2009年05月01日

いいぞ、もっとやれ! 宗教開祖キャラがバトルするゲーム

開祖キャラがバトル…不謹慎ゲームにイスラム激怒


くだんのサイトはこちら どうして、ちゃんと記事はリンクを貼っていないのでしょうね?読者が、自分で判断できないじゃないですか。

問題のゲームは、内容自体はお手軽簡単格闘ゲーム。開祖同士がバトルしている背景でどんどん破壊が拡がっていくのが、実に良い味を出しています。
要するに、「動いて操作できる風刺絵」に他ならないですね。

ちなみに、他のゲームも皮肉たっぷり。このチーム、なかなか面白いですね。
聖職者の児童虐待スキャンダルをもみ消す(犯行は防がない)"Operation: Pedopriest"なんて、パンチが効きすぎていて最高です。
"free culture game"のように、ストレートに彼らの思想を表明したものもあるようですが。

報道に反応してか、これまた皮肉たっぷりの続編(?)も発表済。こちらの方が遙かに難易度が高いというのが、また……


さて、本論。

所有権と並んで言論の自由は、我々の社会を支える基盤です。

当然そこには、自らの言論に責任を持つ、と言う事が含まれますが、これはあくまで「批判に応える」という意味でしかありません。

ですが、間違っても、脅迫や暴力の対象とされることは「責任」などではありません。そう言った事の対象にされないと言う事が、つまり「言論の自由」の意味に他なりません。

具体的に言えば、何故我々は宗教、なかんずくイスラームを、特別扱いしてやらなければならないのでしょうか?

勿論、個人の思想・信条の自由として、鰯の頭を拝もうと100万円の壺を抱いて寝ようと自由ですし、やめろと指図する権利は誰にもありません。一日に数回、電波を送ってくる誰かに土下座しなくては気が済まないと言うなら、多少不規則な休憩時間くらい許してあげればいいと思います。

その程度のサービスは、おかしな習慣や本人にしか意味のないこだわりに対して、誰もがしている・してもらっている事ですから。

しかし、キリスト教やイスラームへの「配慮」として、当たり前の風刺や批判、創作活動まで萎縮させるようなことは、絶対にするべきではないのです。

それは、要するに脅しに屈することでしかありません。反対方向から見れば、完全なテロと言う事になります。

これは、冗談ごとではありません。実際問題、悪魔の詩訳者殺人事件のような事が、過去他ならぬ日本国内で起きているのですから。

結局の所、こう言った事に対して暴力あるいは暴力を示唆する事で対抗しようとする人間は、自らが民主主義国家に生きる、つまり主権者になる資格がないと宣言しているようなものです。

ただ、そんな妄想しか頼るものがない人間が多数出ると言う事は、その国・地域なり世界のシステムに、何らかの重大なバグがあると言う事なのでしょうが。


とにかく、私はこのゲームに「偏見」だの「信仰への侮辱」だのという批判をするのは、的外れだと断言します。
制作チームは明らかに、自分たちのフィールドで真っ当な風刺や政治的主張を行っています。特定少数への過度な攻撃、つまりヘイトスピーチもなし。これが保護されずに何が保護されるべきかと言うくらい真っ当な言論活動です。

とりあえず、なかなか面白いので、このページはブックマークし、以後更新をチェックしてみることにします。

大体、時代と共に当然変わるはずの解釈や運用を硬直化させ、結果として自らの国や同胞を滅茶苦茶にする宗教指導者達こそ、このゲームに描かれた先人たちを侮辱していると思いませんか?

偉大な先人達の言葉や諸々の解釈を「信者」が独占すると言う考え方こそ、思い上がりも良いところだと思うのですがね。


神は妄想である―宗教との決別

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