2010年01月06日

リトルバスターズCE 感想1

リトルバスターズ! Converted Edition
リトルバスターズ! Converted Edition


リトルバスターズ converted edition(コンバーテッドエディション)は、個人的にはKey作品としては最高傑作(チームのとしての最高はONEだと思ってます)である「リトルバスターズ」の、エロ等追加版「リトルバスターズ エクスタシー」をPS2に移植したものです。がっぷ獅子丸の言い方を借りれば、「ギャルゲー改めエロゲー改めギャルゲー」ですね。
Key十周年イベントの段階でプレイアブル出展されていたにもかかわらず、不気味な延期を繰り返して昨年末にようやく発売されました。

と言うわけで、久しぶりにPS2を起動です。
しかし、コントローラが有線でON/OFF操作が本体でしかできないのが、こんなに不便だとは思いませんでした。便利になれるとダメですねえ。閾値が上がっちゃって。

さて、本作は一応プログレッシブ出力対応ですが、これは善し悪し。もともと不安定ないたる絵が強調されて、あまり嬉しくありません。

もっとも、色々見えてきた問題点に比べると、こんな事はどうでも良い部類。

まず最初に描いておきますが、基本的な作品のクオリティは高いです。元が名作ですから、「輝く季節へ」みたいなF**KIN'な改変をしない限りは、問題ないわけです。ですから、以下に掲げる欠点は、致命的ではありません。しかし、致命的でなければいいと言う物ではないわけで……
特に、既にPC版をプレイした事があるのなら、やはりこの辺を考慮に入れてからプレイするか決めた方が良いと思います。

まず、内容とは無関係ですが、パッケージに死ぬほどやる気がありません。
ケース裏表紙に書かれた売り文句は、「野球チーム『リトルバスターズ』結成!」と「毎日がお祭り騒ぎ!」。そして、細かい字で書かれた売りは、「様々なミニゲームを収録!」です。
信じられない話ですが、「パソコンで大ヒットした名作の移植」とか「感動と驚愕のストーリー」と言った、定番の宣伝文はありません。営業さんは、売る気あるのかと説教されて良いレベルだと思います。と言うか、これだとメインはミニゲーム集みたいに読めてしまうのですが……

次に、PC版最大の欠点であった「ミニゲームとシナリオの分離」はそのままです。あの野球ゲームは非常にできが良いのですが、相変わらず、やらなくても何も関係ありません。見てるだけのバトルランキングも同様。どうにも中途半端で、何とかならなかったのかと問い詰めたくなりますよね。
せめて、シナリオクリア条件にミニゲームの攻略を入れ、かわりに回避不能なゲームは一シナリオ一回、難易度設定かクリアするまで再挑戦可と言う風にする事もできたはずです。ミニゲームの内容がシナリオと密接に絡んでいる(一部保持される成長と、仲間集め)のですから、このいびつな形は幾らでも調整できたはず。
と言うか、その辺の調整が手間取って発売が延期されているのだと思っていたのですが。

そして、インターフェイスがおかしな事になっています。
メニュー画面で選べる項目が、一年近く前のイベント出展時から減っているというのも信じがたいですが、画面転換がボタンで飛ばせなかったり(スキップボタンを押せば飛びますが、文章も一緒に飛んでしまいます)、意味不明の仕様多し。
特に、野球ゲーム時に高速移動(原則押しっぱなしになる)が「L1」で、「巻き戻し」と同じボタンというのが信じられません。この「巻き戻し」は「読み返し」と違って、選択肢もミニゲームもまとめて巻き戻してしまいます。おかげで、野球ゲーム中に中断が入ったりすると、瞬間的にミニゲームが「始まる前」まで巻き戻され、もう一回やり直しになってしまうのです!

お手軽ギャルゲー移植なので、テストプレーヤーなど雇わなかったのかもしれませんが、ミニゲームスキップしない状態でのプレイ感覚くらい最低限チェックしましょうよ!こんなインターフェイス、ありえません。
そもそも、野球ゲームのキャラクター移動速度がL1を押していても遅すぎるとか、パソコンのCTRLプッシュに相当する、スキップモードの設定とは無関係のスキップを入れろとか、不満は目白押し。だって、使用ボタン余ってるんですよ!?
少なくとも、延期を繰り返したあげくにこれかと、溜息が出てきます。

レーティングでもめたのかとか思いましたが、B(12歳以上)。別に15歳以上になって売上が変わるタイトルでもないはずなので、多分もめたわけではないのでしょう。
となると、外注会社が逃げたとか、スタッフが辞めたとか、そう言うろくでもないパターンしか思い浮かびませんよね。難儀な話です……

とりあえず、折角購入したので、一通りプレイしてみようと思います。



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