2012年03月26日

魔法少女まどか☆マギカポータブル 感想4 杏子ルート

魔法少女まどか☆マギカ ポータブル (完全受注限定生産版) 「限定契約BOX」


前回までの感想はこちら


青ルートも、2パターンクリアしたらマーカーが金色に変わったので、解禁された杏子シナリオに進みました。勿論、作品の顔とも言うべきほむらのルートは、最後に取っておくのです。

ところで、Blu-rayを見返して気づきましたが、ゲーム版で新規追加の「銀の魔女」は、杏子が7話の教会回想シーンでぶった切っている魔女ですね。

閑話休題、これまで、まどかルートが原作準拠(ただし、さやかが壊れる寸前にまどかが契約することで原作とずれる)、マミさんルートがほむら一周目、青ルートが同二周目でした。ところが、この杏子ルートはまた原作準拠に戻ります。そして、スタート地点も大きくずれて、マミ死亡後に杏子が押しかけてきた所から。これを、主に杏子視点から見ていくことになりますが、これまたまどか編同様本編から外れています。このルートのさやかは一層孤立を深め、まどかの同行すら拒否して使い魔狩りを続行。一方、ほむらは杏子と組んで魔女狩りを行う一方、さやかにグリーフシードを渡さないように立ち回り、無力化を図ります。
後述しますが、このルートのほむらは、本当にえげつなく立ち回り、そして勿論、何もなしえず悲劇を迎えます……

一方、本編通りどん底まで追い詰められながら、まどかには「まどかだけは間違えないで」と魔法少女化を止めるさやかは、驚くほど真っ当。って言うか、人としてやっと最低限のラインを満たした感じです。
勿論、相変わらず杏子は筋の通った優しいヒール。キュゥべえを追い払いつつ、まどかを「この力が誰かを救えると思うな!」と一喝するなど、ほむらのお株を奪う勢いで立ち回ります。

ではほむらは何をやって居るかというと、視野狭窄的にひたすら「敵」の排除を進めた結果、端から仲間を魔女に堕とす裏目街道大驀進。結局さやかも杏子も魔女化し、それを見せられたまどかになきながらなじられるという、「このまま18禁同人誌に繋げたら、さぞかし鬱で素晴らしい作品が完成するでしょうね」な感じの暗黒面一直線。
そして、最終的に、まどかを安全な場所に逃がすため、「他の魔法少女は私が殺した。殺されるように見殺しにした」と宣言し、彼女に銃を向けるその哀しさ。
虚淵先生は、「片思いこじらせたおっさんの話は得意」と前に書いていましたが、この辺のほむらの行動原理は、正に不器用で哀しい「少年」の物。と言うか、「片思いこじらせたおっさん」とは、「上手に大人になり損なった少年」であり、要するにオタクの自己像に極めて近い代物でしょう。

それにしてもこの杏子ルート、洒落になってない戦闘難易度(初めて、敵から逃げ回ってクリアだけを目指す、ローグライクゲーム後半階層の基本戦略を強いられました)と併せて、あらゆる意味で最も「きつい」のは確実です。

勿論これは、原作に最も近いという意味でもあり、テンションは終始トップギアに入りっぱなしでした。いやあ、本当、もう少しシステム面がマトモだったら、名作と絶賛できたはずなんですがねえ。

とりあえず、杏子が魔女化しない分岐をサクッと確認したら、待ちに待ったほむらルートに突入してみたいと思います。




当BLOG内の、この他まどかマギカ関係のエントリーはこちら
その他、当BLOG内のゲーム関係のエントリーはこちら






同じカテゴリー(ゲーム)の記事画像
黄昏のシンセミア 感想5 いろはルートと朱音ルート
黄昏のシンセミア 感想4 翔子ルート
黄昏のシンセミア 感想3  美里先生ルート
黄昏のシンセミア 感想2 妹ルート
黄昏のシンセミア 感想1
sugar + spice! 感想
同じカテゴリー(ゲーム)の記事
 「GUILD 02」 各作品の感想 (2013-04-01 22:01)
 一長一短/NINTENDO 3DS 「GUILD 02」 全体の感想 (2013-04-01 22:00)
 ようこそ停滞の中世へ! 「CRUSADER KINGS II」 感想 (2013-03-15 22:00)
 傑作のなり損ない『ROUTE DOUBLE』感想 (2013-02-22 22:00)
 和製ゲームの悪い癖/バイオハザード6 感想1 (2012-10-05 22:00)
 たまには当たる未来予想/ドラゴンクエストXとカイシャクエスト (2012-09-15 22:00)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。