2010年05月03日

Angel Beats! 第5話 感想

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Angel Beats! 1巻 [Blu-ray]


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今回の副題は「Faverite Flavor」。ラストまで見ると、嫌な名前の付け方です……

オープニングは、天使ちゃんのピアノに戻りました。
その代わり、途中に今回のカットインが入るようになっていますね。音声はなく背景映像だけですが、レイズナーのオープングを思い出させます。(ところで、リンク先の資料集は、何度見てもエイジとレイズナーの顔が鋭すぎる気が。キャノピーの丸みが愛嬌なのに……)


閑話休題、こうして見ると、オープニングは天使によって天に送られていく魂と、それを拒否して見送り続けるゆり、と言う対比が見えますね。見送る側のゆりの表情が、どこか寂しげなのが印象的です。

さて今回の内容ですが、前の前の回で顕在化した天使と世界設定への疑問を晴らすための、天使赤点化作戦となります。例によって内容は間抜けですが、割と真剣な設定へのアプローチが行われるため、引き込まれる事になります。



天使の名前は立花(橘?)奏。それよりも、やはり身長はわざとらしいまでに低いですね。彼らの死亡時年齢は、やはり高校生とは限らないと考えるのが自然でしょう。ギルドの連中は、高専生と無理矢理考えられなくもないですが……



さて、気になったのはこのシーン。問題生徒の一人として有名なはずの高松を、教師が「そこの君」呼ばわりしています。個体認識が甘いのか、それとも単に彼らも役割を演じているだけなのか?NPCが人間とも、やはり魂無き存在とも取れる、微妙なシーンです。
あれだけ大声であやしい相談をしているSSSを他の生徒が無視していたり、今回はNPCがNPCっぽく振る舞っているシーンも多く、疑問は深まります。大声だけには、反応しているようですが……


一方、団員に無茶降りをして回るゆりは、それはもう楽しそう。なんか、満足して昇天しかねない勢いです。


今回は、なにげにギャグが面白い!単なる繰り返しネタなのですが、18番の音楽と組み合わせる事で、上手くネタとして昇華しています。


そして、後半になって動き出す物語。下らない作戦はなんと大成功。


ピンポイントキャラかと思っていた副会長への、政権交代が達成されます。これは確かに、教師の対応が不自然なまでに硬直しています。

そして、ゆりは天使が単なる人だ、と結論を下すわけですが……



しかし、だとすると何故天使は天使として活動していたのか?単なる生徒会長の義務感では弱すぎますし、そもそも校内で超常能力を振り回す段階で、学校生活を守るという目的とは矛盾が出てきます。生徒を昇天させるかのような行動もそうですし、全く結論は下せません。
私はてっきり、単なる賽の河原だった空間に、天使が「学校」と言う設定を与えて組織化しているのではないか思っていました。ですが、NPCの動きがあそこまで天使の意図通りにならないのなら、恐らく違っているのでしょう。

とりあえず、伏線は十分に追加され、主人公の感情の動きもあって、非常に「実」のある回でした。多分次回はまた息抜きになるのでしょうが、また先が楽しみになりましたね。



スタッフロール。何故か一枚絵の変化は高松のギャグのみ。いやこれ、今回はまだ良いですけど、前々回並のシリアス回が来たら、ぶち壊し感がもの凄い事になりそうですよ?


そしてラスト。ここで「一般生徒には手を出さない」と言うSSSの方針が良く解らなくなります。神を引っ張り出したいなら、秩序維持機構そのものである一般生徒への攻撃は、普通にあり得る選択肢だと思うのですが?それとも、NPCは撃ったら生き返らないとでも言うのでしょうか?この辺の説明が例の小説版にあるのだとすれば、欠陥構成も良い所だと思うのですが。

これはひょっとすると、二回連続シリアス回もあり得るのかな?



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