2009年12月29日

ときめきメモリアル4 感想その4 きらめき高校学力低下問題


ときめきメモリアル4
ときめきメモリアル4


BALDR_SKYも一段落したので、ときメモ4を再開。今までプレイしていて、そのいい人ぶりにグッと来た星川さんをクリアしました。だって彼女、普通に一年目の文化祭とか付き合ってくれるんですよ?

攻略内容も、非常に素直な正当派ヒロイン。それだけに、顔を赤らめてくれたとか手が握れたと言った些細なイベント群が、とても有効に機能します。ときメモ的(少女漫画的)世界観を、もっとも忠実に体現しているキャラクターだと言えるでしょう。

それにしても、ラスボス・皐月先輩が、向こうから寄ってきたのはビックリしました。能力を安定的に高めていたせいか、(勲章「高校生の神」も獲得しましたし。多分、能力値オール300以上が条件)勝手に上がってしまったようで。最後の大倉メモでは、登場人物全員中央付近に集まっている状態でした。

そのせいで、皐月先輩のイベントを幾つか見る事になったのですが、要するに藤崎オマージュキャラなのですかね?クリスマスのイベントなど、懐かしいあの構図そのままの一枚絵。伝説の木の記録を調べていたり、ちょっと攻略するのが楽しみになりました。

それにしても、娘にミニスカサンタの格好させて後援者の接待させる父(市会議員)って……
設定が生臭すぎて、世界観と接触事故起こしてますよ、コナミさん!!
なんか、ラブプラスでもそうだったんですが、制作者が年を取ったせいか、嫌な親父臭が漂う場面が散見されるのは気のせいでしょうか?


ところで、星川さんを攻略していて、一つの事実に気がつきました。
きらめき高校、学力が低下してます!

まず、15年前の状況では、きらめき高校で試験トップをとる事は、一流大学合格より困難でした。それどころか、満点など並の学力では不可能だったのです。
ところが今回、一流大学合格(およそ学力関係能力値300越えが目安)より遙かに低い水準(最終能力値280程度)で、きらめき高校の試験制覇が可能です。

また、学力が一定以上になると満点以外存在しない状況になる事もポイント。つまり、きらめき高校は、素直な勉強さえしていれば正解できる、教科書レベルの問題しか試験していない事になります。これでは、以前のような進学校とは言えないでしょう。1の冒頭で、主人公がきらめき高校をレベルの高い学校と言い、自分が入れたのは運が良かった、と言っているのを思い出して下さい。

そして、星川さんがゲーム中で目指しているのが、徹頭徹尾「専門学校」なのにも注目する必要があります。これは、1では成績が下位である虹野沙希しか選ばなかった進路です。一般に、看護師になるには大学の方が有利であり、学力以外で専門学校を選ぶ理由はありません。学費も、国立であれば非常に安いですしね。そして、看護学部/学科の偏差値は、ろくに高くないのが普通です。例えば、京大レベルですら、偏差値は55程度です。
きらめき高校で最終的に中の上の成績まで到達している彼女が、この水準に達しないというのは、きらめき高校のレベル低下を如実に示しているでしょう。それどころか、彼女は専門学校に合格するのが難しいと、何度も悩み続けるのです。きらめき高校の普通の学生が、専門学校に学力で入れない!

何というか、母校の地位が滑落していくのを見守るOBの気分で一杯です。そんなの、リアルだけで十分なんですよ……

学内順位としては1の如月さん、又はそれ以上に相当する語堂さんが進学しているのも、「文系専門大学」。普通に考えれば一橋とかになるのでしょうが、それなら普通に「一流大学」と表記されそうなもの。その上にいる小林は一流大学に進んでいますが、あれはベストテン常連で、1で言えば伊集院のポジションです。

そして、「超一流大学」には、学内一位を遙かに超える水準が必要なのは、前に書いたとおり。(およそ350以上)ついでに今回、350越えの能力値で一流大学を受験してみたのですが、正答率は8/10で、やはりギリギリでした。1では学内一位になるかならないかでも一流大学にパーフェクト合格できた事を思うと、隔世の感があります。

恐らく、数年前に行われたという校舎改築や、主人公達の入学一年前に行われた制服変更も、こうしたレベル低下に伴う志願者減を補おうとしたからではないでしょうか?そう考えると、変わってしまった制服が闊歩する校内の光景が、より切なさを感じさせます。いや、はっきり言って切なさ炸裂です。(それは別のゲーム)
レイの卒業後もクリスマスパーティ生徒参加可能、しかもドレスコードのチェックが大幅に甘くなっていると言うのも、この辺に関係するのかもしれません。

ちなみに、15年間で少子化が進んでいますから、本来なら大学進学率・合格率は上がります。そう考えると、きらめき高校の学力レベル低下は深刻な状態であり、伊集院理事長による喫緊の対応が望まれます。

それにしても、何ともショッパイ話ですよね。皐月先輩の進路が、超一流大学ではなく一流大学だった時点でおかしいと思ったのですが、良く見るとここまで状態が悪化していたとは……

そう言えば、夜間部の設立まで行われていますし、裏に回ればもっと酷い事情が隠れているのかもしれません。

まあ、メタ視点で見ると、なんでこう言う改変を加えたのか、制作者を問い詰めたい気分です。
ラブプラスの主人公が妙にDQN路線だった事と言い、主なプレイ層を底辺寄りと想定しているんでしょうかね?オタクの主な供給源はエリート校の落ちこぼれ、と言われた時代は過去のものとしても、あまりファン層と合ってるとも思えないのですが。



他のときメモ関係エントリーはこちら





同じカテゴリー(ゲーム)の記事画像
黄昏のシンセミア 感想5 いろはルートと朱音ルート
黄昏のシンセミア 感想4 翔子ルート
黄昏のシンセミア 感想3  美里先生ルート
黄昏のシンセミア 感想2 妹ルート
黄昏のシンセミア 感想1
sugar + spice! 感想
同じカテゴリー(ゲーム)の記事
 「GUILD 02」 各作品の感想 (2013-04-01 22:01)
 一長一短/NINTENDO 3DS 「GUILD 02」 全体の感想 (2013-04-01 22:00)
 ようこそ停滞の中世へ! 「CRUSADER KINGS II」 感想 (2013-03-15 22:00)
 傑作のなり損ない『ROUTE DOUBLE』感想 (2013-02-22 22:00)
 和製ゲームの悪い癖/バイオハザード6 感想1 (2012-10-05 22:00)
 たまには当たる未来予想/ドラゴンクエストXとカイシャクエスト (2012-09-15 22:00)

この記事へのコメント
星川さんの看護師イベントは私も違和感を感じました。
あんな熱い演出で、専門学校に入れるかで悩んでるなんてw

1の面影をいたるところに残してくれているのが嬉しいですよね(*´∇`*)
エンディングの”思えば部活ばかりしていたような気がするなぁ”は、15年前の記憶がフラッシュバックするようでしたw
Posted by すけふじ at 2009年12月30日 13:15
ええ、本当に違和感が。看護師の専門学校のレベルは、ちょっと調べればわかると思うんですけどね。
「専門大学」と書き間違えたという可能性が、一番高いかもしれません。
バランス調整とか、ちょっと開発期間が足りていない感もありましたし。

思い出フラッシュバックは、本当にありますねえ。懐かしいデートスポットに、おなじみのシステムメッセージ……
後は、告白時のシルエット演出があれば完璧だったのですが。
Posted by snow-windsnow-wind at 2009年12月31日 00:18
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。