2011年06月08日

アニメ版「シュタインズ・ゲート」 第10話 感想

STEINS;GATE Vol.4【初回限定版】 [Blu-ray]
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原作(ゲーム版)と前話までの感想はこちら

結局大転換はお預けだった、Steins;Gateの第10話「相生のホメオスタシス」の感想です。


前回の感想で、セリフに店名羅列が無いのはしっくり来ないと書きましたが、今話冒頭に突っ込まれていました。これはこれで、前の週の内容を際だたせるのでアリですかね。


で、一話丸々放置されたルカ子の性転換ですが、この音楽はどうなんでしょ?原作でも、ギャグと深刻さが入り交じって分裂症を呈していた場面ですが、流れ的にシリアスに寄せてホラーなBGMを重ねた方が良かったのでは?ルカ子、マジ泣きしてるし。


完全にエロゲの絵面でありイベントですが、確認される状況は洒落にならないほど深刻。この時間線でのオカリンの立場同様に。


でも、その事実が判明してなお、ギャグに落として深刻さをアピールしない画面作りには、さすがに違和感を覚えます。だって、岡部がやってしまったことは、客観的に見て洒落にならない事ですよ。せめて、クリスの説教シーンをワンカット入れないと。いきなり、この懐かしさアピールの任を帯びたベンチのシーンにつながれると、「お前、その前に、ちゃんとルカ子に土下座してこいよ」と辛辣な言葉の一つも投げたくなります。

この後の鈴羽とのパート自体、状況が切羽詰まっているのに何故今それを?と言うような展開ですしね。そこでどうして何の躊躇もなくDメール使おうとするかなあ、とか。
前話から引き続いて、編集に失敗している様子です。


直後のゼリー添付メール → 買い物の流れと言い、テンションが乱降下して軸が定まりません。メリハリをつけるのは良いのですが、余りにも細かくギャグとシリアスを行ったり来たりし、しかも相互のイベントに明確な関連がないので、非常にバタバタした印象だけが強くなってしまうのです。
リーディング・シュタイナーの起源とかの話も、突然出てきてフェイドアウトしますし。


この、原作から大幅に遅れて登場した未来ガジェット三号については、仕方ないと思いますが。原作通りのタイミングで紹介しても、視聴者は100%忘れてたでしょうし。


と言うわけで、今回は結局大転換には達せず、むしろ遠ざかりました。この分だと、次の次くらいまで持ち越しでしょうか?伏線含めて色々進めてはいるのですが、バタバタした印象ばかりで肝心の部分がちっとも進んだ気がせず、視聴者としてはどうにも肩すかし気味。折角前話であれだけ盛り上げたのに、勿体ないです。
さて、この失速感を乗り越えて、大転換にスムーズに繋げられるのか?やや不安を感じながら、次週を待つことにします。




その他、「Steins;Gate」関係のエントリーはこちら






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