2010年03月06日

戦場のヴァルキュリア2 ファーストインプレッション

戦場のヴァルキュリア 2 ガリア王立士官学校
戦場のヴァルキュリア 2 ガリア王立士官学校


前作の感想はこちら

さて、前作でひどい目にあった物の、他の評判の良いSRPGも見あたらず、結局二作目にも手を出しました。まさか、前作あれだけ指摘のあった諸々を、改良してないわけはないだろう、と言う予想もありますし。


結論から言うと、この予想はある程度当たりでした。
マップは戦略性が増していますし、兵科間のバランスも再調整。(今度は、突撃兵が強すぎる気がしますが……)何より、高ランクの条件が大幅に緩和され、同時に撃破ボーナスや拠点占領ボーナスが増強されて、攻略パターンと目標に幅が出たのが大きいです。
戦闘での活躍に応じてクラスチェンジの条件が満たされるようになったので、使い分けも重要性を増しました。また、拠点からの再出撃など戦略の幅が広がると共に、AIの行動パターンも改良。SRPGとしては非常に堅実に進化してます。

回避の頻発による戦略性の低下(元々命中にランダム性があるので、これは明らかに不要)、バリゲードの裏側や匍匐状態の目の前から攻撃してもダメージ低下が有効なシステムなど、放置された欠点もありますが。

一方シナリオはと言うと……
いやだからさ、戦争終わってないのに、なんで正規軍が壊滅し要塞も吹っ飛んだガリアから、帝国軍撤退してるのよ!?
みたいな話や、士官学校はエリート校だろうとか言うツッコミは、ある程度許せる感じです。ま、前作で耐性ついてますしね。物流止まりかかってるのに、脳天気にパン屋の配達やってる主人公とかは、思わず拳銃向けたくなりますけど。
とは言え、彼は救国の英雄なのに昇級一つ貰ってない上(退役時まで少尉!!)、大公殿下は無意味な自己満足行動で部下を死なせても眉一つ動かさない無能なので、忠誠心を求めるのも酷でしょう。


そして、キャラクターはというと、これは良い点と悪い点が併存。

まず、反乱軍のメンバーがサクラ大戦の敵役みたいな扮装をしているため、お気楽戦争もどきシナリオで気になりません。この割り切り方は正しいでしょう。

同時に、前回「設定は作ったけど描写は面倒だからやりません」みたいなひどい状態だったキャラクター達に、個別イベントが大量投入されています。このおかげで、各キャラに愛着が持て、使う気になったりならなかったりする事ができます。

と、ここまで書いて気づかれたかもしれませんが、問題はその描き方。
どうも、どのキャラも「一工夫ひねろうとして、ひねっちゃいけない所をねじ切っちゃった」みたいな、残念な連中ばかりです。例えば、「性格と兵種が一致しない」と言う特徴がおよそ1/3位のキャラに当てはまってしまう事に、何か疑問を覚えなかったのでしょうか?


あとまあ、細かく気になる所は幾つかあるのですが、現時点では総じて楽しく遊べています。馬鹿みたいに固い上に回避を連発するボスと剣甲兵には、PSP叩き付けたくなりましたけど。
とりあえず、前作よりははるかに好印象で進められそうです。






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この記事へのコメント
初めまして
「ヴァルキュリア」「シナリオ」「ひどい」で検索したところ引っかかったので、感想を残していきます
BLITZなどの戦闘は面白いのに、シナリオがほんとうに酷いと思います
緊張感無さ過ぎとかはまぁ良いとしても(良くない?)、展開が強引とか変な展開とか凄く沢山あって、ゲームに没入し難いのですよね
例えばあるキャラクターが死ぬ場面とか、唐突に救援に来て唐突に特攻し唐突に死んだ、意外の感想が持てなかったりします
学校襲撃されたのにまだのんびり運営しとるんかい、みたいな感じとか、そもそも規律(服装には目をつぶる)が自由すぎるとか…
主人公のクラス意外の描写が他1クラスくらいしか無いので、他の学生の動向やら苦悩やら環境の変化やらが一切伝わらないとか…主人公のクラスが落ちこぼれとか言われても比較対象が無いので全然わからないですし
トラウマ克服も凄くとってつけたような展開で、ひどいを通し越して「ああそうですか」としか思えず、言葉が出ないとはこのような事を言うのだろうと思いました
ぶっちゃけ、もう話の内容は別に良いと判断し、戦闘はそこそこ楽しめたし、ギブアップしてゲームを止めてしまったんですが、自分はストーリーでギブアップしたゲームと言うのはかなり久しぶりです(自分は多少のアラは笑って見逃せるタイプですが、こんだけ続くとさすがに看過できませんでした)

3にわずかな希望を持ってやってみたんですが、これがのっけからひどい
主人公が上官に挨拶に行く途中、不審者がぶつかってきて、そいつは文書を落として「チッ」とか言って去っていくのですが、宛名には上官の署名があるので、訪ねるついでに届ける
上官は文書を見られていたらマズイと、主人公を使い捨ての懲罰部隊へと異動させる、と言う…機密ガバガバやんけ(しかもマヌケな不審者のせいなので濡れ衣)
おまけに主人公も「なんで?おかしくない?」と思ってはいるのに、特に問い合わせとか弁解とかせずに黙って従っています
1章からこれでもうキツいです
「せっかくだから俺はこの赤い扉を選ぶぜ」(赤くない)みたいな、笑えるひどさならまだマシですが、ヴァルキュリアのは笑いにもならないと言う

これはライターの問題なんですかねぇ
ホントsnow-wind氏の言葉ではありませんが、そこらには食い詰めた作家がいくらでも転がってるんだから、適当に良さそうなシナリオ書ける人探してくれば良いのになぁ、と思いました、まる
Posted by eis-kristall at 2017年04月27日 13:10
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