2010年01月11日

どこが問題なの?「年齢制限を気にしてない親はけっこういる」

表題のような記事が、KOTAKU JAPANに紹介されています

ちなみに、元となっている海外の記事はこちら

元ネタ記事を読んで見ましたが、忠実に訳しているようですね。

内容は、ゲームで3割、映画で5割、音楽で6割以上あまりの親が、年齢制限など気にせず子どもに視聴を許している、と言う物。


これは問題だ、と言う論調のようですが、是非ききたいですね。

「どこが問題なの?」

子どもに何を与えるか、何を見せるか、どのような環境に置くかは、第一義的に親の権利です。次に、子ども自身の権利です。勿論、年齢が上がれば後者の比率が増えていきます。
これは前国家的な当たり前の権利ですから、法律の干渉は最小限になります。具体的には、虐待になるような事でない限り、誰からも口出しされるいわれのない事になります。

と言うか、当たり前ですよね?家の方針によって、ファミコンを買ってもらえたりもらえなかったり、北斗の拳を見るのが禁止だったり、ドリフはシモネタだとチャンネルを変えられたり…… もっと年齢が上がると、エロ本を見つかったときの対応が違ったり。
それは、当たり前の親の、過程の選択権であって、国や団体が口出しすべきところではありません。

そこを踏み外すと、少数民族の子どもを拉致して「文明的」に育てる政策を採った、オーストラリアなんかと変わらなくなってしまいます。「思想的に問題のある」親の子どもを再教育キャンプ送りにした共産国や全体主義国とか、幾らでもありました(あります)ね。

ですから、どこかの自称良識を体現するお偉いさんや、天下りレーティング団体の決めた基準を無視して親が子どもに与える物を選んでいるとすれば、民主主義国家として成熟していると言う事でしょう。

むしろこの記事の中で、

>25%以上の親はそれらのゲームを一緒にプレイしている

と書かれた部分を、評価すべきではないかと思います。
親が一緒にプレイしていると言う事は、不適切だと思う内容に対してツッコミを入れたり、おかしな誤解をしていたときにその場で修正する事ができるわけですから。これ以上に、きちんとした「教育」はありません。

ですからこれは、社会の成熟を示す、興味深いデータと読むべきだと思います。何も考えず、誰かが決めたレーティングに全ての親が右向け右で従う国なんて、ろくなもんじゃありませんよ。


ところで、記事中の、

MyVoucherCodes.co.ukの取締役であるマーク・ピアソンさんは以下のようにコメントしています

と言う部分が気になりませんでしたか?
私は、この人が何なのか、とても気になりました。普通こう言う場では、何らかの権威者がコメントする物だと思うのですが。

で、調べてみた所、このMyVoucherCodes.co.ukと言うのは、クーポン券の総合サイトのようです。欧米だと、新聞などにクーポン券が大量に挟まっている(つまりは広告の一形態)のが普通なので、そのオンライン版と言う事でしょう。
要するに、通信販売のポータルサイトですね。

だとすると、この人がここに出てきている理由は、「折角レーティング付けてるんだから使ってね。って言うか、うちはちゃんと警告したからね。問題起こってからこっちに責任押しつけないでね」と言うメッセージなのでしょうかね。

まあ、KOTAKU JAPAN は信用もへったくれもないイエローメディアなので、深く考えるだけ負けかもしれませんが。




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