2009年11月17日

ささめきこと 第6話 「二人の夜」 感想

ささめきこと
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前話までの感想はこちら


公私(他のゲームとか)共に立て込んでいて遅れましたが、6話の感想です。

今回、冒頭から絵が動いていません。さらに、遠近感が狂った絵が混じるなど、低予算のしわ寄せが段々と顕在化しつつあります。

その辺は、崩したギャグ絵を多用する事でしのいでいるようですが、見ているこっちは割とドキドキ。


さて、話の内容は、ドジっ子好きの風間狙いで、主人公達が特訓を行うというしょうもないと言う物。バナナの皮を前に冷や汗を流す主人公が不憫です。
それにしても、この特訓、衆人環視の屋上で行われてるんですよね。閉じた世界と見せかけて、ちゃんと周囲に一般的な世界が存在し続けて居る事をアピールしているのは、さすがです。
そこを押さえておかないと、禁忌が禁忌として機能しなくなってしまいますからね。(同性愛が当たり前の、他者を排除した閉じた世界を構築すると、主人公が悩む必要がなくなってしまう)





下、相変わらず男性性が排除された図柄ですが、風間コールには女生徒の声も入ってるんですよね。ギャグシーン特有の物と割り切る事もできそうなので、作品性の象徴と判断するべきかは保留という所。


一方演出面では、風間の表情を描かず、主人公の反応で内面を間接的に描写しているのが、美しかったと思います。ただ、やはりそれだけだと弱いので、「風間は嘘をついた」と言う主人公の内面独語が挿入されているのは、仕方ない所ですかね。




後半も、ギャグとシリアスが半々の配合。これは、原作通りの主人公兄s。ただ、シーン割りは原作通りなのですが、風呂場のシーンのようなサービスカットはかなり強調されています。この辺、営業的に仕方ないんでしょうが、ちょっと軸がぶれています。余りにそう言う部分を強調して主人公が親父(男)臭くなってしまうと、百合として成立しなくなってしまいますから。

ただ、オチも原作通り綺麗にまとまり、相変わらず作品全体としては非常に安定しています。意外性はありませんが、安心してみていられるのは良いですね。




それにしても、舞台は夏なんですよねえ。窓の外が平気で氷点下に食い込む植民島にいると、違和感が酷い事になります。薄手の布団だけで寝てるシーンとか、寒そうに見えて仕方ないという……


そうそう、指摘アイドルのキョリちゃんこと鳥追さんの出番は、今回ほとんど無し。く、一番オリジナルの出番を作りやすい子なのに。まあ、次回に期待と言う事で。



でも相変わらず、この馬場のぼる風イラストは、とても気持ちが温かくなる良い絵柄ですよね。



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