2011年10月29日

今度のゾンビは南国だ! 「DEAD ISLAND」 感想1


DEAD ISLAND 【CEROレーティング「Z」】
DEAD ISLAND 【CEROレーティング「Z」】


「DEAD ISLAND」は、ここ最近のゾンビブームに従って作られた、アメリカ製のゾンビFPSです。内容は、「南国の高級リゾートでゾンビ発生!」の一言で良いでしょう。あとは、いつものゾンビ物です。
勿論、舞台が脳天気な南国と言う事で、ちょっと雰囲気が変わっていますが。ゾンビども、どいつもこいつも水着だったりとかな!

ここのところ時間が取れず、まだCHAPTER3位なのですが、とりあえずここまでの感想を。

まずシナリオですが、話題になった哀愁漂うトレーラーとは裏腹に、実に単純なゾンビ物。PCからして、香港警察の潜入捜査官だの没落ラッパーだのドロップアウト元アメフト選手だのと言った、ショッパくて濃い洋ゲーお約束の面々で、ロメロの悲哀など欠片もありません。後、子どものゾンビも出てきません。(砂浜に残されたお城や血まみれで転がるテディベアなど、存在を仄めかすギミックは多くありますが)
要するにシナリオは、いつものゾンビなので、省略します。これは、ちょっと残念でしたね。それこそ、ロメロ映画のような嫌な余韻を残してくるかと期待していましたので。

と言うわけで、重要なのはシステム。
最初にFPSと書きましたが、銃はほとんど出てきません。基本は、撲殺・蹴殺・焼き殺し。感覚としては、KING'S FIELDに近いでしょうか?
あれに比べてかなり動きのフレキシビリティは高いのですが、敵の攻撃判定に理不尽なところがあって、イライラさせられることも多いです。

具体的には、ウォーカー(一番弱いゾンビ)は、武器でぶん殴ってもほとんどひるまない上に、見かけより遙かに抱きつき攻撃の判定が大きいため、頻繁に組み付かれます。解決法は、武器ではなくキックを主体に戦うことなのですが、これに気づくまではクソゲーかと思ってしまいました。
逆に、走り寄ってくるゾンビはキックでは止まらないので、使い分けが重要と言う事なのです。接近戦自体が命がけのサムとか言うマッチョゾンビもいますし。

ただ、攻撃の自由度が高いと説明書で推奨されている、「アナログ操作」は、ちょっと勘弁して欲しいレベル。構えボタンを押しながら右スティックをグリグリすることで攻撃できるのですが、この説明がちゃんと書かれていません。おかげで、開始10分くらいキックだけで戦う羽目になりました。何しろ、アナログモードだと、説明書で「攻撃ボタン」となっているボタンは、武器投擲の構え動作に変わるのです。最低限の情報は書いて下さいよ。いや、本当。

また、同梱されているブラッドバス・アリーナのDLコードに至っては、入力を受け付けません。これは、後日DL可能になってから入力する必要があるらしいのですが、システムメッセージは「不正なコード」と言い続けるばかり。仕方ないので、スパイクのWEBページを見ようとしたら、PS3版も出ているのに、PS3では該当ページを見れないというおまけ付き。文章や音声面で不足しまくっているローカライズ(ラジオの音声や壁に残されたメッセージなど。前者はシステム画面から内容を文章で見れるから良いのですが、後者はフォロー無し)と言い、なんであの会社のローカライズは、こうムラが大きいのでしょうか?
ムラが大きい、の意味は、良いソフトはかなり良い、と言う事でもあるのですが……

最後に、ゲームのやめ方ですが、オートセーブが表示されたあと、特に何もせず電源を切る、が正しいようです。ダークソウルのように警告されるわけでもないですし、システムメニューからやめるを選んでも、「ゲーム内容は失われます」としか言われないので。
本当、ゲームの始め方・終わり方、そして基本操作方法と、マニュアルに最低限必要な情報が落ちているって、一体何のつもりなんでしょうか?フューリーってのも、幾ら読んでも結局よく解らないままですし。


とりあえず内容については、同じ場所の行ったり来たりが面倒な物の、雰囲気やゲーム性、そしてかなり頑張ってる表現の「自粛し無さ」など、良い点が多いのです。ただ、馬鹿高い差額を乗っけているのですから、最低限の仕事はして欲しいなあ、と。この辺、CIVILIZATIONやVICTORIA2の該当記事で、散々腐してきたとおりです。勿論、ユーザー数の少なさが損益分岐点を悪化させているのは解るのですが、こう言うのが続けば、ユーザーは海外版に逃げるか、そもそも買わなくなるかなんですよ。私も、VICTORIA2は海外版に買い換えちゃいましたし、CIVILIZATIONはIVはともかくVをプレイする気は向こう数年おきません。

と言うわけで、ゲームとしては期待と方向性が違えど面白いのですが、それ以前の面で引っかかりが多い、と言ういつもの状況になってます。まあ、プレイしていて面白いのは間違いないので、クリアまでは間違いなくやりますが。



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