2009年12月27日

こう言うのが、本当の反差別です 夫婦別姓等導入法案


千葉景子法相「夫婦別姓法案」提出へ(スポニチ)←何故か、大手新聞社ではなく、スポニチが一番詳しかったんです……


日本語で意見書を提出する事もできない、海外の原理主義団体がわめいている「差別禁止」とは違う、とても堅実な法案が提出へと向かっています。
もともと民主党が野党として主張していた事の実現で、政権交代の面目躍如と言う所でしょう。
こう言う地道な内容こそが、本当に社会をよくしていくための反差別政策です。少なくとも、わけのわからない表現規制と違って、これによって救われる人間は確実に存在します。


内容は、以下の通り。

1,選択的夫婦別姓制度
つまり、別姓を選択できると言う事です。これはもう価値観の問題ですから、選択したいという夫婦に権利を与えるだけの事。また、改姓に抵抗があって結婚せず、法的な問題が生じていたパターンを解決できます。
ただ、「子どもの姓はどちらかに統一」というのは解せませんね。そうすると、夫/妻だけが、家族の中でただ一人別姓と言う事でしょうか?うーん…… せめて、子どもが成人した時、どちらを名乗るかを決める権利はあって然るべきかと思います

2,民法の婚外子差別撤廃
例の、相続1/2条項です。どこに出しても恥ずかしくない(恥ずかしい)鉄板の差別条項で、残っていたのが不思議な代物。
むしろ、こんな規定に合憲判決を出し続けた最高裁判事の皆さんは、冗談抜きで辞職して欲しいともいます。あなた方の代替不可能にして至上の職務は、政府に憲法を守らせる事でしたよね?

3,女性の再婚禁止期間短縮
血縁の推定とか、そう言うぶっちゃけ下らなすぎる建前で維持されてきた制度。現在半年。改正案は100日。そもそも、離婚まで行く状態なら直前には性交渉がないんじゃないかとか、厳密に親権争いたいならDNA鑑定しろとか、そう言う話になるかと思います。
なので、そもそもこんな期間の設定自体が無意味だと思うのですが、漸進的に事を運ぼう、と言う事なのですかね。
ちなみに、ここで見られる現行法の例外規定が、結構面白かったり。




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