2009年11月24日

デモンズソウル 感想その1

Demon's Souls(デモンズソウル)
Demon's Souls(デモンズソウル)


この前、PS3と同時に購入したデモンズソウルを、チマチマとプレイしていました。

現在、小王国は3人目のボス、坑道は全て、塔の国と腐れ谷・祭祀場は1人目のボスまでクリア。歯ごたえがありすぎて、顎が外れそうです…… やっぱり、軽戦士はダメなのかしら。ボスの攻撃で、毎回9割持って行かれるしなあ。


本作は、制作FROMSOFTWARE。位置づけ的には、「KING'S FIELD」シリーズの後継作になります。同シリーズは、FROMSOFTWAREの看板タイトルだったはずなんですが、なぜか続編でませんねえ……

さてこのソフト、基本的にはKING'S FIELDです。強い敵と悪質なダンジョンを必死になって攻略していく、歯ごたえのある内容。マゾゲーとか言われますが、昔のアクションゲームよりは遙かにマシですし、極端に理不尽な事も余り無いので、やめ時が見つからないのは従来通り。
細かなシステムについても、スタミナの制限内でコンボを組む戦闘や、限られた遠距離攻撃、隠し通路と近道探し(今作は今までより大分少ないですが)と、一通り揃っています。

ただし、今回大きな変更点が二つ。
1つ目は、FPS形式からTPS形式への変更。
2つ目は、レベル性を廃し「ソウル」と言う通貨を基礎とした成長システムを採用したことです。

あと、ネットワーク機能もあるんですが、これは変更というより追加なので後述。

前者は、プラス面が多いと言う印象。
まず、多くの敵が出てくるため、見通しのきくTPS方式はありがたいです。今作の舞台に開放空間が多く用意されているのも、このためでしょう。今までだと、開放空間はFPS方式のせいで見通しが悪く、理不尽な囲まれ死が発生していましたから。
勿論、TPS方式となった事によって、洋ゲーRPG準拠の顔メイキングシステムが活きています。……まあ、男がマッチョばかりで軽戦士を作ろうとすると女性キャラ一択になるのも、洋ゲー準拠だったりするんですが。
ただし、TPS化した事により、アクションはやや大味に。基本的にロックオンしないと攻撃がマトモに当たらないので、遠距離攻撃も使い勝手が良くありません。特に、弓の狙撃モードは、主観視点になるのにTPS特有の軸ズレが残っており、マーカーを敵からずらす必要がある、酷い仕様。
ついでに、魔法は主観射撃ができないので、完全にロックオン専用です。ロックオン距離が短いので、魔法使いは今回大変。

2つめの「ソウル」については、良い意味でタチが悪く麻薬的。
まず、敵を倒すと経験値や金に相当する「ソウル」が手に入ります。これを本拠地に持ち帰れば、買い物やレベルアップ、武器の強化に使えます。しかし、死亡するとこれは全て没収。
ですが、直前の死亡地点まで戻ると、失ったソウルは回収できます。

これによって、以下のような流れが出てきます。

そろそろ戻ろうかな?

死んだ!

必死になって復帰地点へ

ソウル回収

ここでもどるか?

でも、さっき死んだ所は、今突破できたわけだし……

死んだ!

以下ループ

勿論、小まめに戻るチキンプレイをすれば楽なのですが、それが格好悪い・面白くないのは言うまでもありません。敵を掃討し終わった道を引き返すのは、ゲーム的に不毛です。
さらに憎い事に、本拠地に帰るポイントは、スタート地点と「ボスを倒したあと」の場所に限定されます。そして、しばしばボスより雑魚道中がきついのは相変わらず。
「折角ボスまで来たんだから挑戦を」と思うと、大体死んで「俺のソウルが!」となるわけです。
この、レベルアップ・強化のタイミングは実に良くできています。私は高価な帰還魔法を序盤に無理矢理習得したのですが、サッパリ使う機会がありません。ボスは初見で倒せる場合も多いので、どうしても特攻したくなっちゃうんですよね。チマチマ戻って作業的にレベルを上げるのは、やっぱり面白くないですし。


さて、そう言った変更以外に、今回最大の特徴はオンライン機能だったりします。
まず、舞台となる国は霧に閉ざされ、モンスターと少数の生存者以外は、亡霊と幻影が徘徊するのみです。そして、その幻影や亡霊とは、他のプレーヤーなのです。

どう言う事か?

ダンジョンを歩いていると、あちこちに血だまりが出来ています。これを調べると、その場所で死んだ戦士(他のプレーヤー)の最後の姿が、亡霊となって浮かび上がります。例えば、剣を振り回したあと倒れたなら、きっと近くに敵が居るのでしょう。床を貫いて落ちていったなら、落とし穴の証拠です。そもそも、血だまりが大量にある場所は、間違いなく危険地帯でしょう。
また、白い幻影が、ダンジョン内を良く動き回っています。これは、他のプレーヤーがした動きを、幻影として浮かび上がらせているのです。これによって、孤独なダンジョンのはずが、他にも戦って(そして死んで……)いる者達が居ると言う事を、強く意識させられます。
ただし、あくまでもそれらは過去や別世界の幻影・亡霊であって、それらが存在するが故に、逆に孤独感がいや増したりもします。

そして最後に、他のプレーヤーが書き残したメモが、ダンジョン内にばらまかれています。これは、規定の文字列を組み合わせる方式なので、雰囲気が乱れる事はありません。また、評価システムがあるため、嘘メッセージはそんなに多くありません。ほとんどは善意のヒントが書かれているので、理不尽になりかねない即死トラップも、そんなに気にならなくなってきます。隠し通路・待ち伏せ・トラップは、ほぼ確実にヒントが残されています。自分も、酷い死に方をした場合は、ヒントを残しますね。
なお、メモが評価されるとHPが全快するのですが、これは意味のないギミックなので疑問。少しでもダメージを喰らったら即回復が基本のゲームですし、ソウルにボーナスくらいが一番良かった気がします。


勿論、普通の協力プレイや乱入プレイ(悪の亡霊となった他プレーヤーが襲いかかってくる。ただし、乱入には幾つか条件があり、普通満たされない。私も、一回しかやられてません。ちなみに、結果は二人揃って落下死……)もあるのですが、上記のシステムは「疑似同期性」を持っているのが良い所。メモも幻影も血だまりも、それがいつの物かは関係ないわけですから。
このおかげで、発売からかなり経ち、アクティブプレーヤーもかなり少なくなっているはずなのに、問題無く遊べています。もっとも、ネットワーク自体が使えなくなると難易度が跳ね上がると思うので、この部分は少し問題ですけどね。


と言うわけで、非常に楽しくプレイしています。難易度の上がり方も相変わらず段階を踏んでいて、色々試しながら学んでいける楽しさがあります。
……ええ、そうです。死んで死んで死にまくって、体に叩き込まれてるんですよ!


ただまあ、理解に苦しむバグが幾つかあって、それだけは勘弁して欲しかったり。KING'S FIELD4でも、鍛冶屋に預けた武器が帰ってこなくなると言う致命的なのがありましたが、今回ある意味それ以上。
神殿に、見た事もないNPCが登場して、行った事もないエリアの思い出話を始めたりするのはまあ良いとして、NPCが消えて無くなってゲーム進行に支障が出るのは本当に勘弁。そもそも、NPCが「規定のイベントとして」消える場合についても、説明不足でバグ特別がつかないのが、問題ですが。

現在バグの再現性は不明で、ネットを見ても良い情報はないので、これからプレイする人は、迷わず情報をシャットダウンしてプレイする事をお勧めします。私もその方法で楽しく遊べてますし、多プレーヤーのメモと血しぶきを見ながら一歩一歩ダンジョンを攻略していく感覚は、相変わらずKING'S FIELD。今年プレイしたゲームの中では、EU3と双璧になりそうです。



あとは、BALDR SKY DIVE2が出るまでに、一段落付くかが最大の問題ですが。
リトルバスターズのPS2版がまた伸びてくれたおかげで、少し余裕は出来てますけど。でも、おかげで年末に購入予定ギャルゲーが、3本団子になっちゃいましたが。まあ、らき☆すたはどうせ、買っただけで満足してろくにプレイしないでしょうけど。



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