2009年09月02日

おおかみかくし 経過2

おおかみかくし
おおかみかくし(PSP)


前回の続き。
承前が終わった後、最初に選べるシナリオの分岐は3ルート。前回妹ルートこと「双奏輪廻の章」をクリアしたので、今回はショートカットのお隣さん、五十鈴(いすず)ルートに当たる「鬼宿りの章」をチョイス。コンプしました。

この章は、分岐自体ほとんど無いので、攻略に手間取る余地がありません。伏線の内容は大体予想が付き、あとは他シナリオでの解答待ち。まあ、普通の流れじゃないかと思います。

キャラクターについてですが、五十鈴は可愛いのですが明らかに異常で、主人公が好意を持つ流れが不自然なのが減点材料。一気に接近するきっかけとなるイベントが、それ自体のインパクトが強すぎて、彼女自身が蚊帳の外という印象なのが痛い所です。。

それにしても、双奏輪廻の章」で妹に迫られるシーンよりも、はるかに綿密でシナリオ上も大きな扱いを受けている「アニキに迫られるシーン」は、どうなんですしょう?BLの臭いがホラーの色を全て吹き飛ばし、恐怖よりもタチの悪い冗談みたいな感覚が強くなって興ざめに。
伝奇物として、おぞましさとか狂気とかをもっと強調して欲しかった所です。

一方、相変わらず思わせぶりな行動を続ける櫛名田さんは、実に正しい「謎の人物」。NPCとしてTRPGに出したら出したら大ブーイング間違い無しの系統ですが、シナリオロック解除型のノベルゲームには良くあっています。
まあ、シナリオ的には役立たずそのものなんですが、それもまた良し!

とにかく、ひたすら堅実でまだ盛り上がりに欠けますが、水準をきちんとクリアしたノベルゲーム、との印象は変わりません。

逆を言うと、大きな・予想外の仕掛けは余り期待できないのですが、まあこう言う「かたい」作品も、たまには良いでしょう。
なんといっても、ノベルゲームは地雷原なのですから。

ところで、主人公がセーラー服姿な理由は、きちんと説明されるんでしょうか?いやまあ、もともと水兵服ですからあり得ない訳じゃないですが……
一枚絵を見ていると、ひょっとして最初は百合ゲーだったんじゃないかと疑いたくなります。
主人公の造型は、性格や口調ともあっていませんしね。



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