2011年07月01日

Steins;Gate 比翼恋理のだーりん 感想2

STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん
STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん


前回(クリスルート)の感想はこちら

案の定REWRITE(感想はこちら)と重なってしまい、止まりかかっている比翼恋理のだーりんです。
ただ、まゆりルート以外は攻略が終わったので、そこまでの感想を。

後、まゆりルートへの入り方について、ネタバレにならない範囲でヒントを。
まず、クリアリスト画面から、共通ルートのメールリストを開きましょう。そこで、まゆりにだけ返信パターンが二つあるメールが見つかるはずです。ルート分岐のフラグはそこで、その特殊な方のメールを受け取れれば、入れます。ただし、最終的な分岐は、例の分岐ポイントで、フラグを立てた上で特定のメールを送ることで可能になります。

私は、メールリストを見て何をやればいいかは解ったのですが、最後に気づかず結局攻略サイトを見てしまいました。単なるヒントの需要もあるかと思い、一応書いておきます。

と言うわけで、各ルート感想。


1,ルカ子ルート
ルカ子シナリオは、くっだらない(これも誉め言葉)方の部類。要はノット・シリアスです。
散々「男の娘が男の子じゃなくなったら男の娘じゃないじゃないか!」と言われたためか、ルカ子が男のままオカリンと付き合って居ると言う、ナチュラルにクレイジーな世界が舞台。速攻で逃げ出したくなるけど、傷つけるのもなあ、と言うオカリンの立ち位置は、多分多くのプレーヤーとシンクロするでしょう。それだけに、彼=プレーヤーが逃げ出そうとする度に、ルカ子が泣き落とし・萌え落としの飽和雷撃で食い止めにかかるシナリオは、上手く機能しています。
なんて言うか、どう見ても無茶な依頼に突っ込ませるために、マスターが用意した萌えキャラを見る思いと言いますか……
TRPGだとしたら、絶対マスターはスクリーンの裏で邪悪に笑ってますね。面白いから良いんですけど。
ちなみに、シナリオが一番適当なのは、本編と同じ。オチも大体読めますが、その辺は問題無いでしょう。

ただやっぱり、原作もそうでしたが、制作者はこのキャラを使いあぐねている印象。男の娘キャラは、両性の属性を持たせてバランスさせねばならないので、難しいですもんね。
まあ、そこまで期待していたわけではないので、別に良いんですけど、ルカ子は、脇役でこそ映えるキャラですし。フェイリスルートのメイドとか……


2,鈴羽ルート
鈴羽ルートは、結構真面目なタイムファンタジー。Dメールの元ネタになったあの作品のオマージュ/パロディで、しっかり楽しませてくれます。ダルのキャラソンの補完になっていると言うところも、ファンとしては見逃せません。
いやあ、やっぱり、タイムファンタジーと言えば悲恋ですよね。ところで、基本的には愛すべき萌えオタのダルに、この話では本気でイラッとできます。矢尽き刀折れた状態のフェイリスに「泣いて良いんだぞ」とか胸貸して上げたくなる勢い。いや、純粋に同情で。
とにかく、ファンディスクとしては、一番嬉しい補完話じゃないかと思います。

ちなみにこのシナリオ、基本的には例のアレですが、世界観を通した設定なんかは、コニー・ウィリスの犬は勘定に入れませんと同系シリーズじゃないかと思います。この作品は、金にならないと解って企業が放り出したタイムマシンを、オックスフォードの歴史学部が引き取って研究に使っている、と言う世界のシリーズ。上記はユーモアSFですが、同シリーズのドゥームズデイ・ブックやファイア・ウォッチなんかは、かなりシリアスな時間移動物です。
まあ、面々と続くタイムファンタジー・SF作品の紹介ということで。Steins;Gateをきっかけに、この系統の作品のファンが増えてくれれば嬉しいとか、幻想抱いたっていいじゃないですか。


3,萌郁ルート
現段階で、一番の「当たり」ルート。
原作ではファンの怒りを一身に受ける腐れ外道であった萌郁ですが、この世界ではSERNとのつながりがそもそもありません。ミスター・ブラウンとのつながりも穏当なものとなり、世界改変で一番得をしたキャラ。
しかも、内容が、萌郁をボーカルにラボメンが結成したバンドの練習と、ダメ人間二人(岡部×萌郁)のなんちゃってカップル物語という、実に下らなくて楽しい内容。丁度悲惨さが佳境に入っているアニメ版と比べると、そのコミカルで明るい世界に目が潰れそうになります。

世界改変の影響か、萌郁のメンヘル具合はキャラ立て程度まで押さえられ、何よりプレーヤーが彼女を憎むべき理由が根こそぎ消されています。おかげで、ダメさが全てチャームポイントに変換され、大変魅力的なキャラに。
実に楽しい攻略でした。


4,フェイリスルート
白石みのるが、普通の仕事が色々入るようになっているようで、何よりです。
閑話休題、フェイリスルートは、シナリオ単品としては普通ですが、各キャラの立ち方が素晴らしい、正にファンディスクならではの内容。シリアスっぽい事情を背景に、メイクイン・ニャンニャンで働くことになったラボメン達の活き活きぶりたるや、今すぐあの世界にジャックインして通い詰めたくなるレベル。
サドメイドのクリスとか、執事の格好で腐女子のハートを鷲づかみしているオカリンとか、お前等そのまま就職しちゃえよというレベル。ルカ子が、男女両方から方向性の違う人気を集めている様子とか、見事なもんです。
あ、なんかどのルートでも三枚目が板に付きつつある助手が、一番活き活きしてるのもこのルートかも。「死ね」オムライスは、注文してみたいわあ。


とまあ、今の所値段分以上に楽しめ、満足しています。
あとは、メインヒロインであるまゆりのルートですが、これも評判がいいようなのでやる前から楽しみ。もっとも、REWRITEのコンプと競合するので、クリアまではまだ少し時間がかかりそうですが。





その他、「Steins;Gate」関係のエントリーはこちら






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