまで、こんな無茶な法律を審議入りさせたんですか?あなたは、可視化法案の審議入りを拒否した自民党の、警察官僚出身の議員です。その出自から視聴者が何を感じるか解らないとしたら、大学院にでも入り直して、行政学の広報広聴の講座でも取ってくることをお勧めします。
> その後、7月13日に内閣不信任案が提出され、野党は、その後一切の与党との協議を拒否する姿勢に出た。
> 不信任案は、あくまで「内閣」に対するものなのに、民主党の方針は、議員立法についての修正協議もストップさせるというもので、これはこれで、大変理不尽な話だ。
理不尽なのは、もはや時間制限付きなのが誰の目にも明白な「与党」の立場を使って法案を通そうとする、あなたの頭の中身です。
少し待っていれば力関係が変わるのに、不利な状況で講和を結ぼうとする者がどこにいますか。
逆を言えば、あなたの言うような「合意」が完全に出来ていたのであれば、協議が止まる理由は無いんじゃないでしょうか?協議が止まったという一点を見ても、あなたの言う「合意」の存在は、疑わしくなるのですが?
> また、このコラムをご覧になる方々も、お互いが、このような修正協議が行われることを考えながら、6月26日の論戦を闘わせていたのだという観点から、衆議院インターネットTVを見ていただけたら幸いに思う。
そして、これが締めくくりの言葉です。
何を言っているかと言えば、「国会審議なんてプロレスだよ。密室の協議が本番なんで、あれ見て非難すんなよ。民主党とうちは仲良しなんで」と言う事です。
つまり、「俺らの反対者として民主党に投票するなんて無駄だから」と言いたいわけですね。悪質な印象操作です。
ちなみに、あちこちに書いてある「合意した」なる内容の列挙は、どれも公表されていません。
当たり前ですが、ここまで詳細に決まっていたなら、公表しない方がおかしいんですよ。法案を成立させることは、議員にとって「得点」になります。成立しないまでも合意を取り付け、「次の国会で大きく自体が動かなければ(政権交代とか)成立します」と言う宣言を出せれば、またとない得点です。
それを公表せず、マスコミへの怪しいリークだけだったと言うことは、同意の存在を疑わざるを得ない。もっと露骨に言えば、「得点」は欲しいけど公式発表をすると野党から突っ込まれるから、マスコミへのリークやコラムとでコソコソ情報操作していると言う事でしょう。
これが汚いのは、例えば枝野議員がマスコミに「合意の事実はない」と言うのが割と難しい点です。
オープンミーティングであれば支持者相手なので良いのですが、与党案に好意的なマスコミだと、「民主党は児童ポルノ問題に後ろ向き」と言う記事にされる危険性が出てきます。(保坂議員は、元々少数党の弱小候補なので、むしろニッチな層へのアピールがメインになります。失う大衆的支持基盤が、最初からないからです)
ただ、オープンミーティングで言っていることが事実なら、葉梨議員のやって居ることは完全なデマゴギーなので、枝野議員はこんな記事を出してくれているSPA!あたりを使って、反論をするべきだと思います。悪質すぎますから。
それにしても、こんなふざけた事をやる議員は、落とさないとマズイだろうと改めて思います。
このコラムの内容が虚偽であった場合は当然として、そうでなかったとしても、彼が国会での審議をどう考えているか一目瞭然です。
可視化されて国民の目の前で行われる審議など単なるポーズで、舞台裏での取引がメインと言っているわけで。
こんな人間が権力の座に居続けては、国会の空洞化も警察の暴走も抑えられる訳がありません。
ああ、それと、公表されなかった「合意」の内容をこう言う形で公開するのは、もしそれが本当に存在した場合、協議相手への裏切りだと思うのですが?この点で彼は、単に不誠実なだけでなく、取引の主体としても能力が高いとは言い難いと思うのですが、どうでしょうかね?

自白の心理学 (岩波新書)
自白は証拠の王様!
それが警察にとって自戒の言葉なんかであり得ないのは、歴史を見れば一目瞭然。
この本に書いてある心理学の分析など用いなくても、単純な経済学の効用計算でも割り出せる話です。
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前の記事で突っ込んだコラムに続き、自民党の葉梨議員がまた自分のコラムで好き勝手なことを言っています。
まず、これを読む前の前提として、
衆議院の審議録画ページから、6/26の法務委員会を選択し、彼の言動を見てみましょう。
なお、ニコニコ動画にも上がっています。
また、毎日が飛ばし記事を書いた「修正合意」については、当の枝野議員がオープンミーティングで否定していると言う点に注意して下さい。
では、内容を見ていきましょう。
でもまあ、記事最上段に、いきなり
>与党児ポ法改正PT・右はアグネスさん
などと言うキャプションの付いた写真が載っている段階で、お里は知れます。アグネスさんは、修正協議と何の関係もないんですが?そもそも、改正プロジェクトチームは、今回の修正協議より遙か前ですよね?
これが誰に向けて書かれ、どこにアピールしたいか、良く解ると思います。
と言うわけで、文章部分へ。
> 私と民主党の枝野氏は、この数年にわたり、憲法問題で相当突っ込んだ議論・講演を重ね、また、海外視察を共にしたりしている仲。
> 6月26日の法務委員会で、私が枝野氏と多少激しく渡り合ったのは、徹底的な議論をした上でないと妥協しないという、彼の性格を知っていたからでもある。
初っ端からこれです。要するに、「私と枝野議員は同じ」だと言っているわけです。ボコボコに論破されてやばい発言を多数引き出されてしまったわけですが、「負けた訳じゃないよ。だって、あの議論はポーズだけだもん」と言って逃げているわけですね。
反吐が出るほどふざけた物言いです。当たり前ですが、論敵・ライバルであることと妥協可能性は一致しません。批判の大きさに驚いて、支持の集まった相手の同志面をするような人間を、通常「卑怯者」と言います。
> また逆に、民主党案では、性欲を興奮させ、又は刺激すると認められないような男子児童の上半身裸の姿態(ジャニーズ等)が、児童ポルノとして規制対象となってしまう可能性もあった。
で、またこれです。前の記事でも言いましたが、それは与党案の問題点です。上半身裸で踊る男子児童の映像が当てはまると言うのは、あなたが言ったんです!
従って、この「問題」が、ここで言われたような文脈で話し合われることはあり得ません。民主党が審議で指摘したのは「与党案」の内容です。「民主党案でも当てはまる可能性があるよね」と言う事なら修正の可能性もあるでしょうが、「民主党案から与党案に近づけましょう。ジャニーズが入ってしまうから」などと言ったら、席を蹴られますよ。
結局、与野党の協議というのは密室ですから、バッチリ可視化されている法務委員会の審議と違い、こう言う人間が後から平気で内容を捏造できるのです。
彼が警察の人間だったと言う事を思い出しましょう。
要するに、冤罪裁判でいつも見るあの光景です。「私は取調室で被告人が自白するのを聞きました。今になって何故自白していないなどと言うのか不思議です」……
ああ、なんて素晴らしい国!
>罰則をかけるかけない以前の話として、「児童ポルノ」を持つことが良いことか、悪いことか、民主党としてもハッキリさせて欲しいという問いかけであった。
> この問いかけには、さすがの民主党も、「良いことである」とは答えられなかった。
ですから、その「児童ポルノ」の定義がおかしい・曖昧・恣意的だと、散々野党から突っ込まれたわけですが?
そして、上段後半から下段。「良いこと」でなければ「悪いこと」らしいです。素晴らしい論理のアクロバットです。
「良いこと」でないことをすると、警察がやってきてあなたを逮捕します。
ええと、どこの全体主義国家ですか?
こう言う二元論・極論も、警察関係で良く見ます。「反対するのは見られて困ることがあるからだ」と言って監視カメラを不安がる相手を黙らせ、「警察がなかったらどうなる」と綱紀粛正を迫る相手に逆ギレする。ちなみに、前者のように言っておいて取り調べ・調査の可視化に反対するのは、彼ら一流のギャグではないらしいです。
それと、またもの凄いセリフがありまして……
> 委員会などでハッキリ物を言うものだから、「自白は証拠の王者」という刑法学の格言を国会で述べただけで、刑法学には無縁のネット諸氏からは、相当叩かれているらしい(この格言は、だからこそ、自白の任意性・信用性を重視しなければならないという金言でもあるのだが。)。
叩かれたのは、そのセリフが「金言」などではなく、単なる警察の暴走を正当化する言葉だと、あなたが理解できなかったからでしょう。足利事件の直後に国民の前でこんな言葉を吐いて、相手が「刑法学に無縁」な輩だと逆ギレする時点で、全くもって「なってない」んです。
大体、自白の任意性・信用性を重視するなら、何故「捜査可視化法案」を押しやってまで、こんな無茶な法律を審議入りさせたんですか?あなたは、可視化法案の審議入りを拒否した自民党の、警察官僚出身の議員です。その出自から視聴者が何を感じるか解らないとしたら、大学院にでも入り直して、行政学の広報広聴の講座でも取ってくることをお勧めします。
> その後、7月13日に内閣不信任案が提出され、野党は、その後一切の与党との協議を拒否する姿勢に出た。
> 不信任案は、あくまで「内閣」に対するものなのに、民主党の方針は、議員立法についての修正協議もストップさせるというもので、これはこれで、大変理不尽な話だ。
理不尽なのは、もはや時間制限付きなのが誰の目にも明白な「与党」の立場を使って法案を通そうとする、あなたの頭の中身です。
少し待っていれば力関係が変わるのに、不利な状況で講和を結ぼうとする者がどこにいますか。
逆を言えば、あなたの言うような「合意」が完全に出来ていたのであれば、協議が止まる理由は無いんじゃないでしょうか?協議が止まったという一点を見ても、あなたの言う「合意」の存在は、疑わしくなるのですが?
> また、このコラムをご覧になる方々も、お互いが、このような修正協議が行われることを考えながら、6月26日の論戦を闘わせていたのだという観点から、衆議院インターネットTVを見ていただけたら幸いに思う。
そして、これが締めくくりの言葉です。
何を言っているかと言えば、「国会審議なんてプロレスだよ。密室の協議が本番なんで、あれ見て非難すんなよ。民主党とうちは仲良しなんで」と言う事です。
つまり、「俺らの反対者として民主党に投票するなんて無駄だから」と言いたいわけですね。悪質な印象操作です。
ちなみに、あちこちに書いてある「合意した」なる内容の列挙は、どれも公表されていません。
当たり前ですが、ここまで詳細に決まっていたなら、公表しない方がおかしいんですよ。法案を成立させることは、議員にとって「得点」になります。成立しないまでも合意を取り付け、「次の国会で大きく自体が動かなければ(政権交代とか)成立します」と言う宣言を出せれば、またとない得点です。
それを公表せず、マスコミへの怪しいリークだけだったと言うことは、同意の存在を疑わざるを得ない。もっと露骨に言えば、「得点」は欲しいけど公式発表をすると野党から突っ込まれるから、マスコミへのリークやコラムとでコソコソ情報操作していると言う事でしょう。
これが汚いのは、例えば枝野議員がマスコミに「合意の事実はない」と言うのが割と難しい点です。
オープンミーティングであれば支持者相手なので良いのですが、与党案に好意的なマスコミだと、「民主党は児童ポルノ問題に後ろ向き」と言う記事にされる危険性が出てきます。(保坂議員は、元々少数党の弱小候補なので、むしろニッチな層へのアピールがメインになります。失う大衆的支持基盤が、最初からないからです)
ただ、オープンミーティングで言っていることが事実なら、葉梨議員のやって居ることは完全なデマゴギーなので、枝野議員はこんな記事を出してくれているSPA!あたりを使って、反論をするべきだと思います。悪質すぎますから。
それにしても、こんなふざけた事をやる議員は、落とさないとマズイだろうと改めて思います。
このコラムの内容が虚偽であった場合は当然として、そうでなかったとしても、彼が国会での審議をどう考えているか一目瞭然です。
可視化されて国民の目の前で行われる審議など単なるポーズで、舞台裏での取引がメインと言っているわけで。
こんな人間が権力の座に居続けては、国会の空洞化も警察の暴走も抑えられる訳がありません。
ああ、それと、公表されなかった「合意」の内容をこう言う形で公開するのは、もしそれが本当に存在した場合、協議相手への裏切りだと思うのですが?この点で彼は、単に不誠実なだけでなく、取引の主体としても能力が高いとは言い難いと思うのですが、どうでしょうかね?

自白の心理学 (岩波新書)
自白は証拠の王様!
それが警察にとって自戒の言葉なんかであり得ないのは、歴史を見れば一目瞭然。
この本に書いてある心理学の分析など用いなくても、単純な経済学の効用計算でも割り出せる話です。
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2009年07月23日
「ふたつのスピカ」 実写版 第6話 感想

ホームスター プロ (HOMESTAR PRO)
↑今回唯一良かったと思うシーンに使われていた、ホームスター。これ、とても良い商品なんですが、日本の狭い家屋だと今一実力を発揮できない可哀想な奴。
同じ作者の投影機、MEGASTARを置いているプラネタリウムが近くにあるなら、是非一度出向いてみることをお勧めしますが。(公式サイトはこちら)
でまあ、ドラマの内容ですが、要するに引き続き最低です。
原作を破壊したのは良いけれど、代替となるような演出をこなせる力量がスタッフになく、フォローするだけの演技力もキャストにない。完全な袋小路です。
そして、グダグダの脚本の中で唯一使える駒、かつ、大根揃いの役者の中で唯一演技ができている佐野先生が、大車輪で働かされることになる、と……
佐野先生がやる役割は本来ライオンさんのもの。あるいは、テーマに沿って仲間達の会話で解決すべき事。結局彼らはドラマにおいて、大人に手取り足取り引っ張ってもらわねば、学校生活すらマトモに送れないガキになってしまっています。
典型的には、ケイの描き方ですね。宇宙への道の厳しさの実感も熱い思いも何もなく、アスミに食ってかかるだけのヒステリー。「あえて普段どおり」演出の空回りも酷いもので、体育教師の提案にヘラヘラ笑って突っ込むシーンなど、画面をぶん殴りそうになりました。キャラ崩壊ってレベルじゃありません。
そしてアスミ。あの覚悟の無さは何なんでしょうか?「偶然宇宙飛行士候補に選ばれた普通の女子高生」とか言う設定なら、あれでもいいでしょう。ですが、彼女は宇宙学校の選抜に通ったエリートで、宇宙への思いだけを支えに生きてきたんですよ?「それは原作の話だ」と言うなら、それこそ何度も繰り返したように「なんで原作クレジットを入れたんだ?」と言わざるを得ません。
どうも、最後はプロパガンダと宇宙開発の話で締めるようですが、今更、ねえ……
原作のアスミであれば、現実と理想のギャップに悩みもするでしょうが、ドラマのアスミにはそもそも理想を語るほどの思いがありません。あれをクライマックスに持ってくるのならば、選抜やシュウとの確執でグチグチ悩ませるべきではなかったでしょう。それまでは彼女の強さを見せ、宇宙への道については、悩むのを最後のイベントまで取っておかねば威力は半減です。
以下、細かい点。
続きを読む
2009年07月22日
ドラゴンクエストIX 経過2

ドラゴンクエストIX 星空の守り人
果実を三つ集めた所まで。プレイ時間は20時間に迫ろうとしているのですが、あちこちの職業をはしごしたり、錬金材料を集めて彷徨ったりしているため、シナリオが全然進みません。楽しいから良いのですが。
なお、7と同じく職業毎の強さに大分差があるため、下手なパーティだと酷い目に遭います。ガーゴイル相手に初全滅。
さて、そろそろサブクエストで耐え難いレベルのが登場し始めました。メタルスライムを条件満たした上で三匹倒せとか、毒で特定の敵に止めを刺せとか、マジだるいんですけど。(妖精語)
ただ、シナリオはほりいゆうじの黒さが表れた、なかなか巧みな物になっています。
どれもこれも、救いがあるように見えて、取り返しのつかない過去を起点にしたエピソードばかり。石の町でイベントを終えてから神木の町に戻ると、その辺が良くわかります。
ただ、あのお婆さんが本棚に置いているものを見るにつけ、何とも言えない感情が……
さだまさしの「秘恋」という曲を思い出しましたよ。(曲のリンク先はyoutube。収録アルバムは家族の肖像
なお攻略ですが、これも7と一緒。下手にあちこちの職業に浮気せず、一つの職業をやり続けていれば、そんなに苦戦しないでしょう。それにしても、魔法戦士の使えなさぶりは…… せめてホイミかスクルトを憶えてくれれば使いようがあるのですが。盾を使えないせいで、他の職業での下積みが必須に成りそうなバトルマスターもそうですが、上級職は使い勝手が良くありません。
さて、錬金リストも大分埋まってきましたし、そろそろ本編を進めますかね。
その他のドラクエ関係エントリーはこちら
2009年07月21日
毎日新聞から中立の記事
児童ポルノ法関連については、なぜか産経新聞が目立ち、リベラル各紙がろくな記事を出さないと言う状況でした。ですが、少しずつ変わりつつあるようです。
児童ポルノ禁止法:改正案の課題 与党と民主、異なる「単純所持」定義 (毎日新聞)
ちなみに、東京新聞は今回の騒動が始まる前から慎重派の記事が多く載ったりしてますが、残念なことに地方紙ですので…… (一例として、この記事)
それにしても、私は携帯でWEBを見るのは寒気がするほど嫌いなので、東京新聞さんは記事全文をネットで読めるようにして欲しいです。有料サービスで構わないので。
この北の島では、購読のしようがないんですよ。郵送購読もありますが、送料がかかる上に遅れるので、新聞の意味がなくなるんです。
閑話休題、上記の記事は与党案の問題点を列挙し、民主案を推す内容になっています。まあ、言論機関が与党案に賛成するという今までの構図自体が、あり得ない話だったわけですが。
やはり、多くの問題点指摘がされ、実際に法案が流れたことで、マスコミの論調も変わりつつあるのでしょう。
変節漢、などと言ってはいけません。抗議や警告と言った多くの声によって、社内の慎重派が力を得たと言う事です。
そもそも、保坂議員が書いているように、文責者である「臺宏士」(たい・ひろし、って読むんでしょうか?)記者は、表現の自由については今までも同系統の記事を書いてきています。
(サイト内検索すると、出てくる記事リストはこちら)
ざっと読む限り、国や企業による表現の自由への介入に対し、警鐘を鳴らす内容が多いようです。
一方、グーグル関連の記事に見られるように、大手マスコミの記者としての限界も見える感じ。
まあ、著作権については彼らのご飯の種ですので、ああ言う論調以外あり得ないでしょうが。
そう言う記者に記事を書く機会が回された(あるいは、書くことを許された)と言う事は、我々の勝利を意味します。
そして、少なくとも状況に鑑みて与党の危険性と反対派の正当性を認めるだけの自浄能力を、彼らが残していることの証明でもあります。
この調子で追随するマスコミが出てきてくれれば、一気に流れが変わる可能性もあります。
バックにいる団体が最も得意とする、感情論による宣伝攻勢が回らなくなってしまうのですから。
だから、他のろくでもない記事を出しているマスコミについても、罵倒ではなく期待と共に見守りましょう。「何故もっときちんとした記事を書いてくれないのか?多くの情報を集められる彼らなら、十分できるはずだ」と言った具合に。
意見を送る時、「○○と言う事実も取り上げた方が良いのではないでしょうか?」「やや一面的で残念です」「××と言う側面もあり、懸念を感じます」と言った穏やかな指摘・意見のフォーマットが推奨されるのは、相手に話を聞いてもらうためなわけで。
(だから、最初から話を聞く気のない、例えば聖教新聞などには、意見を送るだけ無駄でしょう)
まとめると、以下の通り。
・風が吹きつつありますよ
・でも、所詮我々は弱小勢力ですよ
・だから、「敵か味方か」みたいな態度は禁物ですよ
・引き続き下手に出て、意見を聞いてもらって、味方してくれそうな所を地道に開拓していきましょう
となります。
だから、お願いですから、どっかで良く見る「変態新聞が日和っただけ」「そんな事で見直すわけねえだろ」、みたいな態度はやめて下さいね!
以下、単なる附記。
続きを読む
児童ポルノ禁止法:改正案の課題 与党と民主、異なる「単純所持」定義 (毎日新聞)
ちなみに、東京新聞は今回の騒動が始まる前から慎重派の記事が多く載ったりしてますが、残念なことに地方紙ですので…… (一例として、この記事)
それにしても、私は携帯でWEBを見るのは寒気がするほど嫌いなので、東京新聞さんは記事全文をネットで読めるようにして欲しいです。有料サービスで構わないので。
この北の島では、購読のしようがないんですよ。郵送購読もありますが、送料がかかる上に遅れるので、新聞の意味がなくなるんです。
閑話休題、上記の記事は与党案の問題点を列挙し、民主案を推す内容になっています。まあ、言論機関が与党案に賛成するという今までの構図自体が、あり得ない話だったわけですが。
やはり、多くの問題点指摘がされ、実際に法案が流れたことで、マスコミの論調も変わりつつあるのでしょう。
変節漢、などと言ってはいけません。抗議や警告と言った多くの声によって、社内の慎重派が力を得たと言う事です。
そもそも、保坂議員が書いているように、文責者である「臺宏士」(たい・ひろし、って読むんでしょうか?)記者は、表現の自由については今までも同系統の記事を書いてきています。
(サイト内検索すると、出てくる記事リストはこちら)
ざっと読む限り、国や企業による表現の自由への介入に対し、警鐘を鳴らす内容が多いようです。
一方、グーグル関連の記事に見られるように、大手マスコミの記者としての限界も見える感じ。
まあ、著作権については彼らのご飯の種ですので、ああ言う論調以外あり得ないでしょうが。
そう言う記者に記事を書く機会が回された(あるいは、書くことを許された)と言う事は、我々の勝利を意味します。
そして、少なくとも状況に鑑みて与党の危険性と反対派の正当性を認めるだけの自浄能力を、彼らが残していることの証明でもあります。
この調子で追随するマスコミが出てきてくれれば、一気に流れが変わる可能性もあります。
バックにいる団体が最も得意とする、感情論による宣伝攻勢が回らなくなってしまうのですから。
だから、他のろくでもない記事を出しているマスコミについても、罵倒ではなく期待と共に見守りましょう。「何故もっときちんとした記事を書いてくれないのか?多くの情報を集められる彼らなら、十分できるはずだ」と言った具合に。
意見を送る時、「○○と言う事実も取り上げた方が良いのではないでしょうか?」「やや一面的で残念です」「××と言う側面もあり、懸念を感じます」と言った穏やかな指摘・意見のフォーマットが推奨されるのは、相手に話を聞いてもらうためなわけで。
(だから、最初から話を聞く気のない、例えば聖教新聞などには、意見を送るだけ無駄でしょう)
まとめると、以下の通り。
・風が吹きつつありますよ
・でも、所詮我々は弱小勢力ですよ
・だから、「敵か味方か」みたいな態度は禁物ですよ
・引き続き下手に出て、意見を聞いてもらって、味方してくれそうな所を地道に開拓していきましょう
となります。
だから、お願いですから、どっかで良く見る「変態新聞が日和っただけ」「そんな事で見直すわけねえだろ」、みたいな態度はやめて下さいね!
以下、単なる附記。
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2009年07月20日
涼宮ハルヒの憂鬱16話 「エンドレスエイト」(その5) 感想

涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)
と言うわけで、もはや今週でループが解けるなどと言う予想を立てようもないエンドレスエイトです。
冒頭のキョン宅のテレビとソファーは、毎回微妙に違うような、違わないような……
ひょっとして、ループではなく、パラレルワールドの無限生成として処理していたりするんでしょうか?
12話
13話
14話
15話
16話(今回)
少なくとも、今回のソファーはキョンの妹が座っている側の座面が二つに分かれてますし、テレビのサイズ、縦横比も微妙に違います。また、下部に収納されているデッキも、毎回違いますね。
ただ、長門以外にとっては、「失った時間は決して取り戻すことはできない」と言う言葉は、皮肉ではなく真実。だから、本質的には同じ事なのかもしれません。
さて、上記のセリフに重なって表示された、今回の映像。
今までの、飛行機や入道雲や白いワンピースとは、少々異なった方向性の「夏」描写です。ハレーションを強めた今回の映像と相まって、結構自己主張の強い絵ですね。
そして、順調に鬱を悪化させる長門さん。
市民プールのスクール水着など、本格的に適切な行動が取れなくなりつつあることを、暗示させるチョイスだと思います。
スローモーションで羽ばたく蝶が時計と重なり、音が遠ざかる。ループを抜けるバタフライエフェクトを求めたトライ&エラーを象徴する映像。恐らくは、直前に映る長門の心象風景。
だからこそ、呼び止めたキョンに応える長門は、こんなにも心を揺らせる顔をするのでしょう。
結局彼は今回も、呼び止めただけで終わってしまうのですから。
ここで長門が見つめているのは、恐らくキョンではなくその手にあるカメラ。この写真も、それに写された思い出も、残りはしないと思っての視線でしょうか。
一方、毎回長門が捕まえる「居るはずのない虫」は、彼女がハルヒの能力を奪取しつつある伏線かもしれません。
なお、映像は省略しますが、サファリルック(探検隊コス?)のハルヒは、すごくアリだと思います!
コスチュームと言えば、長門のこの格好は、上のスク水と同じく壊れかけを表現しているのではないかと。
キョンの「ビーム受けた零号機の気持ちが良くわかる」は、映画版二作目の放映時期を見越して、仕込んでおいたネタでしょうね。
そう言えば、夜中のシーンでみくると長門がナンパされたりしていましたが、何だったんでしょう?セリフもないまま、一瞬でフェイドアウトしてましたし。
そして今回のループは、15521回目。前回から、また8回分飛びました。
このシーンで長門のセリフに重なるものもその後も、BGMは一貫してひどく切なげ。
全体的に、今回は彼女の心象風景で構成されている印象です。ハルヒの心情を前面に出していた前回までとは、ここが異なっている訳です。
また、彼女が哀しそうに星を見ているシーンで気づきましたが、過去と未来が無くなってしまっている以上、彼女は異時間同位体同期機能も使えないんですよね。従って、ループの終わりは見えず、思いを分かち合う仲間も居らず、絶対の孤独に数百年閉じ込められている事になるわけです。泣き崩れるみくるよりも、はるかに大きなショックを受けているんですよ。
そりゃ、バグも出てこようという物です。
ただ、今回も原作にある、最近になるほどキョン達が気づく頻度が上がっている、と言うセリフは出てこないのですよね。これがないせいで、キョンは正解にたどり着けないのでしょうか?
さて、今回は浴衣選びのシーンがありませんでした。これで浮いた時間で、新展開があるかとも思ったのですが……
ハハ、最後のシーンを、キョンの思考をたどる形でループさせた上に、ループの瞬間まで描写を入れて解散時間切れを目指すとは!やられましたよ。視聴者が、残り時間をチェックしつつ展開を読むであろう事を、逆手に取ってるわけで。まあ、最初から今回で終わるとは思っていないわけで、十分に「やられた畜生!」と言う気分にさせてもらいました。
私は、前回書いたとおり、もうこう言うものだと割り切って実験作に付き合っています。だから、終わらないことに腹は立ちません。
次のループを楽しみに、次週を待ちたいと思います。
その他のハルヒ関係エントリーはこちら
2009年07月19日
児ポ法改正阻止の立役者、保坂議員の出馬が決まりました
露骨に政治的な話になります。
児童ポルノ法の審議において、民主党の枝野議員と共に最も多大な貢献をしてくれた保坂議員は、東京8区(杉並区)からの出馬となりました。
また、共産党を除く野党各党からの推薦も受けています。
>社民党は保坂のぶとを杉並区(東京8区)で公認決定しました!
>民主党・国民新党・東京・生活者ネットワークが推薦決定しました!
保坂議員のWEBページ
つまり、杉並区では、保坂議員と自民党候補の一騎打ちとなります。
しかし、ここまで統一戦線をくめたなら、共産党はせめて候補者を立てないでもらいたいですよね……
比例区では大いに頑張ってもらいたいですが、何しろこの選挙区は石原伸晃の鉄板地盤です。
あれだけ失政を重ねながら勢いの衰えない都知事の威光もあって、全野党が合流してギリギリ戦えるかどうかと言うレベルです。
WIKIPEDIAの、同区歴代選挙結果
同区居住の方は、必ず投票に行って下さい。
保坂議員が国会に残れるかどうかは、今後も続く表現への自由を巡る論争において、勝敗を分ける重要な鍵になるでしょう。例の審議を見て頂けた方なら、それが良くわかると思います。
また、東京比例区での名簿第一位もほぼ確定しているようなので、東京在住の方は比例区は、必ず社民党と書いて下さい。(復活当選の目が出てきます)
と言うか、比例区が本命です。勿論、一番当選可能性のある野党候補として、杉並区での投票は当然。しかし、上記のように当選可能性が高いとは、言い難いのです。
社民党の東京比例区は、「頑張れば当選できる可能性がある」と言うレベルです。都議選の結果を見ても、社民党の得票は非常に限られることが解るでしょう。そして比例区では、当然選挙協力はあり得ないのです。
そもそも、現在持っている保坂議員の一議席は、選挙制度の事故みたいな形で転がり込んだもの。本来なら保坂議員は、得票数がわずかに足りず落選していたはずでした。(詳細は、当時の記事が残っていますのでどうぞ)
投票用紙に「社民党」と書くことに抵抗がある方は多いでしょうが、これは実質「保坂展人」と書くのと同じです。
皮肉な話ですが、奇跡でも起きない限りは、社民党の議席枠が2まで伸びることはあり得ません。保坂候補への投票と割り切って、必ず記入して下さい。
また、逆説的ですが、この状況は、あなたの投票を非常に意味のあるものにします。
自民や民主などへの投票では、十万票単位が誤差扱いです。逆に幸福実現等のような泡沫政党の場合は、完全な死に票にしかなりません。
しかし、死に体でありながら一議席獲得の目も十分に残されている社民党への投票において、あなたの一票は恐ろしく重い物になります。大体、東京全体でほんの三万票も増えれば、議席は鉄板になるでしょう。
そして、そんな形で議席を獲得した党は、この問題に関して絶対に我々を裏切れなくなります。
特に社民党は、消費税反対や安保反対と言った、支持者にアピールし続けてきた基幹戦略を捨てた事で、現状の少数党と化しています。支持者を裏切ることの怖さは、骨身にしみていると言って良いでしょう。
何より、ここで保坂議員が落選したりすれば、議会に対して「児童ポルノ法への反対は票にならない」「ネット上で騒いでいる連中は、所詮口だけで投票に行かないし、数も多くない」と宣言するに等しくなります。
あるいは、もっと酷く「児童ポルノ法に反対すると選挙に勝てない」と。(保坂・枝野議員の票が激減したりすれば、当然そう評価されるでしょう)そうなれば、もう次回以降の国会で、反対してくれる議員は居なくなります。
とにかく、この問題で注目を浴びた議員の当落は、強く注目されていると思って下さい。「児童ポルノ法に対する態度が、有権者からどう評価されるか」の、リトマス試験紙となるのですから。
ですから、繰り返しますが、東京都で選挙権を行使する人は、比例区ではできる限り社民党に投票して下さい。
杉並区で選挙権を行使する人は、必ず保坂議員に投票して下さい。
また、その他の選挙区でも、規制反対派議員がいればその人に、そうでなければ規制賛成派でない野党議員に投票して下さい。
規制反対派議員リスト
規制推進派議員リスト
共にチラシの裏(3週目)さんより
ここが正念場です。
我々の政治的な力・「敵に回して良い連中かどうか」が判断されるのは、選挙結果以外あり得ないのですから。気を引き締めて、不在者投票制度なども使い、必ず選挙権を行使して下さい。
お願いします、とは言いません。あなたがこの問題を重要な事だと思うなら、人にお願いされて行動を左右するような事ではないと、もう解っているはずですから。
ところで、解散が変な時期になってしまったおかげで、どうも私は東京で選挙権を行使することになりそうです。
一ヶ月~の東京滞在中に選挙になってしまうので、北海道での不在者投票も不可。住民票を移さざるを得ないのです。
ちなみに、一応説明しておきますが、これは公明党がやって居るとされる、実態を伴わない移動とは話が違うので、誤解無きよう。その間生活の本拠は東京に移っているので、住民基本台帳法上「やらなくてはならない」移動です。
まあ、こんな事情でもなければ、多くの人がそうしているとおり、動かさずに放置する所なわけですが……
8/4追記
実際にこんなタイミングで住民票を移したことがないので知らなかったのですが、この場合投票用紙は新住所に送られるものの、投票権は前住地になるんですね。
勿論それだけのために戻るなど不可能なので、不在者投票制度を使わざるを得ないようです。
うーん、「国政選挙は地方選挙と違って三ヶ月継続居住条項はない」と憶えていたのですが、実務上の選挙人登録名簿作成を理由に、こうなってるみたいですね。
それって、法律の委任範囲をぶっ飛ばしてませんか?
住民票移動による票管理を防ぐためかもしれませんが、わざわざ不在者投票をしなきゃならないし、凄く面倒ですよね。一番重要な基本的人権なのですがねえ……

自由からの逃走
投票したい政党がない、この中から選べなんて拷問だ、などと言う人にお勧め。
「自由」は非常に面倒くさく、時に苦しいものです。だから、人間は自由から逃げ出したい、絶対的な誰かが「きちんと」物事を決めてくれる事を求めてしまう。
それは確かに楽ですが、そう言う「自由からの逃走」が何を生み出すかは歴史が示しているわけで。
表現規制関連エントリーはこちら
児童ポルノ法の審議において、民主党の枝野議員と共に最も多大な貢献をしてくれた保坂議員は、東京8区(杉並区)からの出馬となりました。
また、共産党を除く野党各党からの推薦も受けています。
>社民党は保坂のぶとを杉並区(東京8区)で公認決定しました!
>民主党・国民新党・東京・生活者ネットワークが推薦決定しました!
保坂議員のWEBページ
つまり、杉並区では、保坂議員と自民党候補の一騎打ちとなります。
しかし、ここまで統一戦線をくめたなら、共産党はせめて候補者を立てないでもらいたいですよね……
比例区では大いに頑張ってもらいたいですが、何しろこの選挙区は石原伸晃の鉄板地盤です。
あれだけ失政を重ねながら勢いの衰えない都知事の威光もあって、全野党が合流してギリギリ戦えるかどうかと言うレベルです。
WIKIPEDIAの、同区歴代選挙結果
同区居住の方は、必ず投票に行って下さい。
保坂議員が国会に残れるかどうかは、今後も続く表現への自由を巡る論争において、勝敗を分ける重要な鍵になるでしょう。例の審議を見て頂けた方なら、それが良くわかると思います。
また、東京比例区での名簿第一位もほぼ確定しているようなので、東京在住の方は比例区は、必ず社民党と書いて下さい。(復活当選の目が出てきます)
と言うか、比例区が本命です。勿論、一番当選可能性のある野党候補として、杉並区での投票は当然。しかし、上記のように当選可能性が高いとは、言い難いのです。
社民党の東京比例区は、「頑張れば当選できる可能性がある」と言うレベルです。都議選の結果を見ても、社民党の得票は非常に限られることが解るでしょう。そして比例区では、当然選挙協力はあり得ないのです。
そもそも、現在持っている保坂議員の一議席は、選挙制度の事故みたいな形で転がり込んだもの。本来なら保坂議員は、得票数がわずかに足りず落選していたはずでした。(詳細は、当時の記事が残っていますのでどうぞ)
投票用紙に「社民党」と書くことに抵抗がある方は多いでしょうが、これは実質「保坂展人」と書くのと同じです。
皮肉な話ですが、奇跡でも起きない限りは、社民党の議席枠が2まで伸びることはあり得ません。保坂候補への投票と割り切って、必ず記入して下さい。
また、逆説的ですが、この状況は、あなたの投票を非常に意味のあるものにします。
自民や民主などへの投票では、十万票単位が誤差扱いです。逆に幸福実現等のような泡沫政党の場合は、完全な死に票にしかなりません。
しかし、死に体でありながら一議席獲得の目も十分に残されている社民党への投票において、あなたの一票は恐ろしく重い物になります。大体、東京全体でほんの三万票も増えれば、議席は鉄板になるでしょう。
そして、そんな形で議席を獲得した党は、この問題に関して絶対に我々を裏切れなくなります。
特に社民党は、消費税反対や安保反対と言った、支持者にアピールし続けてきた基幹戦略を捨てた事で、現状の少数党と化しています。支持者を裏切ることの怖さは、骨身にしみていると言って良いでしょう。
何より、ここで保坂議員が落選したりすれば、議会に対して「児童ポルノ法への反対は票にならない」「ネット上で騒いでいる連中は、所詮口だけで投票に行かないし、数も多くない」と宣言するに等しくなります。
あるいは、もっと酷く「児童ポルノ法に反対すると選挙に勝てない」と。(保坂・枝野議員の票が激減したりすれば、当然そう評価されるでしょう)そうなれば、もう次回以降の国会で、反対してくれる議員は居なくなります。
とにかく、この問題で注目を浴びた議員の当落は、強く注目されていると思って下さい。「児童ポルノ法に対する態度が、有権者からどう評価されるか」の、リトマス試験紙となるのですから。
ですから、繰り返しますが、東京都で選挙権を行使する人は、比例区ではできる限り社民党に投票して下さい。
杉並区で選挙権を行使する人は、必ず保坂議員に投票して下さい。
また、その他の選挙区でも、規制反対派議員がいればその人に、そうでなければ規制賛成派でない野党議員に投票して下さい。
規制反対派議員リスト
規制推進派議員リスト
共にチラシの裏(3週目)さんより
ここが正念場です。
我々の政治的な力・「敵に回して良い連中かどうか」が判断されるのは、選挙結果以外あり得ないのですから。気を引き締めて、不在者投票制度なども使い、必ず選挙権を行使して下さい。
お願いします、とは言いません。あなたがこの問題を重要な事だと思うなら、人にお願いされて行動を左右するような事ではないと、もう解っているはずですから。
ところで、解散が変な時期になってしまったおかげで、どうも私は東京で選挙権を行使することになりそうです。
一ヶ月~の東京滞在中に選挙になってしまうので、北海道での不在者投票も不可。住民票を移さざるを得ないのです。
ちなみに、一応説明しておきますが、これは公明党がやって居るとされる、実態を伴わない移動とは話が違うので、誤解無きよう。その間生活の本拠は東京に移っているので、住民基本台帳法上「やらなくてはならない」移動です。
まあ、こんな事情でもなければ、多くの人がそうしているとおり、動かさずに放置する所なわけですが……
8/4追記
実際にこんなタイミングで住民票を移したことがないので知らなかったのですが、この場合投票用紙は新住所に送られるものの、投票権は前住地になるんですね。
勿論それだけのために戻るなど不可能なので、不在者投票制度を使わざるを得ないようです。
うーん、「国政選挙は地方選挙と違って三ヶ月継続居住条項はない」と憶えていたのですが、実務上の選挙人登録名簿作成を理由に、こうなってるみたいですね。
それって、法律の委任範囲をぶっ飛ばしてませんか?
住民票移動による票管理を防ぐためかもしれませんが、わざわざ不在者投票をしなきゃならないし、凄く面倒ですよね。一番重要な基本的人権なのですがねえ……

自由からの逃走
投票したい政党がない、この中から選べなんて拷問だ、などと言う人にお勧め。
「自由」は非常に面倒くさく、時に苦しいものです。だから、人間は自由から逃げ出したい、絶対的な誰かが「きちんと」物事を決めてくれる事を求めてしまう。
それは確かに楽ですが、そう言う「自由からの逃走」が何を生み出すかは歴史が示しているわけで。
表現規制関連エントリーはこちら
2009年07月18日
「MASS EFFECT」 ファーストインプレッション
このエントリーは、結構前に書いてあったのですが、児ポ法関連等に押し出され、今頃になってのアップとなりました。

Mass Effect
洋ゲーでささくれだった気分を癒そうと、タイムリープ
を買いにヨドバシに出かけたはずが、気づいたらこれを掴んでレジに並んでいたでござる。
と言うわけで、マスエフェクトです。店頭ムービーが格好良すぎて、嫌な匂いを感じ取りながらも衝動買いしてしまいました。
内容は、要するにスター・ウォーズ。
古代異星人の遺跡を利用して宇宙に進出した人類と、元々銀河に進出していた異星人(彼らも同じ古代種族の遺跡を使っている)が織りなすスペースオペラです。
主人公は、人類初の超法規捜査官「スペクター」となった海兵隊少佐。絶滅種族の遺産を巡る陰謀を追って、宇宙を飛び回ることになります。
一応RPGと名乗っていますが、基本的にはFPS(TPS). レベルアップで増えるのも戦闘系の能力だけで、この辺FALLOUT3(前に書いたレビューはこちら)とは傾向が違います。
でまあ、ファーストインプレッションなんですが、最初に書いた「スター・ウォーズ」の一言で、良い点も悪い点もまとめられてしまうのですよ。
まず、メカデザインや宇宙空間、古代異星人の残した巨大構造物の映像などは、本当に見事。これがあったから衝動買いしたわけで、さすがとしか言いようがありません。本場ですもんね。
一方、ヒューマノイドばかりが闊歩する都市の様子や、あまりにも人間的な論理が横行する異星人の描写には溜息が出ます。そもそも、モーションキャプチャーを使ったせいなんでしょうが、ヒューマノイド異星人は、どいつもこいつも「着ぐるみを着た人間」の動きにしか見えません。
一応象とゴリラの中間のような種族や、タコとクラゲの中間のような種族はかなり面白いのですが、こいつらは完全に脇役。戦闘参加すらありません。
大体、こう言う種族が居るのに、各種族が共同で使う都市に階段がやたらとあるデザインってどうなんですか?バリアフリーにしとかないと、通行不能の種族が大量にいるんですが……
まあ、この辺スペースオペラだから、としか言いようがないとしても、なんでアメリカ人にスペオペを作らせると、どいつもこいつも海軍と海兵隊になるのやら。往年の名作TRPG、トラベラー
なんかもそうでしたが、これは完全にアメリカ人の病理ですよね。海外、つまり宇宙に出る人間は海軍の軍人だけ、と言う大陸根性。あんたらの住んでる土地を「発見」したのは、軍人じゃないだろうと言いたい所です。なんで、海兵隊の少佐が、新鋭宇宙戦を駆って地道に惑星探査してるんでしょう?
スター・ウォーズだって、一番の人気キャラは、王族でも軍人でもないハン・ソロだったはずなのですが……
諧謔とブラックジョーク溢れる、良い意味でアメリカンだったFALLOUT3と、どうしても比較してしまう所。
まあ、そう言うお約束はとりあえず流すとして、やはり刮目すべきはそのボリューム。
十数個ある星域にそれぞれ複数個ある星系の各惑星(場合によっては衛星や浮遊基地)に全て設定やイベントがついており、そこを見て回るだけで十時間くらいは軽く経つでしょう。会話や情報端末の検索で得た情報は、即座にデータベースに登録され、適宜参照可能。また、データベースに新しい単語が登録される度に経験値が入るので、ちゃんとゲーム的な意味が持たされています。
金を手に入れる主な方法は、未探査星域を回っての鉱脈・遺物探索ですし。
おかげで、乱舞する固有名詞にも、大して苦労することはありません。
勿論、サブクエストを含めて詳細なレポートがリアルタイムで追加されるため、同時に十数個のイベントが進行しても全く問題ありません。
この辺、かけているお金が違うので当然ですが、この前の無限航路(関連レビューはこちら)とはできが違います。
一方、最初に基本はFPSと書いたように、戦闘と会話以外の要素はかなりなおざり。地質探査も鍵の解除もデータベースのクラックも、全て旗挙げゲームのようなできの悪いミニゲーム(画面上で光ったボタンを五回押すだけ)にまとめられています。
また、最悪なのが飛ばせないムービーと飛ばせるセリフ。
まず前者ですが、惑星への着陸、星系の移動、ゲーム起動時と、一々スキップ不可のムービーが流れます。戦闘前のムービーも同じで、キツいバランスのボス戦など、完全な嫌がらせ状態に。
そして、エレベーター!階層を移動する間、一分近く見てるだけ。文明の中心シタデルはこれがやたらと多く、発狂しそうになります。会話イベントが流れる場所もありますが、イベント中の時間は別換算で、結局一分待たされる○○仕様。
後者は、もっと切実。セリフのスキップ(字幕を読み終わったら、そりゃ飛ばします)と選択肢選択が同じボタンのため、誤クリックが頻発。
こんな物、選択肢表示時は選択肢をニュートラルにするか、Xボタン押しっぱなしで選択になるという××仕様を何とかするだけの事の筈なのですが……
基本となる戦闘のできが良く、スペースオペラとしても十二分に及第点。なのに、この辺の脇の甘さは、正にMICROSOFTの面目躍如でしょうか。
やっていて楽しいのに、基本的なゲーム設計以外の部分でストレスがたまる、そんな勿体ない作品というのがとりあえずの感想です。

Mass Effect
洋ゲーでささくれだった気分を癒そうと、タイムリープ
と言うわけで、マスエフェクトです。店頭ムービーが格好良すぎて、嫌な匂いを感じ取りながらも衝動買いしてしまいました。
内容は、要するにスター・ウォーズ。
古代異星人の遺跡を利用して宇宙に進出した人類と、元々銀河に進出していた異星人(彼らも同じ古代種族の遺跡を使っている)が織りなすスペースオペラです。
主人公は、人類初の超法規捜査官「スペクター」となった海兵隊少佐。絶滅種族の遺産を巡る陰謀を追って、宇宙を飛び回ることになります。
一応RPGと名乗っていますが、基本的にはFPS(TPS). レベルアップで増えるのも戦闘系の能力だけで、この辺FALLOUT3(前に書いたレビューはこちら)とは傾向が違います。
でまあ、ファーストインプレッションなんですが、最初に書いた「スター・ウォーズ」の一言で、良い点も悪い点もまとめられてしまうのですよ。
まず、メカデザインや宇宙空間、古代異星人の残した巨大構造物の映像などは、本当に見事。これがあったから衝動買いしたわけで、さすがとしか言いようがありません。本場ですもんね。
一方、ヒューマノイドばかりが闊歩する都市の様子や、あまりにも人間的な論理が横行する異星人の描写には溜息が出ます。そもそも、モーションキャプチャーを使ったせいなんでしょうが、ヒューマノイド異星人は、どいつもこいつも「着ぐるみを着た人間」の動きにしか見えません。
一応象とゴリラの中間のような種族や、タコとクラゲの中間のような種族はかなり面白いのですが、こいつらは完全に脇役。戦闘参加すらありません。
大体、こう言う種族が居るのに、各種族が共同で使う都市に階段がやたらとあるデザインってどうなんですか?バリアフリーにしとかないと、通行不能の種族が大量にいるんですが……
まあ、この辺スペースオペラだから、としか言いようがないとしても、なんでアメリカ人にスペオペを作らせると、どいつもこいつも海軍と海兵隊になるのやら。往年の名作TRPG、トラベラー
スター・ウォーズだって、一番の人気キャラは、王族でも軍人でもないハン・ソロだったはずなのですが……
諧謔とブラックジョーク溢れる、良い意味でアメリカンだったFALLOUT3と、どうしても比較してしまう所。
まあ、そう言うお約束はとりあえず流すとして、やはり刮目すべきはそのボリューム。
十数個ある星域にそれぞれ複数個ある星系の各惑星(場合によっては衛星や浮遊基地)に全て設定やイベントがついており、そこを見て回るだけで十時間くらいは軽く経つでしょう。会話や情報端末の検索で得た情報は、即座にデータベースに登録され、適宜参照可能。また、データベースに新しい単語が登録される度に経験値が入るので、ちゃんとゲーム的な意味が持たされています。
金を手に入れる主な方法は、未探査星域を回っての鉱脈・遺物探索ですし。
おかげで、乱舞する固有名詞にも、大して苦労することはありません。
勿論、サブクエストを含めて詳細なレポートがリアルタイムで追加されるため、同時に十数個のイベントが進行しても全く問題ありません。
この辺、かけているお金が違うので当然ですが、この前の無限航路(関連レビューはこちら)とはできが違います。
一方、最初に基本はFPSと書いたように、戦闘と会話以外の要素はかなりなおざり。地質探査も鍵の解除もデータベースのクラックも、全て旗挙げゲームのようなできの悪いミニゲーム(画面上で光ったボタンを五回押すだけ)にまとめられています。
また、最悪なのが飛ばせないムービーと飛ばせるセリフ。
まず前者ですが、惑星への着陸、星系の移動、ゲーム起動時と、一々スキップ不可のムービーが流れます。戦闘前のムービーも同じで、キツいバランスのボス戦など、完全な嫌がらせ状態に。
そして、エレベーター!階層を移動する間、一分近く見てるだけ。文明の中心シタデルはこれがやたらと多く、発狂しそうになります。会話イベントが流れる場所もありますが、イベント中の時間は別換算で、結局一分待たされる○○仕様。
後者は、もっと切実。セリフのスキップ(字幕を読み終わったら、そりゃ飛ばします)と選択肢選択が同じボタンのため、誤クリックが頻発。
こんな物、選択肢表示時は選択肢をニュートラルにするか、Xボタン押しっぱなしで選択になるという××仕様を何とかするだけの事の筈なのですが……
基本となる戦闘のできが良く、スペースオペラとしても十二分に及第点。なのに、この辺の脇の甘さは、正にMICROSOFTの面目躍如でしょうか。
やっていて楽しいのに、基本的なゲーム設計以外の部分でストレスがたまる、そんな勿体ない作品というのがとりあえずの感想です。
2009年07月17日
ドラゴンクエストIX 経過1

ドラゴンクエストIX 星空の守り人
なんか、広告から未実装の機能があるらしいですね。
私は、本当に期待するゲームは事前情報を一切シャットダウンするたちなので、良くわかりませんが。
シナリオは、やっとダーマまで。相変わらず、割と黒いエピソードが多かったり。前向きに成ればいいってもんじゃない感じの、取り返しの付かない物が多いですね。
なお、今回の転職は、スキルポイントをどこまで埋めたかが問題になるので、レベル40くらいまでは行かないと、転職の意味はなさそうです。遺跡でメタルスライムを狩るべきか……
敵が湧くポイントは大体決まっているので、メタル狩りをするのは簡単ですし。
7/18追記
今回の転職は、職業別にレベルが保存される仕様なので、むしろ積極的に職を渡り歩いた方が面白いです。専門技能職は派遣の方が、って感じでしょうか?
しかし、敵が強くなってくるに従い、メニュー画面関係の仕様には首をひねる事しきり。
どう言うことかというと、ウィンドウを開いていても、敵が動くのです。さすがにエンカウントはしませんが、敵を倒す → 回復 → 回復してる間に敵が重なる → ウィンドウ閉じる → エンカウント、と言う地獄が頻繁に発生します。これは、さすがに無いだろうと。
ここだけは、基幹システムなので、ちゃんと調整して欲しかった所。採集アイテムの復活とかも、良くわからない仕様だったりしますし。
なお、ずっと気になっていた戦闘時間の長さですが、グループ攻撃武器を使わなければ、割と快適に。あれ使うと、一回の行動アクションが二倍以上に感じてしまうので。
一方、全身画像が見れるおかげで、装備をついつい外見優先で選んで苦労するなんて言うのは面白い所。でも、「かっこよさ」の数値が装備欄では確認できないんですよね。オシャレな格好をして見せろとか言うサブイベントで、結構苦労しています。リアルのセンスで判断しろとな!?
とりあえず、巷で言われるような強いストレスを感じることもなく、私は普通に楽しめています。
話題にするための材料としても、やって見て特に損することはないのではないかと。
その他のドラクエ関係エントリーはこちら
2009年07月17日
MiAUが署名を募集しています
MiAU:一般社団法人インターネットユーザー協会が、児童ポルノ法改正に関する緊急声明を出し、賛同者を募っています。
こう言う物が一定数集まると、議会や政府への圧力をかける(ロビイングを行う)際に大きな力となるので、趣旨に賛同できる方は是非協力してあげて下さい。
公式サイト
記入フォーム
なお、フォームの文字が化けていることがありますが、これはgoogle側のバグであり、内容には問題ありません。
こう言う物が一定数集まると、議会や政府への圧力をかける(ロビイングを行う)際に大きな力となるので、趣旨に賛同できる方は是非協力してあげて下さい。
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記入フォーム
なお、フォームの文字が化けていることがありますが、これはgoogle側のバグであり、内容には問題ありません。
2009年07月16日
これはひどい 「ふたつのスピカ」 実写版 第5話 感想

瞳の先に(orange range)
主題歌は悪くないと思うんですよ。
CDのジャケットに、ふたつのスピカの「ふ」の字もないのが、なんだかなあと言う感じですが。
完全に惰性です。
もうここまで来れば、挽回のしようが無いのは解りきっているわけで。
演技の酷さなど、もはや突っ込む気にもなれません。ドラクエ9の素材集めの傍ら、ながら視聴です。
さて、今回見ていて良くわかりましたが、制作側は基本的な技量が不足しています。
まず、最初の方針決定段階から。
原作付き作品をやる場合、二つの方法があるのは自明でしょう。
1,原作を忠実に再現する
2,原作の核を抜き出し、再構成する
そして、下に行くほど(下の要素が強まるほど)難易度が高いのは自明の理。
極端に原作を破壊して成功している例など、押井守や宮崎駿くらいしか、すぐには思いつきません。前に上げた大林監督の転校生
原作破壊で有名な押井監督のパトレイバーだって、きちんとパトレイバーしていましたよね。
未来少年コナン
ところが、このドラマ版は、実力もないのに原作を破壊しにかかっています。一番根本的な、「友情」と「世代を超えて伝わる思い」を、いの一番に切り捨てて居るのです。
そのため、「どう見ても良い友人に見えない」五人組が、画面上でどうでもいい諍いを繰り返す、ウンザリする映像が続きます。
心の中に悲しみを抱えていても、そこは堪えて仲間に笑顔を見せる。負けて悔しくても、同時に競り勝った相手への敬意が先に来てしまう。そんな、真っ直ぐで、真っ直ぐすぎる純粋な友情が、原作の持ち味です。
それを、あのような下らない青春ドラマのフォーマットに落としてしまうのは、要するにテンプレートしか描けないからじゃないかと思います。
マリカの完全テンプレートのツンデレ台詞など、典型ですよね。彼女が持つ設定や背負った諸々を表現する力がないから、余計な設定を全て切り捨て、単なるツンデレキャラにしてしまう。
他にも、恋愛部分も描きやすいように、お約束の画面構成をしたいから、アスミが先頭に立ってケイを冷やかすような、原作破壊描写を躊躇わない。
夢半ばにして倒れ、一人だけ現世に残って、それでも宇宙を目指す若者をサポートし続けた孤独な幽霊を描こうとせず、単なる父と子のドラマにしてしまう。
遺族の罵倒を受けながらも夢を抱き続けてきた技術者を描けないから、単に「9年間苦しんできた」と言う話にしてしまう。大体、あの描写だと、トモロウが自責の念を感じる理由が弱すぎます。佐野の案をねじ込んで押しのけたのは一緒なのですから、そこを使えば良いではないですか。
アスミの思い・拠って立つ設定を掘り崩しているから、面接でキョドって潰れるという、あり得ないシーンを作ってしまう。
挙げ句の果てに、便利なキャラだからと言って、必要なかった仲違いの後始末まで、佐野先生にやらせてしまう。こう言う方法で収拾せざるを得なかった時点で、友情物語としては既に破綻しているのです。
仲間内部の問題を、外からの手助けでしか解決できなかった訳ですから。
それにしてもまあ、出てくるシーン出てくるシーン、砂浜を走る陳腐な描写をはじめ失笑するものばかり。一々叫ばせないと、セリフにしないと、視聴者に情報を伝えられないんでしょうか?
そして、最高なのはラストの吐血シーン。シュウに関する伏線を全て吹っ飛ばしていたせいで、唐突の極みです。あれ、演出としては最低ですよ。とりあえず話が佳境になったから特に伏線もないけど誰か殺そう、と言う流れにしか見えません。往年の野島ドラマじゃないんですから!
本当は、タチの悪いギャグとして見るのが正しいのでしょうが、はっきり言って笑えないのが困った所。
残り二話ですが、本当につまんないラストシーンが、今から目に浮かぶようです。
ふたつのスピカ関連エントリーはこちら
2009年07月15日
ドラゴンクエストIX ファーストインプレッション

ドラゴンクエストIX 星空の守り人
発売日の昼頃に札幌ヨドバシに行ったら、行列がゲーム・オモチャフロアの外周を半周していました。ざっと150人くらいでしょうか?正直、ここまで並ぶとは思わなかったのでビックリ。ちなみに、ドラクエ専用レジ4台(?)を用意していて、この状況でした。
さて、そう言う光景を見ればやる気もブーストされるわけで、家に帰って即起動。
と言うわけで以下雑感。
序盤のチュートリアルにあたる強制イベントは、7ほどではないにせよやや長め。戦闘が1回入るので、そんなにだれないのですが。
名前が5文字まで使えるようになったのは、ありがたいです。カタカナ名前は5文字が結構多いので、これでルイーダの店に置ける仲間が充実します。
一方、今回力が入っている「錬金」は、どうにも面倒でいけません。
基本的に、フィールド上の採取ポイントを回るかモンスターから奪うのですが、後者がとにかく低確率。アイテムドロップ率は今回かなり上がっているのですが、それでもやはりドラクエ。
しかも、アイテムは一度に一つしか落ちない仕様なので、素材を集めるのが苦痛です。
ただ、戦闘バランスは良好。シンボルエンカウントのおかげで戦う相手を選べることもあって、苦戦する事はありません。むしろ、美味しい敵だけを選んで狩っていけるので、レベルが割と簡単に上がります。
サブクエストは、まあ許容範囲内かな?無視しても問題無いレベルですし、それ自体チュートリアルとして機能していますし。
Wi-Fiは、使う機会がなさそうなので保留。ちなみに、宿屋の来客に関しては、人通りの多い所に行かなかったせいか、週明けから三日間持って歩いても一人だけでした。すれ違い通信は、やってる人が少ないのかな?
シナリオはかなり面白いです。最初はちょっと特殊な立場から始まる物の、その設定で世界の情報を制限し、面白い展開に持って行っています。
仲間はIIIと同じ完全メイキング制なので、リメイク5のような会話の面白さはありませんが、システム的な面白さは健在で良し。
主人公の最初の職業が、サマルトリアの王子みたいな超器用貧乏なのも、スキルの割り振りを考えさせたり転職を待ちわびる動機になっています。
また、仲間がコマな分、NPCは割と力が入っています。スイーツ(好意的な意味で「笑」)な妖精さんは、実に良いキャラクター。ツンデレとヤンキーの悪魔合体と言った風情ですが、機能的には非常に甲斐甲斐しくナビをしてくれるため、ゼルダの伝説の役立たず妖精よりもはるかに好感が持てます。
ただやっぱり、セーブデータ一つはあり得ないですよねえ。
やって居て面白いだけに、「2週目をやろうとしたら、データを消すか2本目を買うかの二択なのか……」と言う思いがよぎります。そんなにセーブデータが肥大化してしまったのでしょうか?だとしたら、完全な設計ミスだと思うのですが。まさか、当初PSPで開発していたって訳でもないでしょうし。
それと、戦闘がかなりもっさりしており、少し時間がかかります。ここはむしろ、携帯機なのですからもっと迅速にすべきだったのでは?せめて、メッセージ表示をノー・ウェイトにする事くらい、可能にして欲しかった。
とは言え、総じて高水準のドラクエ。不満もある意味想定の範囲内なので、「ああ、ドラクエやってるんだ!」と言う気分を、思う存分堪能できます。
いやあ、この前のエヴァと言い、長生きはするものですね。未来は、きっともっと良くなるんですよ。コンピュータの進歩と共に歩んできた我々ゲーマーは、経験に基づいてそう信じることができる人種なわけですから。
まあ、社会環境に関しては、そうも言ってられない部分がありますけどね……
その他ドラクエ関係エントリーはこちら
2009年07月14日
文句なしの傑作 ヱヴァンゲリオン劇場版「破」感想

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 オリジナルサウンドトラック SPECIAL EDITION
解りやすい演出が効いていた音楽を思い出し、サントラのリンクを貼りつつまずはスタンスから。
この作品は、何というか、自分の宗派を言った上でないと語れないようなデリケートな問題(笑)を含んでいますから。
とりあえず、当時テレビ版はリアルタイムでは見ず、放映終了後に友人からビデオを借りて視聴。
見事にドはまりして何度も見返し、そして劇場版に激怒して13年間怨念を募らせて来た、と言うのが基本スタンスになります。
旧25・26話は、制作上の問題、映画版に下駄を預けた上での緊急策として目をつぶった物の、あのラストには怒り心頭と言う構図。まあ、本田透が何度も述べている怒りを完全に共有できる、と言えば解って頂けるかと。
と言うわけで、「破」です。正直、「序」が、ラミエルが変身したり綾波の顔が光ると言った、割とどうでもいい変化だけだったため、期待していませんでした。だから、今まで見ていなかったわけです。
ループしているらしい世界の構造や、様々な改変点はともかく、あの段階では例によって「臭わせる」に過ぎなかったわけで。それを信じてワクワクできる素直さを奪ってくれたのは、他ならぬあの監督ですしね!
と言うわけで、特に期待することもなく視聴。ですが、これが大当たりでした。
あまりの画面と話の密度に終始圧倒され、「そろそろ2時間経ったろう」と思って時計を見ても、まだ半分。あざとく流れる挿入歌や解りやすい展開の数々も、全く手を抜かずに演出しているため、斜に構えて突っ込む気も起きません。
とにかく、手に汗握って最後まで身を乗り出して夢中になり、終わった瞬間売店でパンフを購入。後日、もう一度見る事を誓いました。それぐらい意外で、本当に面白かったのです。
以下、ネタバレ全開。
どうせもう見ている人しか居ないでしょうが、万一未見の人がいたら、今すぐこんな下らないページなど閉じて、映画館に走って下さい。
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2009年07月13日
都議選の結果 手放しでは喜べない
都議選の結果が確定しました。
目玉としては、民主の大勝と自民の激減です。
一方で、以下の二点に注目する必要があります。
・公明党が現状維持を通り越し、議席を増やした
・共産・市民ネットの半減
そして、結論はこうなります。
・弱い敵は激減。しかし、強い味方も減った
・強い敵は不動。味方は激増したが、どれも弱い
・故に、手放しで喜ぶことはできない。
強い・弱いは、表現規制に対するスタンスです。勿論、相対論ですよ。
自民党は、勿論表現規制派なのですが、公明党のような宗教政党の方が危険なのは、言うまでもないでしょう。
以下各論。
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目玉としては、民主の大勝と自民の激減です。
一方で、以下の二点に注目する必要があります。
・公明党が現状維持を通り越し、議席を増やした
・共産・市民ネットの半減
そして、結論はこうなります。
・弱い敵は激減。しかし、強い味方も減った
・強い敵は不動。味方は激増したが、どれも弱い
・故に、手放しで喜ぶことはできない。
強い・弱いは、表現規制に対するスタンスです。勿論、相対論ですよ。
自民党は、勿論表現規制派なのですが、公明党のような宗教政党の方が危険なのは、言うまでもないでしょう。
以下各論。
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