2011年02月15日

アニメ版「LEVEL E」 第6話 感想

レベルE 1 [DVD]
レベルE 1 [DVD]



前話までの感想はこちら

結局、王子関連の設定変更が全く意味が無い(どころか、不自然さを出している)点が納得いかないレベルEは、第6話に。
今話のラストを見ると、カラーレンジャー編は残り一話で終わりでしょう。
となると、残りは、

・女王蜂編
・バス消失編
・人魚姫編
・王子結婚編
・エピローグ

の各エピソードに1話ずつ振られ、全12話と言う事でしょうか?バス消失は2話取る事も可能ではありますが、1話でまとめた方が切れが良いですし。
それにしても、こうして見ると、個人的に放映を危ぶんでいた人魚姫や女王蜂編も、ちゃんとやってくれそうですね。僥倖です。



最初は、完全に原作どおり、赤の戦士のドヤ顔から。
でも、リルボムは随分パワーダウンした演出になってますね。あれだと、あまり人は殺せそうにありません。「町中でリルボム撃ちかねえぞ」のセリフのとおり、また怪物を一撃にする描写からも、原作では結構派手な存在でした。


ただ相変わらず、アニメの情報量を活かした追加カットは良い感じです。この、雪隆の練習を見守るラファティ他ディクスン星人一同とか。


「地球防衛と書いて消した跡」も、きちんと再現されていて嬉しい限り。


かと思うと、切れて悪役妖怪顔でヘラヘラしながらクラフトに迫るリーダーの図は変更。リーダー最大の見せ場なのに!あれじゃただのヘタレになってしまって、キャラクター性が大幅に変わってしまうじゃないですか。

この直後の、携帯電話を百地(金持ち)に返す清水(物怖じしない)の図とかは、ほぅっと思ったりするので、やっぱり±ゼロなのですが。


この、「研究対象のカブトムシ採取」を行ってる二人組も。これは、女王蜂編で植物採取に行っている王子の行動とリンクします。いやまあ、ナノマシンとか使ってドバッと集めろよ、とか思わないじゃないですが、未開惑星では技術使用制限があるのでしょう。


さらに、この室内レイアウトから、三人は農家と一緒に診療所もやっているらしいことが解ります。恐らく、食人鬼編の医者がやっているのと、同じような形で情報を集めているのでしょう。そう言うオリジナルエピソードも、見てみたいですねえ。最初に書いたとおり、一話余りそうですし。
勿論、その場合は冨樫脚本が理想的ですが……


「特にいません」
文化系硬派の黛君の名シーンはちゃんとそのままですが、やっぱり顔と表情が残念。フリークス顔が上手いのでチャラとは言え、ならば、それを活かせるはずだった赤の戦士の切れシーンを改変したりしたのは何だったのか?この直後に代わりにリルボム乱射シーンが追加されていますが、その切れ方は違うだろうと。
百地と清水の反応も、感嘆すると言うより軽く馬鹿にするような口調で、変な風になっていたり。あれは、素直に「格好良い」と言う表現が正しいと思うのですが。


以後の展開は原作通りですが、15FPSくらいでガタガタスクロールする低解像度の文字列とか、捨てられないアイテムとか、そう言うオールドゲームネタは健在。(またはアニメで追加・補完)
だから、だったらなんで王子の設定を変えたのかと。


「町を探そう」「異議無し」
このセリフ、原作では話の切れ目に使われていました。「まずは」「町を探そう」と切ることで、オチに使われていたのですよね。ところが、こちらではサラッと流され、ギャグとして機能しなくなっています。
「文化系硬派だ」のセリフのニュアンスがおかしくなったのもそうですが、どうもセリフにはあまり愛が感じられません。


「ハマジリの町へようこそ」
これ、当時でもウルティマなんかは、現在の洋RPGのスタンダードである、NPCとの会話型インターフェイスを実装してたんですよね。王子が「日本好き」と言う設定に、いたく納得したものです。しかし、今となってはJRPGとしてすら時代遅れ観強し。
まあ、その辺をクリアするために、あえてレトロRPGの外観を作ったのでしょう。しかしそうなると、最近になって地球を知ったばかり、と言う王子の改変設定と齟齬を来してしまうわけです。


一方で、追加ネタはやっぱり○。この王子がアカペラで歌うカラーレンジャーのテーマ(?)は、売って欲しい所。キャラソンを出すような作品ではないので、出すならサントラとコンパチですかね?
基本的に尺あわせの引き延ばしネタなのですが、背景でサブミッションをこなしているらしい五人の映像と相まって、良い味が出ています。


やっぱり、レベルEはいいですねえ。
次回も、名台詞「ルチ将軍はレベル1300だ」と「糸井里奈 病欠」(←ネタバレなので、一応反転)の料理はちょっと不安ですが、楽しみに待ちたいと思います。
まあ、片方はなんか予告編で出しちゃってますけどね!なんて勿体ない事を……



その他、「LEVEL E」関係のエントリーはこちら





同じカテゴリー(アニメ・映像系)の記事画像
「HELLSING X 上映イベント」に行って来ました
アニメ PSYCHO-PASS #06 「狂王子の帰還」 感想
アニメ版「リトルバスターズ!」 第6話感想
アニメ PSYCHO-PASS #05 「誰も知らないあなたの顔」 感想
アニメ PSYCHO-PASS #04 「誰も知らないあなたの仮面」 感想
アニメ版「リトルバスターズ!」 第5話感想
同じカテゴリー(アニメ・映像系)の記事
 意志決定の機会を与えられない物語『この世界の片隅に』 感想 (2016-12-07 00:00)
 「作家性」とは歪さと見つけたり/『君の名は。』感想 (2016-09-08 00:00)
 面白いのが一番!『ゴーストバスターズ』リメイク版 感想 (2016-09-02 01:00)
 素晴らしい、そして欠点だらけの怪作 『シン・ゴジラ』感想 (2016-08-04 00:00)
 これはダメな映画では? 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』感想 (2015-07-10 00:00)
 酷いなこりゃ 映画版Steins;Gate 『負荷領域のデジャブ』 感想 (2013-05-02 00:00)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。