2009年08月08日

大都市のライトユーザー向け ドラクエ9について

ドラゴンクエストIX 星空の守り人
ドラゴンクエストIX 星空の守り人

東京に戻って来て驚いたのは、暑さよりもドラクエのすれ違い率。
純粋にすれ違う人間の数に依存するので当たり前ですが、札幌とは本当に桁が違います。
通勤中、3人来店する度にセットし直す、を繰り返していたのですが、呼び込んでいる時間よりも来た人を確認して呼び込みを再び始めるまでの時間の方が、圧倒的に長くなりました。

何しろ、初日の段階で、それまで40そこそこだった累計呼び込み人数が軽く60人越えでしたしね。
すれ違いの頻度が高いせいか、みんなメッセージも工夫して登録しており、読むだけでも楽しめます。噂の「まさゆき地図」も、あっという間にゲット。何ともはや……

楽しいはずなのに何かモヤモヤしていた所、以下のコラムを読んで何となく理由が解りました。

ドラクエ9をつまらなくする方法

このコラムで言われていることを要約すると、こうなります。

「効率的にプレイしても、網羅的にプレイしても、共につまらない」
「どちらも適当につまみ食いしつつ、適当に遊ぶととても楽しい」

実際、その通りなんですよね。序盤が終わった段階で、ガリガリの効率プレイがつまらないことは、すぐ解ります。鎧着込んでパラディンを極めれば、ボスでも攻撃は通らなくなりますし。

逆に、錬金や盗めるアイテムを網羅しようとすると、これもまた作業になって非常につまらない。私がはまったパターンです。

これはつまり、ヘビーユーザー・ゲームマニアの遊び方は最初から対象にしてないと言えるわけです。クリアしてもクリアしても終わりのない宝の地図など、「極める」事を楽しむユーザーにはただの拷問ですし。
面白さに限りのある戦闘をレアドロップ目当てに繰り返すネトゲ構造は、ドラクエとは相性が良いとは言えないでしょう。

勿論、そもそもドラクエはライトユーザー向けだからこそ、生き延びてきたシリーズなわけです。
ですが、この構造は狙ってやったものかと考えると、ちょっと疑問を覚えるのも確か。仲間と協力してのプレイというギミックにしても、レベルの高い人間の手を借りたくなるようなボスなど、現状ではどこにもいません。極め系の要素にしても同様で、レア装備をしていてもすれ違いで見せびらかすのは難しく、(なんで、お客さんをアップにできないのでしょう?)強い武器でしばく必要のある強敵も居ません。

前作・8が「驚くほどきちんとドラクエ」だったことを考えると、この落差は結構気になります。

なお、私自身はヘビーユーザーと自称してもいいと思っているのですが、不満を言いつつも楽しめてます。正直、ボロクソにけなす人の気持ちは解らないのですが、失望したという人の気持ちも理解できます。

やっぱり、ドラクエが毎回強く印象づけていた「完成度」が、今回なおざりにされている感じが強いんですよね。

ただまあ、お約束というか大作に対しては挨拶みたいな「悪評」については、誰かが掲載メディアを分類して、主に反発を覚えている層をスクリーニングしたら面白い結果が出るんだろうな、とか思ったり。
目に付いた批判記事・掻き込みでは、中高生かそれ以下が多い気がするんですが。


その他のドラクエ関係エントリーはこちら



同じカテゴリー(ゲーム)の記事画像
黄昏のシンセミア 感想5 いろはルートと朱音ルート
黄昏のシンセミア 感想4 翔子ルート
黄昏のシンセミア 感想3  美里先生ルート
黄昏のシンセミア 感想2 妹ルート
黄昏のシンセミア 感想1
sugar + spice! 感想
同じカテゴリー(ゲーム)の記事
 「GUILD 02」 各作品の感想 (2013-04-01 22:01)
 一長一短/NINTENDO 3DS 「GUILD 02」 全体の感想 (2013-04-01 22:00)
 ようこそ停滞の中世へ! 「CRUSADER KINGS II」 感想 (2013-03-15 22:00)
 傑作のなり損ない『ROUTE DOUBLE』感想 (2013-02-22 22:00)
 和製ゲームの悪い癖/バイオハザード6 感想1 (2012-10-05 22:00)
 たまには当たる未来予想/ドラゴンクエストXとカイシャクエスト (2012-09-15 22:00)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。