2009年11月02日

ヨーロッパユニバーサリス3 インノミネ その1

ヨーロッパユニバーサリスIII コンプリートパック版 【完全日本語版】
ヨーロッパユニバーサリスIII コンプリートパック版 【完全日本語版】



友人からヨーロッパユニバーサリス3(以下EU3)を、インノミネまで三枚まとめて譲り受けたので、ここしばらくずっとプレイしていました。
おかげで、真・女神転生 STRANGE JOURNEYもエリア2の終わり辺りで止まったまま。


ですが、ただでさえ忙しくて不足気味の睡眠時間を吹っ飛ばされるほど、面白かったのです。
と言うわけで、プレイレポートを…… 書く前に、ゲームの紹介です。

このゲームは、1399年(開始時期は任意に選べる)から1820年まで、世界中の「任意の一国」を選び、歴史の激動を生き抜くゲームです。
後述する理由で東欧・イスラム圏より東の国はやめておいた方が良いですが、えげつない中世~近世の歴史が楽しめる超良作。

制作は、ハーツ オブ アイアンでおなじみのパラドックス。平野耕太が何度もネタにしてるアレです。

このメーカーは毎回こう言うシリーズを手がけてます。他にも、一次大戦前後を舞台にしたヴィクトリアなんかが有名ですね。「明治維新はチートイベント」と言う言葉を、聞いたことがある人もいるかと思います。


とにかく、日本のへぼいSLGと違い、様々な要素が複雑に絡み合い、そう簡単に最適解には行かせてくれません。

例えば、一番重要な軍備と領土拡張について、以下のような制限がかかります。


・軍備拡張

1,国力に応じた「扶養限界」が設定される
2,編制と維持には「人的資源」が必要
3,勿論お金も必要
4,良い将軍を雇うことも必要
5,まとめると、軍隊と戦争は金食い虫。国力=領土が無いとやってられない

ですが、軍備がおろそかなら即死亡フラグなわけです。特に、異教徒や異民族は遠慮会釈なく侵略戦争を仕掛けてきますので、常に仮想敵国と同等以上の戦備が必要です。
「以上」である理由は、相手国が一カ国であるとは限らないのと、後述する領内の治安維持に兵力を割かれるため。


・領土拡張
1,宣戦布告を行うと、国内の「安定度」が下がる。これは、税収や暴動発生率を左右。最重要パラメータ。
2,同様に、「評判」(これは誤訳で、「悪評」が正しいでしょう。ハーツオブアイアンで言う「好戦性」)が上がる。こうなると、各国が自国を包囲するために動き出す。勿論、戦争を吹っかけられる確率は激増
3,戦争を続けると、「厭戦感情」が高まる。これにより、税収は減り、暴動発生率は跳ね上がる。ジャックリー・ジャックリー
4,敵国は簡単には屈服しない。都市数個を落としても野戦軍が健在なら、野戦軍が壊滅しても再建の余地があれば、意地でも戦い続ける。
5,戦争が長引くほど、国内の厭戦感情が高まる
6,何とか戦争に勝っても、領土を割譲させるとさらに「評判」が上がる
7,割譲させた領土は、その後五十年は暴動が頻発し、税収も不十分でお荷物となる
8,勿論、領内に異民族・異教徒を抱え込めば、色々な面で爆弾となる


さて、色々ままならない事が見えてきたでしょうか?
では、誰でも考えるのが「小さくても平和な国で過ごそう」と言う物でしょう。シヴィライゼーションでは基本戦略ですね。

ところが、このゲームは史実に割と忠実。時代が進めば大規模な集権国家がどんどん登場し、小国などあっという間に吹き飛ばされていきます。例えば、オスマン帝国が攻め上がってくる中、必死にオーストリアに援軍を求めるも拒絶され、見殺しにされるワラキアとか。拡張するフランスに飲み込まれる、神聖ローマ帝国の都市国家なんてのも、想像に難くありません。

とにかく、このように、ショッパイ現実に涙を流しながら必死に拡張と生き残りを目指す、楽しすぎるゲームです。

雰囲気を掴むには、切り込み隊長が書いた短いプレイレポートが、良くまとまっていると思います。

細かいルールは大量にあるのですが、一々上げてもきりがないので割愛。


次回から、手元にある記録とセーブデータをもとに、プレイレポートを書いていきたいと思います。




続きとなる、EU3関係エントリーはこちら







同じカテゴリー(ゲーム)の記事画像
黄昏のシンセミア 感想5 いろはルートと朱音ルート
黄昏のシンセミア 感想4 翔子ルート
黄昏のシンセミア 感想3  美里先生ルート
黄昏のシンセミア 感想2 妹ルート
黄昏のシンセミア 感想1
sugar + spice! 感想
同じカテゴリー(ゲーム)の記事
 「GUILD 02」 各作品の感想 (2013-04-01 22:01)
 一長一短/NINTENDO 3DS 「GUILD 02」 全体の感想 (2013-04-01 22:00)
 ようこそ停滞の中世へ! 「CRUSADER KINGS II」 感想 (2013-03-15 22:00)
 傑作のなり損ない『ROUTE DOUBLE』感想 (2013-02-22 22:00)
 和製ゲームの悪い癖/バイオハザード6 感想1 (2012-10-05 22:00)
 たまには当たる未来予想/ドラゴンクエストXとカイシャクエスト (2012-09-15 22:00)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。