2010年12月28日

アナログゲームの雄 ドミニオン


ドミニオン 日本語版
ドミニオン 日本語版

アナログゲーム(非電源ゲーム)をやる人間にとっては今更も良い所でしょうが、年末でまたプレイする機会があったので紹介記事を。

「ドミニオン」は、おなじみドイツ生まれのカードゲームです。カードゲームというとマジック・ザ・ギャザリング以来TCGばかりという状況でしたが、これは一箱買えばずっと遊べるタイプ。まあ、ボードゲームと同じと考えれば良いでしょう。

内容は、カードを集めて領土(ドミニオン)カードを買い、その点数を多く集めた者が勝つと言う、シンプルな内容。
各プレーヤーは自分のターンに5枚の手札から一回の「アクション」と一回の「買い物」を行使。アクション・金・領土、三種類のカードを買い集めていきます。基本的に、手札・アクション・買い物の回数を増やせるアクションカードを駆使してそのターンに使える金を増やし、点数の高い領土カードの獲得を目指す事になります。

ただし、目的である領土(ドミニオン)カードが、点数計算以外には一切使えないカードであることがポイント。(拡張パックでは例外有り)手札に入った場合、ただのゴミです。
このため、お金やアクションを集めてコンボを組んでいく一方、「どのタイミングで領土を集め始めるか」の読み合いが白熱することになります。
勿論、「もうトップは無理だから、とりあえず買える領土をかき集めて最下位逃れを目指す」などと言う戦略も出てくるので、何回戦かまとめてやるのが基本。

この基本的なシステムの良さに加え、「試合ごとに、使うカードの種類を選ぶ」というルールが、無限の楽しさを産みます。カードはどれもバランスが良いのと、多少強いカードがあっても、入手機会は全員平等かつ最大10枚しかないので、どんな組み合わせでもちゃんと試合が成立します。
基本セットで、使うかどうかを選ぶ「王国」カードは25種類。(他に、毎回絶対に使うカードが7種類。まあ、内1種類は選ばれたカードによっては一切使われませんが)毎回選ばれるのは10種類なので、ゲームパターンは25C10で3,268,760とおり。少なくとも、一日ぶっ続けでプレイした程度では、全く飽きることがありません。

あげくに、既に拡張パックが四種類も出ており、それぞれに25種類ずつカードが入っているので、組みあわせはほぼ無限。

とは言え、一番最初の拡張パック「陰謀」をやった限りでは、やはり追加カードは基本パックほど洗練されていない印象です。逆に、ややこしくて使い方を考えさせられる物が多く、戦略がはまった時の楽しさは上がっていましたが。(デッキからカードを永久に取り除く「廃棄」が、やりやすくなっているのもポイントです)

と言うわけで、たまには軽くアナログゲームがやりたい人、やったことはないけど興味がある人に特にお勧めです。なれると1ゲームが15分程度で終わる手軽さ・速さも魅力。勿論、拡張パックのややこしいカードをぶち込めば、プレイ時間は3倍くらいになったりしますが。なお、プレイ人数3~4人。

それと、カードの説明が解りにくいのと、カードがばらけやすいのが一番の問題なので、「すごろくや」さんで扱っている「ドミニオンパンツキット」と言う、説明文付きカードホルダーがあるととても便利です。(このリンクはアフィリエイトではないので、そう言うのが嫌いな方でも安心してお踏み下さい)糊付けして組み立てなければならないのが面倒ですが、あると無いとでは、プレイ時の扱いやすさが全く変わってきます。

と言うわけで、珍しくアナログゲームの紹介でした。いや、旧友達との忘年会でプレイしたら、時間を忘れて白熱し、日付を越えて徒歩帰宅になったんですよ。アナログゲームは、対人戦の熱さに限れば、コンピュータよりも遙かにポテンシャルが高いと思います。
勿論、アナログゲームを一人でもプレイできるようにするため発展してきたのがコンピュータゲームなので、当たり前と言えば当たり前なのですが。







同じカテゴリー(ゲーム)の記事画像
黄昏のシンセミア 感想5 いろはルートと朱音ルート
黄昏のシンセミア 感想4 翔子ルート
黄昏のシンセミア 感想3  美里先生ルート
黄昏のシンセミア 感想2 妹ルート
黄昏のシンセミア 感想1
sugar + spice! 感想
同じカテゴリー(ゲーム)の記事
 「GUILD 02」 各作品の感想 (2013-04-01 22:01)
 一長一短/NINTENDO 3DS 「GUILD 02」 全体の感想 (2013-04-01 22:00)
 ようこそ停滞の中世へ! 「CRUSADER KINGS II」 感想 (2013-03-15 22:00)
 傑作のなり損ない『ROUTE DOUBLE』感想 (2013-02-22 22:00)
 和製ゲームの悪い癖/バイオハザード6 感想1 (2012-10-05 22:00)
 たまには当たる未来予想/ドラゴンクエストXとカイシャクエスト (2012-09-15 22:00)

この記事へのコメント
東方のカードゲームて、このドミニオンので出るんでしたっけ?
Posted by かがみん at 2010年12月29日 13:59
ググってみて驚きました。東方で出すんですね。

基本的に、「中身同じで絵を変えるだけ」ってのは、この手のゲームでは良く行われるので、上手いこと考えたな~と思います。
ボードゲーマーは絶滅危惧種ですから、多少でも裾野が広がるのはありがたいかな?
Posted by snow-windsnow-wind at 2010年12月30日 03:13
私はカードゲームはマンチキンを一回やっただけでしたから、ちょっと興味あるんですよね
Posted by かがみん at 2010年12月30日 18:31
凄く面白いですよ。年末年始に友人と集まる機会があるなら、やって見ると良いと思います。説明書に書いてある、初プレイ用セットを二回もやれば、大体勘所がつかめるでしょうし。
マンチキンよりは、かなりカッチリと創られた、バランスの良いゲームです。(マンチキンはバランスとか考える物じゃないので、当然ですが)カードゲームとしての面白さは群を抜いているので、余程のことがない限り楽しめると思います。

あ、東方が好きなのであれば、東方版が出るのを待つのも十二分にアリかと。
Posted by snow-windsnow-wind at 2010年12月31日 01:17
記事いつも楽しく見させてもらってます。
これ、興味はあるんですが、二人プレイだとどうなんでしょう?やっぱ厳しいですかね。アマゾンだと一応2~4人用とか書いてあるみたいですが…
社会人になると気軽にアナログゲームやる相手が激減して悲しいですよね…
Posted by 通りすがり at 2011年04月18日 14:11
正直、2人だとかなりゲーム性が違ってしまうので、3人を勧めます。
もし東京にお住まいでしたら、ゲームスペース柏木という店があるので、一回行って体験してみると良いかもしれません。

http://www.gamerent.net/
Posted by snow-windsnow-wind at 2011年04月18日 21:45
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。