2009年05月03日

けいおん! 第5話 「顧問!」 感想

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今回は第5話。

基本的に、展開からオチまで見え見えなのに、丁寧な作りとネタ仕込みで楽しく見せる実力は、素晴らしいものがあります。
それは詰まり、リソース任せの力押しでしかないわけですが、決して他の部分に手を抜いているわけではない所がポイントです。
方向性は全く違いますが、お約束の展開やお約束のシナリオを、一つ一つ馬鹿丁寧に描き込むことで名作となった、PSのワイルドアームズ(一作目)を彷彿とさせます。

こう言う真摯な作りの作品は、評価されなければおかしいでしょう。京アニ作品が、決して「絵が綺麗なだけ」でないのは、幾ら強調してもしすぎることはないかと。

誰ですか?初期のスクウェアみたい、などと不吉なことを言う人は?


さて、それにしても画面画面の楽しげな事。個々のアクションが激しいわけではないのに、本当に気持ちよく動きますね。

先生、実に良いキャラです。計算すると、割とギリギリの年齢な筈ですが、それを逆手に取ったキャラ付けが見事に成功しています。
これも、基本に忠実、つまりはお約束なのに、丁寧に作って実力を発揮している好例でしょう。

キャラ付けと言えば、鉄板でダメな子のユイを軸にして、他のメンバー達にも上手くダメな部分を割り振っているのも見逃せません。
この辺は恐らく原作通りなのでしょうが、強調の仕方が手慣れたもの。これまた堅実です。

それにしても、ムギが先生を見るときの仕草に一々に喜ぶ私は、妄想カップリングをする腐女子の気持ちが、最近解るようになってきたと思います。
顕著になったのは、やっぱりらき☆すた以降ですね。

と言うわけで、今週も十二分に楽しめました。退屈している時間もなく、30分弱ずっと集中力が続く。本やゲームと違い、規定時間を視聴者から必ず奪う(斜め読みもクリア優先もできない)映像作品は、やはりこれくらいのクオリティを確保して欲しいところです。


ちなみに、百合に関する部分については、この方の解説が非常に面白かったです。
「けいおん!」の律のリアクションがノンケな件について。 (たまごまごごはん)


5/7追記
以下からトラックバックが来てたので、追加しました。
特に言及があるわけじゃないみたいですが、何が引っかかったんだろう?



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