2011年03月19日

アニメ会のライブ「ヲタのみぞ知るセカイ」に行ってきました

中二病でGO!! (ガンガンノベルズ)
中二病でGO!! (ガンガンノベルズ)

↑アニメ会関連の書籍では、二年以上前に出たこれが最新。読むと、まあ仕方ないかなと言う気になりますが……
ちなみに、この本自体は、結構面白い物が多いですよ。第一世代だなあ、と感じるちゆ12歳さんの記事も良いですが、個人的には伏見つかさ(当BLOGの感想はこちら)の記事が一番面白かったり。作者、本当に黒猫好きだな!みたいな。


なお、昔のライブの感想とかはこちら


さて、供給不足から来る節電はともかく、イベントや営業の自粛に心の底からF○CKと思う今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
「自粛」は「殉死」と言い換えると、どれほどアホらしいことか解るかと思います。ひどい目にあった人間がいるからと楽しみを封印しても、ひどい目にあった人間が救われるわけではなく、単に関係ない人間が楽しくないだけ。そもそも、ひどい目にあった人間が不快に思う(かもしれない)と言うことは、他人の楽しみを邪魔することを正当化しません。

と言うわけで、予定通り決行されたアニメ会のオールナイトトークライブ、『ヲタのみぞ知るセカイ』に、意気揚々と出かけてきました。
電車から降り立った新宿は、営業自粛の飲食店が多く、本当にまずい状況。街灯やネオンもかなり消されて薄暗く、経済的に死屍累々となるのではないでしょうか?24時の開場時刻まで利用するレストランを探すのにも、結構苦労しました。
飲食店以外も、ゲーセンや映画館などが軒並み時短営業。これは、そもそも出てくる人が少ないせいかとも思うんですが、このままだと需要と供給のスパイラル減少に入ってしまいそうです。
電力需要の少ない深夜こそ、現在営業と消費に相応しい時間帯なのですが。


閑話休題、ライブレポです。
なお、深夜に加えて酒が入っていたこともあり、事象の順番や内容に勘違い・記憶違いが含まれている可能性があります。ご注意下さい。


とにかく、上記の意味でもライブを決行してくれたアニメ会を讃える気分で会場入り。
閑古鳥が鳴いている状況を想定していたのですが、15分前についたら列がかなり長くなっており、一安心しました。まあ、客が少ない方が、整理券番号の遅かった私は有り難かったはずなのですがね。

で、ライブは予定通り深夜0時30分に開始。
ですがその前に、ロフトプラスワンからお知らせ。まず、会場は、前回の地震でも特に落下物もなく完全な無傷だったので、余震の時は落ち着いて動かないで欲しいと言うこと。入口も狭くてパニックが一番怖いので、スタッフの誘導に従うようにとのお願いでした。まあ、この辺オタクは大丈夫でしょうが。

そんな、ちょっとだけいつもと違う状況でライブ開始。ちなみに、席はほぼ全て埋まっていました。
まずは、大量にやってきた客に「不謹慎だ!」とタツオさんが突っ込むつかみから。並んだ四人を「向こうから一号機・二号機・三号機……」と指差す不謹慎ネタなど交えつつ、盛り上げていきます。
ちなみに、ロフトプラスワンで「予定通り」のイベントが行われるのは、震災後これが初めてとのこと。
確かに不謹慎だと言われそうですが、そもそも悲劇というのはそのまま笑いの根源です。「笑うしかない」と言う慣用句は、そう言った苦しさを笑いという活力に変えられる事も示しています。アネクドート(共産党支配下のロシアにおける悲惨な状況を、ロシア人自身が笑いに昇華したジョーク群。洒落にならないだけに、死ぬほど笑える代物)を見れば解るとおり。

とは言え、やはりそこは反応を見ながら手探りでどこまで踏み外していいか、を確かめている感もありました。遠くから来た人は居るか、と客に訊いていたのも、多分その一環でしょう。去年も訊いていましたが、今年は被災者が混じっているかを確かめた部分もあると思います。
ちなみに、遠かった人は愛媛と大阪。多分あの人達は、去年も手を挙げていた人だと思います。なお私は、少し前から別の場所にいて、北海道から直接来たわけではなかったので手は挙げず。

で、本編(?)ですが、まずは全員の最近はまっているアニメから。
一番プッシュされたのは、IS〈インフィニット・ストラトス〉でした。「見たこと無いのに、内容全部知っている」(展開が全部お約束、と言う意味。視聴していないと言う意味ではありません)と言う国井さんの言葉が印象的でした。
このパートはどうも記憶が不確かなのですが、一番私がアニメ会の「語り」に期待していた魔法少女まどか☆マギカが、比嘉さんのいじりネタ(比嘉さん、魅力を説明しようとするも日本語にならず、突っ込まれて終わり、といういつもの展開)にされてしまったのは正直ガッカリ。じっくりはなしを聞きたかったのに。私が「語り」を期待して行ったアニメについては、毎回こう言う扱いを受ける気がするんですが、気のせいでしょうか?比嘉さんと趣味が合うだけかもしれませんが。

続いて、各メンバーが好きに話すコーナーに移行します。

トップバッターは、三平さん。ですが、話のつかみは、被災地のファンから、「山間部の集落が孤立しているのに、それを知らない役所が給水車を追い返してしまったと言う噂が流れているので確かめて欲しい」と言うメールを受けて、一日が潰れた話。最終的には議員さんとtwitterでやりとりをしてデマだと確認し、問い合わせた各方面に火消しの誤情報通知を行い…… と非常に疲れたようです。お疲れ様です。
それにしても、ファンだから無下に断れない人に、情報拡散程度ならともかく情報確認などと言う面倒な事を押しつける奴は何なんでしょうね。三平さんは一切そんな事は言っていませんが、聞いていた私は依頼する方はちったあ頭使えよと思ってしまいました。
三平さんが災害本部の人間とかなら、そう言うつながりを利用するのも理解できますが、芸人さんですよ?と言うか、そう言う奴は、他の知り合いにも質問をマルチポストして、あちこちを混乱させているんじゃないかと思いますが……

と言っても、これは話の枕。これで疲れ切った三平さんは、「コンビニで買える実用品」を買いに行ったと続けます。そして、快楽天(!!)を取り出し、「震災以来、初めて○きました」と、直球ストレートの下ネタを披露。結局これが一番良い!と力説し、そこで連載されている「ホムンクルス」と言うエロ漫画家(ご本人のWEBページはここ)を大プッシュしていました。
快楽天のページをモニターに映すのは、まあエロ同人で似たようなことやってましたし、今更驚く事じゃないですよね。

続く比嘉さんは、劇場版プリキュアにちなんで、自分なりの五人組を作ってコンセプトを紹介すると言うネタ。国井さんがまたルールを守らず、青だけ五人集めたりしていたのが印象に残っています。
ただ、各人が選んだキャラの映像すら見せないネタで、プリキュア知らない人は完全に置いてけぼり感。私もほとんど解りませんでした。

なお、比嘉さんが一番笑いを取っていたのは、自分のユニット名を隠した紙をはがそうとして、プロジェクターの電源を落としてしまった所。ついでに、休憩に入ってしばらくしたところで、ロフトプラスワンから「財布の落とし物が届いています。比嘉○○(本名)さんの財布です」と言うアナウンスがかかった時の方が笑いは大。
狙ってやったなら、凄いと思うのですが。


休憩を挟んで、タツオさんのBL委員会。
内容は、まずはBL小説の帯のセリフを面白おかしく紹介するコーナー。元々 twitter bot のつぶやきで知った内容らしいですが、確かに滅茶苦茶面白いです。ただ、分類が今一紹介される文章と合っていなかったり、ネタとしての作り込みはどうかなと思ったり。

あと、三平さんの無機物擬人化萌え本の、朗読風内容紹介もあったんですが、どこでやられたか良く憶えていません。「連続BLかよ!」と思ったので、このあとだったのかな?
「シュレッダー×紙」は、実に良い感じでした。プリンターに汚されてしまった「真っ白な高級コピー紙」を優しく天国に送ってやる死神・シュレッダーとか、なるほどという展開。凄く上手いと思います。「雨×傘」も良かったんですが、グラスファイバーって酸じゃ解けないはず……
一方、「食品サンプルの蕎麦×食品サンプルのパフェ」は、「サンプル」で有る必然性が見えなかったのがマイナス。「プラネタリウム×星」も、「プラネタリウム」を擬人キャラに落とす時の作り込みが甘い感じでした。取り壊しというキーワードは上手かったんですが、あれなら「天文台」の方が相応しいかと。あと、「星」なのに、「次訪ねてくる時」が一週間後だったりするのも。

国井さんは、去年のライブで39位までしか紹介できなかったオペッドTV(OPEDTV:アニメの気に入ったオープニング・エンディングを流してそれについて語る)の、まさかの第二部。今回は38位から31位まで紹介され、この計算だと完結まであと三年かかりますね。
その間にも良い作品は大量に出てきますから、この企画ちょっと無理があるんじゃ……
とりあえず、紹介されたのは、ベルサイユのばらのOP、初代プリキュアのED、センチメンタルジャーニーのOP、ガンスリンガーガールのOP、AIRのOP、と言ったところ。

国井さんは他にも、すごい名前のキャラを男女各5人、前頭~横綱まで紹介するコーナーもやってたんですが、この辺でもう時系列の記憶がグチャグチャ。順番は解らなくなってます。
海原雄山が前頭はないだろうとか、中弾寺秋彦で頭悪かったらガッカリだとか、シャルロットって名前で美人じゃないのはアイデンティティにもとるに違いないとか、そう言う話。ただ、途中で国井さんが自分で言っていたとおり、面白いけどネタとしてはまとまってないです。勢いで押し切れていたので、別にそれでも良いんですが。

最後は、いつもの「萌え話」。各メンバーが、「自分×好きなキャラ」の妄想話を延々と話す、最高で最低のエンタテイメントです。
トップバッターは、三平さん。お相手はISのシャルロット。新宿の安い居酒屋で一夏と三人で飲んでいたら、一夏が急用で帰宅。酔いつぶれたシャルをホテルに連れて行ったら、女だと解ってビックリ!と言う、基本展開。
ただ、その後の展開が、このままだと誤解されるから、と嫁(柊つかさ)に電話し状況を説明して理解してもらうと言うもの。割と必死に電話する演技をする三平さんに、ああ、この人は本当に違う世界に生きているんだなあ、と優しい目線を送りたくなったり。
「俺の燃料棒がメルトダウン寸前」って言うひどいネタは、この災害が一段落したら、絶対エロ漫画とかで沢山出て来ると思います。

次は、タツオさん。(比嘉さんと順番逆だったかも)
内容は、元CIAエージェントのタツオさん(これは国井さんのネタではないですよ)が、異星人らしきものが目撃された海の家にバイトで潜入。イカ娘と酒を飲むという話。とりあえず、イカスミを吐かせたかったことは解ります。細かくオチを付ける落研魂は、今回も健在。困ったらちょっといい話っぽい何かと「エ~シ~」(最近乱舞してる公共広告機構のあれ)で転換するというネタも、三平さんと共に上手く使ってました。

比嘉さんは、その…… いつもどおり?
一年間で一人も客が来ない居酒屋をやっていた比嘉さんの所に、「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!」の高橋奈緒がやってくる話。
まともに文章に起こしても気が狂ってしまうだけなので、これは箇条書きに。
・伝説の童貞王「ゴールデン・エロジャー」が最近死んだ
・エロジャーは、秘蔵の自家発電グッズを相応しい者に譲りたいと思い、童貞力の強い連中に招待状を送った
・その中に高橋修輔が含まれており、奈緒は心配でついていく方法を模索。伝説の童貞である比嘉さんに頼ることにした
・比嘉さんは童貞を封印していたが、彼女にほだされ封印を解除。エロジャーの邸宅がある東京に浮かぶ人工島へ向かった
 ※三平さん「童貞って、喪失じゃなくて封印するもんなの?」
・ちなみに、比嘉さんクラスは顔パスなので、招待状は特に必要無かった
・一回戦は、運試し。全長25mの「いけない!ルナ先生」像の胸の谷間からばらまかれる餃子を食べて、それが甘かったら合格
 ※三平さん「童貞関係なくない?」
・二回戦は、東京ドーム半分分の敷地に詰められたエロDVDから、エロジャーが死ぬ直前にはまっていたジャンルを探し出す。ちなみに、当たった人が居たら、当てるべき時期が一週間ずつずれていく
 ※三平さん「東京ドームを半分に割って大きさの単位にすんの初めて見た」
・外すと、「バネでビヨーンとなってヒューンって行って、島の外にドボーン」(多分こんな感じの語り方)
・とりあえず決勝まで到達したら、エロジャーは実は生きていた
・エロジャーの目的は、「この世界に童貞は私一人でいい」。と言うわけで、童貞を奪うべく、ショーガールの集団が、レディー・ガガを先頭に突っ込んでくる
・巻き添えを食った奈緒が巻き込まれて胸露出。「10代のおっぱい初めて見たー!」とエロジャーが叫び、なんかもうどうでも良いけどとりあえず全部解決してめでたしめでたし

うん、途中から、記憶を書き起こす気すら無くなってきました。もう良いですよね?
ちなみに、近くに座ってた女性二人組の笑い声(男性が大多数の中でトーンが違うので、やけに良く聞こえてたんですよ)が、比嘉さんの萌え話に関してだけはなんかニュアンスが違った気が。

で、トリは国井さんです。
今回は、国井節がかなり暴走しておりまして、「俺、格好良い!」がテーマ。久々にステージ4の中二病を見ました。あるいは、童貞をこじらせて瀕死の重傷。どうしてこんなになるまで放って置いたんだ!?(AA略)
いや、酷いという点については、本人も言ってましたし。

内容は、ゴミ捨て場で酔いつぶれていた「10年後の」千早を拾った国井さんが、テレビのバラエティタレントに落ちぶれて(!?)いた彼女を救い、歌手として復帰させる話。
濃厚な死亡フラグをスタイリッシュでハードボイルド(笑)なオチに流し込む手腕は、相変わらずです。って言うか、脚本の朗読ですよね、あれ。
ちなみに、国井節最高潮は、登場した「国井咲也の弟」の正体。あからさまな偽名を名乗っているのですが、クライマックスでISのシャルロットと判明。しかし、設定は相変わらず良いように改変されていて、失敗国家出身の元少年兵(性奴隷)。それを助けたのが当時傭兵だった国井咲也で、「俺の手も血に汚れている」とか言いながら、その血まみれの手を差し伸べるナイスガイ。(三平さん「普通に助ければいいじゃん!」)

もう何というか、「俺はこうありたかった」「世界はこうあるべきだ!」と言う痛い話を、痛いのにエンターテイメントに仕上げ、かつ笑いに転化して痛くなくす手法はさすが。あれは、受け手と直接対面するお笑いライブと言う形式ならではの、正に「芸」だと思います。

と、これで演目は全て終了。終了は午前6時で、丁度5時間半の長丁場でした。さすがに眠く、途中ウトウトした局面も。

で、始発近い電車に乗ったら、「節電のため暖房は入れていません」とか書かれていて、またぶち切れですよ。早朝なんて、電力が不足するわけ無いだろ!!眠いのに寒くて寝れないし、それどころか普通に風邪を引いて、咳をしながらこれを書いてます。

あ、そうそう。
返金不能の前売り券については、来れなかった人の分の売り上げは、義援金として寄付するそうです。また、残りの売り上げそのものについても、半額を義援金として寄付するとのこと。
チケット代も飲み食いからの上がりも、アニメ会の収入になってくれた方がファンとしてはありがたいですが、その姿勢には敬意を表したいと思います。ただ、色々苦しいのですから、やっぱり寄付は寄付として収益を上げて欲しいなあと思います。
ああ言う活動は、お金との戦いですから。


あ、最後に。
ロフトプラスワンは、イベント主催者に売り上げの30%がバックされるシステムになっています。具体的には、チャージ料と飲食代。
だから今回で言えば、前売りの2000円とワンドリンクだけだと、アニメ会の収入は、客一人当たり800円程度にしかなりません。あれだけ面白い内容なのですから、もっと飲み食いして売り上げに貢献して欲しいと思います。そもそもあそこの食事や飲み物は、新宿の居酒屋としては非常に安いわけですし。
ロフトプラスワンは、オタク系イベントだと露骨に売り上げが落ちると言われているようですし。

そう言いつつ私も今回は、直前まで友人と飲み食いしていたため、2000円ちょっとしか注文できなかったんですけどね。
次回は、もうちょっとお腹すかせて行こうかと思います。




この他の「アニメ会」関係エントリーはこちら







同じカテゴリー(イベント)の記事画像
Key10周年記念イベント
同じカテゴリー(イベント)の記事
 オールナイトトークライブ「アニメ会はファンが少ない」 感想 (2012-03-18 23:00)
 アニメ会ライブ 「アニメ会のやっぱりキャラが好き」 感想 (2010-09-17 22:00)
 「アニメ会の『ヲタリア Axis Powers』」 リポート (2010-03-21 22:00)
 TGS 東京ゲームショウ2009に行ってきました (2009-09-26 20:00)
 「アニメ会新劇場版・獣」に行ってきました (2009-09-13 01:30)
 コミケに行ってきました (2009-08-17 22:00)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。