2011年07月02日

REWRITE (リライト) 感想 その3 静流ルート

Rewrite 初回限定版
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4週目は静流ルート。その前に、小鳥の種まきイベントをコンプしたりもしてます。

一応メモしておくと、花の種を植えられる場所は以下の通り。

10/16
校舎1Fマップ、中庭(2箇所)
校舎2Fマップ、教室(1箇所)

10/17
町中、静流/ちはやと合流前(3箇所)

10/21
吉野の居るマップ、北にある建物の屋上(1箇所)
切り替わった後のマップ、南側建物の隙間と北側建物内(2箇所)

10/24
ローブの男を監視した後、黒犬に追われて逃げる道(1箇所)

10/25
町中。全ての隠しポイントを探し出してアイテムを集めた後、南西のゴミ捨て場を漁る(1箇所)

以上で種まきが完了し、その後11/1冒頭でミニイベントが発生します。内容は…… エロシーンなんて要らなかったんや!



今回は、ちはやシナリオと違って、小鳥との関係にも一定のけじめを付けているのが良いですね。状況が展開した後も、他のキャラクターに気を向ける余裕がないシナリオになっているので、不自然さがありません。

一方、「戻ってきた記憶」の中で、主人公が知るはずのない知識を既に持っているのは、やはりループから引き継いでいるのでしょうか?しかし、各シナリオは一応ハッピーエンドとなっているわけで、何がループのトリガーなのかは不明。まあ、この辺はリトルバスターズ!でもかなり不分明でしたが。

はっきり言って、あの時間軸逆転はとても拙い構成で、そのままでは単純に下手な転がし方です。バッドエンドかと思う場面も、そうでないことが解ってしまっていますし。
ですから、それをせざるを得ない構成上のポイントがあると見るべきで、それこそがあの情報に関する伏線なのでしょう。

ただ、他にも割と引っかかる点は多いんですよ。失われた記憶が戻るシーンとか、いつものKey節なんですが、盛り上げ不足で不発気味。3年間で膨らんだ期待が大きすぎたと言うのがあるにせよ、グランドフィナーレにたどり着くまでは耐久レースとなりそうです。

もっとも、ちゃんと心が揺さぶられたシーンもあるんです。それは、静流が意識を取り戻すシーン。あれは、単品で見れば酷いご都合主義でちゃぶ台返ししたくなる代物。しかし、直前に瑚太朗に語りかけてくる声が小鳥であると言う事を理解していると、一気に話が違ってきます。小鳥が森に消えたこと、直前にチビもすが死んでいること、そしてこのルートの解禁条件が小鳥ルートクリアであったことを踏まえ、間違いないでしょう。ドルイドの力、人生を捧げて救った命に最後まで尽くし、消えていった小鳥さんに乾杯。

ただ、これだと、むしろルート制限はないほうが良かったんじゃないかとも思えます。ここで「あれ?これってひょっとして……」と思わせておいて、この後小鳥ルートをやった方が、感動できたんじゃないかと思いますのです。
と言うか、別に静流ルートが小鳥ルートの後でなければならない理由も、見あたらないのですよね。ループ絡みの順番があるのかもしれませんが、現時点ではよく解りません。

一方、瑚太朗が直後に語る幸せの等価交換の話は、ゲームの根幹に迫る話です。キャッチコピーが言っていた「彼女」とは、小鳥ではなくヒロイン全員の事かもしれません。KANONの頃から言われている、「ヒロインを一人しか救えない」という問題を、テーマに消化するつもりなのかもしれません。
個人的には、リトル・バスターズで大きく進行した、ヒロインとの関係性の問題を掘り下げて欲しかった気はするのですが、制作者も違うことですし仕方ないですかね。

さて、このシナリオのラストは、見事なまでのカタストロフ。と言うか、人類補完計画。今時そのセカイ系はどうなのよと思うのだけれど、最後の日記とか、手垢まみれで今時それはないだろうと思うのだけれど、ちゃんと心を揺り動かすだけの力を持たせているのだから、さすがだと思います。
あと、日記のシーンとか、フォントや画面演出で、小さな労力で凄い効果を上げる事を行っているのに感心。こう言う、派手ではないけど効果的な演出、大好きです。

もっとも、エンディングは結局意味不明。主人公は、リライト能力で自らを樹木に変えて、存在だけを残したと言う事なのでしょうか?ぎるとぱにの役割を含め、伏線なんでしょうかね。

さて、今回新規解放ルートは無しで、朱音ルートを進めろと言う事の模様。結構できの良いエンディングでテンションが上がったので、少し上向き気分で次に行ってみたいと思います。




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この記事へのコメント
静流ルートの要所のグラフィックの出来が、あまり良くなくてガッカリしました。(今作の中で、一番静流が好きなのに)
Posted by 神野幸平 at 2011年08月15日 22:56
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