2012年10月22日

アニメ版「リトルバスターズ!」 第3話感想



Little Busters!
Little Busters!


他の回の感想はこちら

3話にしてすでに心が手じまい・損切りムードになっている、アニメ版リトルバスターズ!第3話「可愛いものは好きだよ、私は」の感想です。



ナルコレプシーの設定は、原作でもほとんど意味を成していなかったのですが、削ると
面倒な部分が出てくるので、シーンが間抜けなのは仕方ない所。


ただ、繰り返しますが、貴い仲間達の接し方をセリフで説明するのは問題外。安い上に、セリフにされることで鳥肌が立つほど気色悪いシーンになっています。目覚めたときに仲間がいる、セリフはなくとも微笑んでみせる、そんな「本人達にとっては当然」の所作を描いてこそ、動画の意味があるのです。


逆に、原作と違う変な体操着姿は意味があるのでしょうか?いや、スカートで野球すんなと言うのは実にもっともなのですが、あの私服のままグラウンドを駆け回っている姿は、青春の楽しさ・美しさの象徴だったわけで。(体操着というユニフォームに身を包んでしまうと、「スポーツ」であることが前面に出て焦点をぼかしてしまいます)


来ヶ谷との会話シーンは、風景描写や風の感覚などは結構上手く、授学校の中庭にできるポケットのような静寂を良く表現しています。ただ、シーン全体としては散漫なんですよ。26話でまとめるならば、この辺は来ヶ谷の行動・言動や周囲の反応などで、わざとらしい伏線を貼っておくべきだと思います。何より、「今後凄いことが起きますよ」と言う引きを作っておかないと、初見の視聴者は(今後を知っている既プレイ者でも)退屈な序盤を乗りきれません。
折角前回ラストで「この世界には秘密がある」と言うフレーズを、提示したのですから。


こなれて来たのか来ヶ谷のお陰か、バトルはそれなりに微笑ましいのですが、これもまた「そんな事やって居る場合じゃない」という感想が先行。ギャグは葉留佳のパートやその前と、今回十分にやっていますから。


で、結局今回で来ヶ谷が加入したのですが、一人の加入に一話使ったとは思えないほど印象に残りません。映像や構成自体はそこまで悪くないのですが、決定的にインパクトと掴みに欠けます。来ヶ谷の破天荒なキャラを強調し切れていないというか、原作で強引だったところをそのままなぞってしまったというか。

来週は、「動く」事が一番意味を持つクドの登場みたいですが、これもなあ。ああ言うキャッチーなキャラは、それこそ一話の段階で顔見せさせておけば、ここまで新規死屍累々のお通夜ムードにはならなかったと思うのですが。

とりあえず、視聴は続行します。




当BLOG内の、その他のKey関係エントリーはこちら
当BLOG内の、その他のアニメ関係エントリーはこちら





同じカテゴリー(アニメ・映像系)の記事画像
「HELLSING X 上映イベント」に行って来ました
アニメ PSYCHO-PASS #06 「狂王子の帰還」 感想
アニメ版「リトルバスターズ!」 第6話感想
アニメ PSYCHO-PASS #05 「誰も知らないあなたの顔」 感想
アニメ PSYCHO-PASS #04 「誰も知らないあなたの仮面」 感想
アニメ版「リトルバスターズ!」 第5話感想
同じカテゴリー(アニメ・映像系)の記事
 意志決定の機会を与えられない物語『この世界の片隅に』 感想 (2016-12-07 00:00)
 「作家性」とは歪さと見つけたり/『君の名は。』感想 (2016-09-08 00:00)
 面白いのが一番!『ゴーストバスターズ』リメイク版 感想 (2016-09-02 01:00)
 素晴らしい、そして欠点だらけの怪作 『シン・ゴジラ』感想 (2016-08-04 00:00)
 これはダメな映画では? 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』感想 (2015-07-10 00:00)
 酷いなこりゃ 映画版Steins;Gate 『負荷領域のデジャブ』 感想 (2013-05-02 00:00)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。