2011年02月23日

アニメ版「LEVEL E」 第7話 感想

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前話までの感想はこちら

今週のレベルEは、カラーレンジャー編最終話となる、第7話です。



ファミコン風の画面って、使い所を絞って切れ味よく使わないと、どうしても安っぽくなっちゃうんですよね。特に、こう言うドラクエ完全コピーみたいな、ひねりのない奴は。


ファミコンフォントの使い方もなあ……
原作が、ファミコン的お約束を示しながら、安易なCGではなく徹底的に描き込まれた絵と組み合わせてギャップを表現していたのに、何故アニメがこうなるか。


一方、「ルチ将軍のレベルは1300だ」は、声優さんの熱演(熱弁?)で、大満足の一言に。王子の表情も、ちゃんと笑えるシリアス顔で、原作再現度も高評価。


しかし、またどうでも良い戦隊物のやっすいパロディは、寒いだけでしょう。呪文にしても、そのまま出したらアホなだけじゃないですか。シリアスシーンの最中に王子の解説付きで説明させ、「お前、俺等のこと生き残らせる気無いだろ?」のツッコミと併用してこそのネタなのに。

多分予算の関係なんでしょうが、「みつどもえ」の安いネタみたいで(いや、あっちはああ言うギャグ物なので、むしろフィットしてたと思いますが)がっかりです。


この、ちっとも嬉しくない王子コスプレショウとかは、原作のテイストを良く反映していて、オッと思うわけですが。


なのに、「ゴールデンハンマー」も、エコー付きのかけ声にしちゃうしなあ。
恐らく制作者は、関連業界に居るからこそ、戦隊物のパロディなどをがっつりやりたくなってしまうのでしょう。しかし、あれは言わばテクスチャとしてネタを貼り付けているだけで、面白さの本質はパロディ部分にはないわけです。むしろ、あそこは疲れた/やる気無さげなかけ声と、効果のギャップがあってこそ映えると思うのですが。そもそも、戦隊物と和製RPG自体が元来食い合わせの良いネタではないわけで、突っ込んで描写してもアンバランスになるだけなんですよ。
ところで、既に「ゴールデンハンマー」の元ネタは過去の塵に埋もれてるわけですが、ここは原作通りにするのですね。
やっぱり、色々とチグハグです。

とは言え、次回は絶対放映できないだろうと思っていた女王蜂編のようなので、一応楽しみに待ちたいと思います。




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