2009年11月05日

EU3 インノミネ その2 大明帝国、反乱に沈む


ヨーロッパユニバーサリスIII コンプリートパック版 【完全日本語版】

↑一応注記。私が友人から譲り受けたのは無印~インノミネまでの三枚セットなので、上記リンクとは多少異なる可能性があります。

それと、「譲り受けた」は、そのままの意味ですんでよろしく。
って言うか、この手のSLGは、データだけ(あるいは焼いたCDだけ)もらったって、説明書がなけりゃプレイできませんて。ある意味、最強のコピー対策ですよね。
「信長の野望」辺りなら、問題無く行けるだろう?ですから、その手の作業ゲームと違うんです。

そもそもこのゲームの場合、コピーどころかNOCDパッチもないせいで、非常に不便な思いをしてるわけですが。

以上、どうでも良いことでした。

EU3に関する他のエントリーはこちら。ゲームそのものの紹介も、←からどうぞ。


さて、最初にどこを遊ぼうか考えた末、「明」を選択することにしました。
この手のゲームの醍醐味は、弱小国家で覇権を打ち立てることですが、それは慣れてからの話です。最初はある程度大きい国でプレイし、やれることを色々やって勘所を掴むのがポイント。ちなみに、ハーツ オブ アイアンII(以下「HOI」)の時は、フランスでしたね。マジノ線に兵力を割きすぎて北部から華麗に迂回され、史実通りの結果となったのに愕然としたものです。スペイン内戦には容赦なく介入して、フランコ政権を叩き潰したのになあ……

閑話休題、明です。1399段階では、史実で言えば文明レベルも国力も、世界有数の超大国。そもそも、ヨーロッパのような野蛮な後進地域と違い、国家が統一されているのは大きすぎるはず。
欧州の野蛮人が宗教戦争に明け暮れている間に、アジアを統一してウェスタンインパクトを迎え撃つぜ!と言う気分でプレイ開始です。


なお、プレイレポートに出てくる国家・民族・宗教その他に対する失礼な表現の数々は、あくまでもゲーム内における物です。現実における私の政治的主張その他を反映する物ではありません。
一言で言うと「ゲームと現実を混同しないでね」。


さて、野暮な但し書きはこの辺にして……


時代は1399年。明は、世界有数の軍事力を誇り、技術力…… は、思ったほど進んでないな。なんだこれ?
とにかく、広大な領土を持ったアジアの大国です。当然その威光はあまねく全土に…… って、北京が反乱勢力に押さえられてる!?
そう、1399年は靖難の変の真っ最中だったのです。

史実ではこの反乱が成功するわけですが、今の私は暗愚で嫉妬深い建文帝の立場。ただちに全国の兵力を北京に向けて移動させ、反乱を叩きにかかります。
ところが、反乱勢力は史実通り精強で、しかも野戦で敗れても撤退してはすぐに再起してきます。実はこのゲーム、HOIと違い、包囲殲滅の概念がありません。このため、延々と追いかけっこが続くことになります。
ただし、士気が壊滅した敵を補足できれば一瞬で撃滅できますし、兵力差が二倍以上あると、一定確率で戦闘に入った瞬間少数の側が全滅します。とまあ、そんな事を理解するのはずっと後。この反乱鎮圧に3年間近くかかり、プレーヤーは反乱の怖さを思い知るのでした。


さて、当面の目標としては、北方騎馬民族(国名は満州)と朝鮮、そして日本の併合としました。特に日本は、史実通りなら金山があるはずですから、押さえない手はありません。アカプルコ貿易は我が大明帝国の手で!

ただし、日本侵攻は海軍の編制が必要になりますから後回し。まずは、属国になっているモンゴルを、正式に編入すべく、属国指定を解除。宣戦を布告します。
ところが、ここでちゃんとルールを把握していない初心者の弊害が、一気に吹き出します。まず、「安定度-3」と言う宣戦布告修正を、私は非常に軽い物だと思いました。HOIなら、これは税収3%の減少で、半年もあれば簡単に回復するペナルティです。
ところが、EU3においては、税収30%(!!)の減少で、反乱率も一月あたり+3ポイント。しかも、先ほどの反乱にびびって、ランダムイベントで農民の要求を受けいれ「地方分権主義」に舵を切ったのですが、良く見ると地方分権主義だと反乱率はうなぎ登りです。それどころか、税収は減るわ技術は進まないわ、ろくな事がありません。

パラドックスのゲームは毎回、身も蓋もない「現実的」な作りになってまして、「中央集権」で悪いことなど、ほぼ何もありません。HOIでも、民主主義やハト派は何の価値もありませんでしたね。


あ、一応注記しますが、戦争で生き残ることだけを目標とするゲームですから、仕方のない所です。と言うか、制作会社の真っ黒なユーモアと受け取りました。次回以降出てくる植民地経営の方法など、同様の悪趣味な内容は多々出てきます。


と言うわけで、何とかモンゴルを平らげた物の、チベットやヴェトナム方面で、次々と反乱の火の手が上がります。ですが、明は大国。兵力で見れば、大した事はありません。むしろ、反乱に乗じて国境地帯に兵力終結を始めたチベットが目障りなので、まとめて相手をしようとさらに宣戦布告。安定度は最低へ。

ところが、当然こんな事をして、国が持つはずがありません。
野戦では連戦連勝にも関わらず、新たな反乱が次々起こり、チベットに分け入った軍は後背を経たれて孤立。反乱は経済の中心・長江一帯まで広がり、陥落する都市も出始めます。明が弱っていると見た周辺国は、次々に国境に兵力を集め、あるいは目の届かない所でドンパチを開始。満州など、気がつけば西部に領土を広げ、大国に成長しつつあります。
ちなみに、「安定性」への投資を早急に増やせば対処しようがあったと知るのは、ずっと後。反乱軍との交渉など、偉大なる大明帝国の沽券に関わると拒否を続け、我が国の情勢は完全に泥沼化。
最後は1450年辺り。総計数十万規模にふくれあがった反乱軍に領土を分断され、朝鮮と満州に火事場泥棒の宣戦布告を受けた所で、投了としました。

もの凄い数の反乱軍が首都に向けて押し寄せてくる最後の光景は、余りに見慣れた中国の王朝交代劇。良くできているというか、何というか……


ですが、これによって、安定性の重要度や各種のプレイ原則についての学習は完了。要するにファーストプレイは、「上手く行かなかった所」を洗い出して重点的に学習するための布石ですから。軽く眺めただけだったルールブックもそこを中心に読み込み、理解も進みました。

と言うわけで、次回は「復活のビザンティン帝国」。
ローマの威光は地中海を再び覆うのか?


あー、一応言っておきますと、次回もかなり色々やらかしておりますよ。



その他のEU3関係エントリーはこちら





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