2009年10月11日

CHAOS; HEAD NOAH 1週目終了

CHAOS; HEAD NOAH(カオスヘッドノア)
CHAOS; HEAD NOAH(カオスヘッドノア)


カオスヘッドノア、1週目のプレイが終了しました。
これもまた、1週目はエンディング分岐がないんですね。特に積み残した謎もなく綺麗に終わったので、このシステムの意図は良く解らなくなっていますが。

まず、前回書かなかった、システム面について。
基本システムは普通なのですが、クイックセーブがありません。おかげで、選択肢が結構多いのに、途中まで戻るという動作が非常に難しくなっています。これは、今時のゲームとしては相当問題でしょう。
また、XBOX360の特性からか、TIPS(後述)やバックログの表示、さらにはスキップにまで、かなりの読込み時間がかかります。これもまた、ストレス要因。

またスキップについては、単に遅いだけではありません。実質的に選択肢そのものである妄想トリガーで停止しないという、致命的な欠陥が。
つまり、スキップモードでは選択肢が自動選択されるような物。上述のクイックセーブ無しと合わさると、如何に致命的か理解して頂けるでしょうか?はっきり言って、基礎部分は問題外のレベルです。このせいで、2週目をやる気がまるで起きません。

ただ、428(感想はこちら)でおなじみのTIPSが用語集として収録されていたり(しかも、出てきてすぐ飛べる形式です)、立ち絵の口パク・非常に多い一枚絵・背景を使った表現(チャットルームのログが流れたり)など、力は間違いなく入っています。肝心の女の子も、高解像度・大画面で荒れることなく表示される可愛らしい絵で、この点は満足。
ただし、このせいで読込み時間が増えているのかと思うと、一概に賞賛もできないのですが。単に読込みの問題ならインストールで良いでしょうが、キー入力を受け付けない時間が長いのも、気になる所。パソコンのギャルゲーのように、CTRLボタン(全スキップ)とスキップモード(既読のみ)を使い分けられれば、鬱陶しい演出をピンポイントで飛ばせて、マシになりそうですが。

しかし、結局最大の問題は、そう言ったシステム面の引っかかりではありません。

どうにも、主人公の酷さが我慢の限界を超えるのです。
本気でイライラさせられるドモリ声と、気色の悪い独り言。あげくに笑い方が「ふひひ」では、プレイが拷問と化そうというものです。
何が凄いって、これをフルボイスで聞かされるんですよ。いわゆる、アニメ的な「むかつくオタク声」で。

真剣に殴りたくて仕方ないんですが、大パンチはどのボタンで出ますか?

そして何より、主人公の消極性が、プレーヤーの心証を、著しく悪化させます。
とにかくこいつ、世界とマトモに関わらないのです。良いことがあっても悪いことがあっても不思議なことがあっても、リアクションは「躊躇」「無言」「逃走」のコンボ一択。

おかげで、主人公がちょっと質問すれば情報が出るシーンでも、まるで話が進みません。
同時に、ポジティブでもネガティブでもリアクションを取れば話が膨らむシーンも全て、機会を丸ごと潰して終了。

友人や妹やクラスメートが、何故こいつに話しかけてくれるのか、本気で理解できません。だって、作品中マトモに会話が成立していることが、ほとんど無いんですよ!?
彼らは、主人公の椅子を蹴り上げて返答を促すくらいやっても、全く問題無いと思います。

そもそも主人公は、オタクの自己嫌悪を体現したような、つまり「プルツーから見たプル」みたいな代物。見ているだけで不快感がうなぎ登りです。妄想選択肢も、最初は面白かったのですが、余りに頻度が多すぎて段々鬱陶しいだけになってきます。せめて、通常の選択肢と混ぜて、緩急を付けてくれれば良かったのですが……

ニトロ+で良くあるように、主人公がバンバン死ぬ流れなら、この主人公で何の問題もないと思うんですけどね。

一応、最終章に入ると、今までの鬱憤を晴らすかのようにアクティブに動き出すのですが、ニトロ+だけあってそこまでのプレイ時間が長すぎます。10時間近くイライラさせられたあと、1時間弱の活躍では帳尻が合いません。と言うか、途中で挫折する人が多そうです。

そして、2週目を躊躇わせる、上記のシステム欠陥が待ち受けるわけです。
シナリオは結構面白いですし、最終的にきちんと話の帳尻もあっていて破綻もありません。ですが、色々引っかかる点が多すぎます。
2週目以降のプレイについては、どうした物かと思案中。やっぱり、七海ルートだけはやっておきたいんですけどねえ。主人公含めて電波まみれのひどいキャラの中、あの子だけが本当に純粋な良い子でしたから……



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