2012年03月17日

魔法少女まどか☆マギカポータブル 感想1 まどかルート

魔法少女まどか☆マギカ ポータブル (完全受注限定生産版) 「限定契約BOX」


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これからやる人への助言:
とりあえず、最初のシナリオを一回クリアしましょう。そしてクリアしたら、解禁されるフリーダンジョンを一つクリアしましょう。これで、感情ポイントがたまり、選択肢表示ポイントが明示されるようになるオプションをショップで買えるようになります。ゲームとしては、ここでやっとスタート地点。
ただ、最初に選べるシナリオはゲームとして色々酷いので、無視して二つ目のシナリオ(かなりマトモ)に進んだ方が、モチベーションの維持という意味ではより良い方法だと思います。

以下、感想本体。

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漢(オタク)には、見えていても踏まねばならない地雷がある!
と言うわけで、久しぶりにゲームのエントリーです。

うちのBLOGって基本的にオタク情報系なわけで、表現規制の話とか書評とかって、大して見られないのです。そして結局、見られるのは発売(アニメなら放映)直後の感想で、きちんと最後まで味わってから書く考察とかは、まあそれなり。(SSなんかは、最初から需要がないので当然ですが)気合を入れて書いたものに反応があると嬉しい物ですが、結局こう言うエントリーには劣ります。ま、しかたないんですけどね。リアルタイムのは、これはこれで後から自分で読み返して楽しかったりもしますし。
何が言いたいかというと、BLOGのアイデンティティを保つためにも、時間が無くともゲーム関係の感想は書いていきたいという話。酷かったACVはともかく、スカイリムの感想なんかはその内ちゃんと書きたいのですが……

閑話休題、本編放映終了から約一年経って発売された、「魔法少女まどか☆マギカ ポータブル」のファーストインプレッションです。

ハハ、結局限定版買っちまいましたよ。だって、ヨドバシ寄ったら普通に置いてあったんですもん…… それどころか、システム画面用のテーマが入ってるだけで通常より二千円くらい高いメモリースティックまで。

と言うわけで開始ですが、初代PSかと思うような激長ロードを越えて出る最初の表示が著作権警告という仕様は、いい加減やめませんか、バンナムさん?期待に膨らんだ気持ちに、思い切り冷や水ぶっかけられるんですが。って言うか、万単位の金払って買ってきた直後にこんな事、文字通り、言われる筋合ねえよ!

で、シナリオ開始初っ端から、「魔法少女」物として定型の明るい変身シーンと、音楽・シーンが喧嘩していたり。要するに、第一話冒頭のキュゥべえ視点なのですが、ほむらの叫びもバッチリ収録されており、完全に「原作やった人向け」。

ただ、画は良いですね。本編から取り込んだだけのCGはともかく、寝ぼけたまどかの立ち絵(パジャマ)とか、非常に可愛く仕上がっています。この辺の力の入れ方は他のキャラゲーにも見習って欲しかったり。

一方、AVGパートなのですが、行き先選択と強制選択肢以外は、ノーヒントで会話への割り込みを試みるという、無茶な方法でしかゲームに介入できないようになっています。しかも、試みられるのは1日5回だけなのに、これ自体は任意のタイミングで可能(つまりは完全なめくら撃ちするしかないと言う事)で、当然のごとく9割以上が外れ。(「お手つき」と呼ばれます)何も起きません。
何人が解るか知りませんが、うちのBLOGの表題に使わせて貰っているゲームの、「communication break system:CBS」とそっくりです。二周目以降なら、システム的なフォローで選択肢の場所が解るという仕様までほぼ一緒。要するに、クソみたいなストレスシステムです。
大体、「北へ。」もそうでしたが、「プレーヤーがツッコミを入れなくても勝手に主人公(本作の場合キュゥべえ)がしゃべり出す場面」が多く、しかもこの場合にしゃべり出す直前にコマンド入力するとお手つき扱いになるのです。この辺のゲーム性の不徹底が無駄に難易度というか理不尽度を押し上げ、「とっとと一周して突っ込み箇所が解るオプションを解除しよう」と言う結論にしかならなくなります。この部分は、「ゲーム」としては破綻していますね。
これなら、最初から突っ込み箇所をシステム的に明示して、「突っ込む/突っ込まない」の判断にゲーム性を付加すれば良いんですよ。こんな、数字の隠されたマインスイーパみたいなゴミシステム、北へ。だけで十分だったんですから。ちなみに、酷いシステムと連呼してるわけですが、「北へ。」自身、その続編では、普通の選択肢システムになっている事からも、察して頂きたいところです。
結局、初回クリアまでに見つけられた選択肢は、たったの2つでしたよ。ほぼ毎日、お手つき回数を使い果たしていたのに。

後、システム的な面では、二周目以降のスキップが全スキップモードしかない(既読スキップがない!)という点については、KIDの爪の垢を鼻から躍り食いしろボケナスと呟きたくなります。もう2012年なのに……

一方、ローグライクRPGの魔女空間攻略パートは、良くできています。何しろ題材が題材なので、敵の種類が少なくても問題ないですし、上手い選択と言えるでしょう。勿論、PS3辺りでフルCGでリッチな世界樹型RPGでも作ってもらえれば一番ですが、キャラものにそこまで求めるのは酷なわけで。(そう言う甘い評価の結果、この現状があるんじゃないのか?と言う疑問には、哀しくうなだれさせていただきます)
ただ、魔女空間の背景は「ちょっとあんまり」というレベルで、擁護不能。犬カレー空間を再現するには、全ての密度が薄すぎるんですよ。PSPの性能問題はありますが、限界だとするならば、この背景が薄くならざるを得ない空間構成形式を選んだ事自体が間違いでしょう。

後ですね、物語の分岐が楽しくありません。
最初に書いたとおり、分岐がそもそも見つけられないというのもそうですが、戦闘でキャラが死ぬと分岐ではなく即死の上、例えば肝心のマミさん死亡などは強制イベント。あげく、折角のグリーフシードが濁るシステムも、戦闘中に濁りきってもそれだけで魔女化することはないようで(単なる魔力の低下扱い)、悉く肩すかしでした。

ただ、本筋が変わらないが故と言いますか、場所選択で本編の舞台となったところ以外を選ぶと、本編の裏で各キャラクターが何をしていたのかが解るという面白さはあります。恭介が弾くバイオリンを聞いて、暗い表情で誰かのために奇跡を使った少女について思いを馳せる杏子や、仁美とぎこちなく関係を築きつつあるほむらなど、正に補完の面白さ。こう言うシーンを見ると、「ああ、まどか☆マギカの世界に浸っているのだなあ」と言う幸せを感じる事ができます。

なんか、バンダイナムコのキャラゲーとしては水準レベルなのですが、原作のクオリティがクオリティなだけに、今一乗れない感じですね。
一応、全部のシナリオを流すくらいまではやるつもりなので、続きはその内に。



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この記事へのコメント
やっぱりADVパートのシステム周りが酷すぎますよね・・・特にスキップ関連はプレイヤーの感情値をウナギ登りに上昇させ、ソウルジェムが速攻で真黒になるレベル。

既読スキップなし、立ち絵のイン・アウト、画面の暗転、その他エフェクトを高速化できないから、スキップを使用してもたいしてプレイ時間を縮められない。

周回プレイが前提のゲームなのにまるで、周回プレイなんてさせないぜ!と言わんばかりのクソさです。
Posted by 名無し at 2012年03月18日 00:30
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