2009年06月02日

陵辱ゲーム、ソフ倫レベルで製造・販売禁止に

先日書いた件ですが……

アーベルグループの公式BLOGより。

http://blog.livedoor.jp/abel_/archives/51317108.html

いやあ、まさか本当にベルリン会議の再現になるとは思いませんでした。

「仕方がない」と称してチェコスロヴァキアの解体を許して、それでドイツが大人しくなるとでも思ってるんですか?

我々ユーザーの立場は、終了後に結果を通知されるだけだった、チェコスロヴァキア本国の外交団でしょうか……

私も、チラシの裏(3周目)さんと同じく、自殺するならもう好きにしろ、と言いたい気分になってきます。

これでは、WWIで寝返ったイタリアか、日中戦争時に南京政府を立てた汪兆銘ではないですか。

ユーザーが手紙を出したり関連団体がロビイングを行っても、本体がこのざまでは戦いようがありません。戦わずに降伏では、義勇兵も援助物資もを送りようがないのです。

同人に移行すれば…… と言う話もありますが、それは所詮は撤退策です
同人にシフトした場合、広報機能は著しく削がれ(例えば、雑誌への出稿がペイするだけの売り上げが上がるのか、一般店舗に並ばない状況で発売を周知できるのか)、業界全体が縮小せざるを得ません。


何より、こうして規制問題の一角をなし、表現としてエッジに位置しているエロゲー業界が戦わずに白旗を上げてしまったと言う事は、他の戦線にも重大な影響を与えます。
漫画にせよネットにせよ、「ゲーム業界は業界自体が協力している」「万人が認めた規制の正当性をお前達は否定するのか」と、圧力をかけられるわけです。


この体質を見抜いた上で、規制派がターゲットにゲームを選んだとしたら、見事なものでしょう。

もっとも、今まで投げかけられた理不尽な非難や規制案に対し、何一つ抵抗せず焦土戦術を続けてきた数十年の歴史を思えば、仕方ないというべきかもしれません。

教育論に絡めて繰り返された非科学的非難、ドラクエ騒動、ゲーム脳騒動、等身規制…… 社会に対して正当性を主張し、抵抗を示し、「与しやすい相手ではない」と知らしめる機会を全て放棄してきたのは、業界そのものだったわけですから。

焦土戦術を続ければいつかは相手は帰るだろうと思っていたら、シベリアまで焦土にして国土が消滅した。それだけの話です。
ですが、さすがにアムール川まで追い込まれたら、絶望的な最後の一戦くらい挑むだろうと思っていたのですが……


表現規制関連エントリーはこちら






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この記事へのコメント
はあ、大祖国戦争ですね。

今回のソフ論はヴィシーフランスみたいなもんだと思いますよ…。
ソフ論はペタンのおっさんみたいなもんだと思います。
Posted by アフリカのグラナダ神 at 2009年06月03日 13:42
ああ、そっちの例えの方が適切かもしれませんね。
ペタン政府が立ってしまったら、自由フランスなんてただの不正規軍、「選挙で選ばれたわけでもないただの敗残兵」ですから。

フランスはペタンが結構上手いことをやって、最終的に割と小さな傷で切り抜けましたが、そうなれると思ってるんですかねえ。
あれだって、現実的な抵抗力を示した上での事だったんですが。
Posted by snow-windsnow-wind at 2009年06月04日 00:36
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