2009年04月18日

BALDR SKY DIVE1 経過1

BALDRSKY Dive1

バルドスカイ DIVE1、前回の続き。

とりあえず、ノイン編をクリア。
とても幸せで余りに切ない、1週目のエンディングとしては申し分ないです。
少しネタを明かし過ぎな嫌いはありますが、それはきっとこれからどんどんひっくり返っていくのでしょう。やはり、全キャラきちんとクリアしなくては、と言う気持ちが盛り上がってきた時点で、大成功です。

なお、ヒロインの運命は過酷ですが、主人公も彼女もこれが最適だと思っているわけですし、これはこれで一つのハッピーエンドかと。

ちなみに、さすがラスト近辺の戦闘は厳しく、難易度をHARDからNORMALに落とす羽目になりました。
中ボスが漏れなく一体から二体に増えるとか、幾ら何でも無理ですって!

以下、プレイ中の感想など。

過去編で幸せな学生時代を過ごしていた友人達が、現代編では影を纏う描写がたまりません。数年前の悲劇を経、さらにその後連絡を取れなかった事情を想像するに、実に素晴らしいディストピアが垣間見えてきます。
何よりも、過去と同じ風景を再現した仮想現実の中で、過去と少しだけ姿の変わった彼らが、必死になって過去と同じように振る舞おうとしている描写がとても健気で、愛着が一気にわいてきます。

この辺、取り戻せない過去の悲劇を下敷きにした時間物の基本を、しっかり押さえています。変わってしまったものと変わらないもの…… 物語はこうでなくては。

特に、主人公に「約束憶えてる?」と問いかけ、主人公が忘れていることを確認して過去と決別する幼なじみとか、切なさ炸裂ですよ。

ちなみに、AI関係では、やたらとSFで聞き慣れた用語や人名・理論が乱舞しますが、これはフレーバーとして評価すべきでしょう。科学的に突っ込むのは野暮という物ですし、雰囲気作りとしては大成功しています。

要するに、これはギャルゲーですから、「中国語の部屋」も「フレーム問題」も、あくまでガジェット。そんなところを掘り下げるのは、瀬名秀明にでも任せておけばいいわけで。

美少女の外見をしたAIが出てきた段階で、それを「人間」として受けいれるかどうかは、最初から決まっているわけです。結論が決まっている以上、シナリオの通過儀礼としてのそれを除き、葛藤は不要と言う事。
そもそも、「あなたがそうだと思うものがSFです。ただし、他人の同意を(以下略)」ですしね。

勿論、決してSFを放棄している訳ではない点は、指摘して余りあるでしょう。
AIに人間性を見るかどうかは上記の通り自明です。ですが、そのAIの生成過程や恐らくあるであろうリアルとの関連設定を絡めることで、きちんとプレーヤーを仮想と現実の狭間で、悩ませるようにできています。

細かなイベントにしても、きちんと組まれていて好感度大。乱交場に潜入捜査に赴くも、脳内物質の分泌状況をモニターされてバレかけるとか、実にSFです。

また、セクサロイドがらみのネタは、18禁レーベルの面目躍如と言ったところでしょうか?直接描写はないものの、ネタ自体コンシューマでは扱えませんから。

とにかく、引っかかる点(悪役があんなに解りやすくて良いのか、とか)はあるものの、非常に楽しめ、また今後も楽しめそうです。ここ最近では一番の当たりかと。

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