2009年04月25日

安定感と余裕 けいおん!視聴開始

内容は、軽い音楽だから楽だろう、と軽音部に入ったダメ少女とその他三名の弱小部活物。

さすがの京都アニメーションクオリティです。作画も音楽も構成も、隙がありません。
毎回非常に美味しそうに描き込まれているお菓子の描写など、余裕あってこそ。間違っても、キャベツが緑の不思議スフィアになったりはしなそうです。

やはり、リソースに余裕のある製作環境を確保するところは、強いですよね。
かつて"made in Japan"が粗悪品の代名詞からエッジ商品のエンブレムへと脱皮しなくてはならなかったように、廉価粗製濫造路線は、自ずから限界があります。

それにしても、今回は対象年齢層が高いですね。最低でも、20代~30代でしょうか。

夕日に染まる木造の校舎、蛇口からしたたる水滴、古くさいアナログカメラ、アイキャッチでカチリと鳴るカセットテープ、そして、雑然とした音楽室に響く下手くそな「翼を下さい」。
実は、画面構成の中心はノスタルジアではないかと思います。

原作でそうなっているから、以前に、画面内での力点の置き方を見るに付け。

また、主人公達の格好が割と酷い物があったり(部屋着のものすごさが代表。また、制服は洗練されておらず、学生鞄も投げやり)で、足が妙にに太く描かれるのも、野暮ったい等身大のイメージを演出するためでしょう。スカートは短めですが。

最初、舞台が昭和末期あたりなのかと思っていたのですが、三話で携帯や改版後のりぼんコミックスが出てましたし、描写は意図的でしょう。

とにかく、なかなか面白い描き方をしてくれそうで、期待が持てそうです。


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